「Sony Dealer Convention 2006」ネタ(その4)
「Sony Dealer Convention 2006」
の会場レポ、その4。
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<ハイビジョンハンディカム>
ハイビジョンハンディカムで、
ジツは個人的に一番興味があったのは、
HDDタイプの「HDR-SR1」でも8cmDVD「HDR-UX1」でもなくて、
やっぱりDVテープの「HDR-FX7」だった。
HDR-FX1(約1.9kg)から軽くなったとはいえ
本体キャビネットはマグネシウムダイカスト。
手に持った感覚はある程度の重さ(約1.4kg)があってそれが心地いい。
HDR-FX1をつかってて唯一ツライのは
やっぱりあの大きさで、まさに三脚必須・・・
手持ちで撮ると腕が死ぬ。
取りまわしも大変なので気合もいるし、
持っていくと相当な注目を浴びてしまってイイのやら悪いのやら。
HDR-FX7のサイズは、
DCR-VXシリーズとほぼ同等なので、
SD画像からHD画像を大きさの問題で躊躇してたヒトにとっては
買い替えの良いタイミングとも思える。
気になったのは、やっぱり「クリアビッドCMOSセンサー」を
3枚使ったという「3クリアビッドCMOSセンサー」。
3CCDよりも本当にイイのか?って事。
担当者のヒトの話によると、
もちろん「クリアビッドCMOSセンサー」の良さがそのまま反映するので、
黒つぶれや白トビがおきにくくなって綺麗な階調が表現できたり
CCDのような大きいスミアのない映像になる。
明るさも確保されるので、暗い場所の撮影にも強くなる。
その「クリアビッドCMOSセンサー」の良さを生かしたまま、
3CCDと同じように、R・G・Bの3つの色成分にわけてとりこむ事で、
色再現性がよくなるって事らしい。
それと、もう一つの大きな進化点は、
映像処理回路「エンハンスド・イメージング・プロセッサー」。
発表当初は、気づかなかったんだけど、
説明を聞くとこの部分の違いは非常に大きいみたいで、
解像度が飛躍的に向上。
実際に同じ場所をHDR-FX1とHDR-FX7で撮影した比較映像を見ると
それは明らかにわかるほどで、
HDR-FX1では表現しきれていなかったディティールも
HDR-FX7では取り込む事が出来ると。。
その他にも。
「なめらかスロー」は、通常のハイビジョンハンディカムだと3秒間のものが
6秒間にまで記録できるようになっているのも
HDR-FX7ならではのアドバンテージだと教えてもらった。
そういえば、HDR-FX1の時は、
動画の一部を静止画で切り取ったり、
撮影中に静止画撮影って事は一切できなかった事も
HDR-FX7では出来るようになって、
そういったフレキシブルになってるトコを考えると、
クオリティと使いやすさの両方を兼ね備えてるハンディカムなんだなと。
インターネットで見た時より
実物を触ったほうがはるかにイイモノだと実感した。。
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<α、サイバーショット>
サイバーショットには別に感動もないので
ただ見ただけ。
αも既出だったので、というよりは
自分から突っ込みを入れられるほどの知識と経験がないので
ただただ話を聞くのみ。
というか、別会場で行われる
「αセミナー」に参加してみたかったので
そっちに時間をさいてみた。
講師の方は、カメラ雑誌「CAPA」創刊に携わった馬場信幸先生。
1944年生まれという事なのでお年は62歳くらい?
その饒舌な話っぷりがとてもおもしろい。
ソニーのα100とレンズの魅力を
コニカミノルタ時代の話を織り交ぜて、わかりやすく説明してくれた。
といっても、超ハイスピードで話が展開していくので
一眼レフをはじめて2ヶ月の自分には、
ついていくのがせいいっぱい。
あぁ、内容を録画してもう一回聞きたいよ。。
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<その他>
VAIOは、typeRやtypeAをからめて
あくまでもハイビジョン編集や視聴を中心とした展示で、
目新しさはなし。
オーディオ関係は、ピュアオーディオがちょろっとある程度で
ウォークマンはおろか、HDDセットステレオもない。
なんだそら?
間に合ってないのまるわかりだ。。
動画プレーヤーも出す気配のカケラもない。
密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-EX90SL」を作ったナカのヒトと
ちょっぴり話しを出来たのがうれしかったかな。
前々から気に入ってるDJモニター用ヘッドホン「MDR-Z700DJ」って
そろそろモデルチェンジとかしないの?って聞くと
このあたりのスタジオヘッドホンは、
音楽業界では音が変わるのを極端に嫌うらしく、
なかなか変えづらいんだとか。
2~3万円くらいのインナーイヤーレシーバーも出して欲しいなーと言ったら
笑ってごまかされた。。
(どう取ればいいんだ?)
そろそろ記憶が持続しないので・・・
書いてないのは、
なかったかもしくは自分の印象に残らなかったって事だろう。。
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<おわり>
1年ぶりにいろんな知ってるヒトや中のヒトと会って、
恐ろしいくらいHP(ブログ)をチェックされてる事がわかって
何でアンタら見てんだ?とこっちが引き気味・・・
(見られてても毒は吐くよ。)
中にはトンデモなく勘違いしてるヒトもいて
特に弁解する気にもなれなかったり。。
(こういうヒトもいるんだなーって感じ。)
それでも、すっごく尊敬している方が
わざわざ自分のために時間をさいて
話をじっくりさせていただいた事は本当にうれしくって。
そのまわりの方々を含めて
自分の考え方をすごく理解をいただいて、
さらにはいろんな話をしていただいて感謝感謝なワケで。
たった一個人だけども、もうちょっと何か出来るかな?
イイ出張だった。
過去のソニーネタも一目瞭然!【DigitalLinkくんこくHP】