「Sony Dealer Convention 2006」ネタ(その3)
「Sony Dealer Convention 2006」
の会場レポ、その3。
【DLNAとロケーションフリーTVの世界】
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<DLNA>
しつこいようだけど、
この前発表された「スゴ録」全機種から
DLNAが省かれた事で、やる気あんのか?
とかなりキレ気味に担当者に噛み付きつつ、
次のブースにテクテク歩いていくと、
何やらでっかい文字で
「DLNAでつながるハイビジョンネットワーク」って書かれた
DLNAをコンセプトにしたブースがあった・・・。
ゲ・・・
噛み付き損じゃん。。
【イメージ図】
どんな感じかっていうと、
┏━ [シアタールーム]
┃ BRAVIA X1000
┃
┃━ [リビング]
┃ BRAVIA V2500
┃ RDZ-D97A
┃
┃━ [書斎]
┃ VAIO typeL19型
┃
┗━ [子供部屋]
NAS-M7HD
といった具合に実際の製品が
それぞれの部屋のLANケーブルで接続してるというイメージで。
例えば、
子供が[リビング]で、RDZ-D97Aに録画した番組を見てるとする。
そうすると、お父さんは[リビング]でテレビが見れないので
[シアタールーム] の部屋に移動。
BRAVIA X1000のリモコンでコントロールして
[リビング]にあるに録画してある別の番組を見る事が出来る。
ひととおり番組を見たお父さんは、
この前、旅行に行った時の写真を見たくなったので、
BRAVIA X1000のリモコンでコントロールして
[書斎]にあるVAIO typeL19型のHDDに保存しておいた
画像をBRAVIAの大画面で堪能。
その後お父さんは、今度は用事を思い出して
[書斎]に移動。
ココでさっき見ていた番組の続きが見たくなったので、
[リビング]にあるRDZ-D97Aにある番組をVAIO typeL19型で見る。
子供も、[リビング]から[子供部屋]に移動。
VAIO typeL19型の中にたまってる音楽を、
NAS-M7HDで再生して楽しむ。
・・・・確かこんな感じの事を実際に再現していたような。。
(文章で書くと余計わかりにくい。)
ここまで既存製品でDLNAに対応している製品はまだまだ少なく、
SONYはいち早くDLNA環境を具現化してるんだと強調していた。
なんでまた、RDZ-D97AとかNAS-M7HDとか
以前に出たモノを使ってまでそんな事を語るのか?
(BRAVIA X1000は、ルームリンクでもよかったんだろうけど。)
・・・って考えてると、
DLNA対応はやりたい事なんだと。
ただ、今回のイベントに間に合わなかっただけじゃないかと。
深読みすれば、
RDZ-D97Aは、ブルーレイディスクレコーダーの代わり?
NAS-M7HDも、新製品待ち?
と勝手に想像してみたり。
(でも、ハズレてたら相当ショックだな。)
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<ロケーションフリーTV>
で、そのヨコにロケーションフリーTVのブースが。。
一番斬新なネタとしては、
ロケフリ新製品発表当初にはなかったのが、
ロケーションフリー液晶モニター「LF-12MT1」
販売予想価格:100.000円前後 11月15日発売予定
【参考画像】
「LF-PK20」と「LF-12MT1」を組み合わせると
そのまんま当初のロケフリ(旧エアボード)。
画面は、タッチパネルを採用した12.1V型液晶モニター。
バッテリー駆動できるのでモニターを持って
どこでも持ち運べる。
見る場所や電波状況にあわせて、
MPEG2とMPEG4を使い分ける事ができる。
(なぜか?MPEG-4 AVCではない。)
ワイヤレスLANを搭載してるので、
外出した先の公衆無線LANやワイヤレスルータとも接続出来て
外から自宅のロケフリベースステーションをコントロールできる。
TVボックス「LF-BOX1」があったら
コレに需要があんのか?
と言う疑問もある。。(高いし。)
当然、聞いてみたら
結局のところ一番需要が多いのは、お風呂でテレビを見たいって事だとか。。
前回のLF-X1でもお風呂ジャケットの装着率が異常に高かったらしく、
なくなってからもその要望は結構あったらしい。
もちろんモニター専用ののお風呂ジャケット「LFA-F2」も発売される。
すでにMacにも対応していて、
その他にも、
PDAでも使えるようにもなった。
PDA関連記事
・NetFront LocationFree Player for Pocket PCの発売について
・ACCESS、ロケフリのPDA向け視聴ソフトを販売開始(AV Watch)
ケータイ向けも考えてるらしく、
予想以上にロケフリワールドは広がってるっぽい。
新ロケフリに関しては、前書いた記事がほとんどだったけど、
担当のヒトと話をしてて
新旧ロケーションフリーTVの互換性について、
自分の勘違いがあったみたいで。。
旧ロケフリベースステーション「LF-PK1」を使う場合、
新しいソフトウェア「LF-PC20」を使えば、
動作レスポンスは向上するとの事。
それと、画面の比率も4:3と16:9もソフトウェア側で変えられるので、
「LF-PK1」を持ってるヒトは、
2000円のソフトウェア「LF-PC20」を買えば
まるでバージョンアップをしたみたいに、その辺が改善されるって事だった。
それと、
すっごい疑問だったのが、
なぜ旧ロケフリベースステーション「LF-PK1」って、
今回新しく出てきたTVボックス「LF-BOX1」に
すんなりとMPEG2に対応出来てるのか?って事。
だって、MPEG2に対応できるって事は
最初からその機能を持ってなきゃできないでしょ。
理由はすっごくわかりやすくって、
ジツは海外ではすでに
「LF-PK1」と専用モニターを組み合わせて販売してたらしくて
それで最初から組み込まれてたって事だった。
だた、国内ではそのまま出したものの
専用モニターを発売する予定が当初はなかったので
ただ使ってなかっただけの話なんだと。。
という事は、
新ロケフリベースステーション「LF-PK20」の進化点は、
MPEG4 AVCと学習リモコン機能と、
設定がより簡単になったという事と思っていいの?と聞くと、
担当のヒト曰く、
「LF-PK20」には新たに、外部アウトを付けたり、
リモコン入力を最初から2つにしたりと、ハードウェア的にも進化させて
以前のロケフリの頃と
同じところまでベースステーションの使い勝手を
引き上げたかったと熱く語ってくれた。
何だかロケフリ担当のヒトと話すると
みんなすっごい熱心に語ってくれて
過去相当くやしい思いをしたんだろーなーとシミジミ感じたり。
がんばれぇ~。
と心から言いたくなった。
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DLNAはこれからハイビジョンコンテンツを自宅の中で
自在に操るにはぜひやってみたい。
そりゃ新しく自宅を作る時には、
部屋中にLANをはりめぐらせなきゃねー。
ロケフリはアナログコンテンツを利用してるけど、
本当にユーザーの心をつかんいて改良されてるし、
使う世界も広がってるし
まさに今みんなの支持を受ける要素をたっぷり持ってる気がした。
まだまだ先かもしれないけど、
DLNAとロケフリのコンセプトがくっついちゃう時が来るんだろーね。
あぁ、
もしかしたら一番楽しかったブースかも。
テキストだらけでダラダラ書いて
読むひといるのか?不安。。
もうちょびっと続く。
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