24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」とPS3を接続。(PS3ゲーム編)
24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」のファーストインプレ。
の続き。
24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」と、
PS3をつないでみて
単純にゲーム用、BDやDVD用のディスプレイとして使ってみた。
「VGP-D24WD1」とPS3を接続するのに使ったケーブルは、
・HDMIケーブル:SONY「DLC-HD10」
・HDMI→DVI変換アダプタ:ELECOM「AD-HTD」
PS3のHDMI出力から
HDMIケーブルで接続して
「AD-HTD」でHDMIをDVI-D 24pinオスに変換、
「VGP-D24WD1」の入力と接続する。
注意点としては、
本来HDMIには音声も含まれていても
ディスプレイ側では音声を再生できない。
音声は、別にPS3の光デジタルOUTなどから
アンプやアクティブスピーカーを通して音を出すのが最良。
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<VGP-D24WD1の基本操作>
操作ボタンは、ディスプレイの前面に配置。
右から、
電源ボタン、MENUボタン、↓↑ボタン、
OK/INPUTボタン、ECOボタン。
【画質調整メニュー】
バックライト輝度で画面の明るさ、
コントラストで明暗の差、
ブライトネスで画像の黒レベル、
色温度で画像の白色の度合い、
ガンマで画像の色合い、
シャープネスで輪郭を強調
などの設定ができる。
【画調整メニュー】
ズーム、オート調整、フェーズ、ピッチ
水平位置、垂直位置、RESOLUTION(解像度)
の設定。
INPUT1と2(DVI-D)で調整できるのはズームだけで
それ以外の調整はINPUT3(アナログRGB)のみ。
今回はHDMI接続なので、
ズームをいじる事になる。
ズームは、アスペクト比やオリジナル解像度などの表示を
フル、ノーマル、リアルの3種類から選択。
以下↓画像は、PS3の画像(1920×1080)を
それぞれのモードで出力した場合の
ディスプレイに映し出させた画面の変化。
●フル
信号の種類や解像度にかかわらず
画像を画面いっぱいに表示する。
タテヨコ比が狂う事が多い。
●ノーマル
入力信号そのままのアスペクト比で
画面に入る限り拡大表示する。
場合によって
上下や左右に黒帯が出る。
●リアル
入力信号を入ってきたそのままの解像度で表示。
1920x1200よりも小さい信号の画像は
画面の中央を基準に表示されるので
上下や左右が黒く表示される。
PS3のホーム画面は1920x1080なので
上下にはっきりと60ドットずつの黒帯が出る。
【オプションメニュー】
メニュー位置、自動入力センサー、LANFUAGE(言語選択)、
オールリセット、メニューロック
などを設定。
特に目新しいモノはない。
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<VGP-D24WD1でPS3のゲーム>
1080p(1920x1080)解像度のPS3のゲームソフトウェアのひとつ
「グランツーリスモHDコンセプト」を
映し出してみる。
ズーム設定を「リアル」で表示すると
「VGP-D24WD1」の解像度は1920x1200なので
上下に黒帯が出るものの
ドットバイドットで表示される。
ドットがキチっと埋め込まれてるこのCGの高精細感は
見ていてもとても気持ち良い。
路面のアスファルトとか
脇の草の質感もリアルに表現されてるし
背景の山とか空にも奥行き感がある。
テレビのように
少し離れた場所からなんとなく全体を見てるというよりは
目の前の至近距離にディスプレイがあるので、
隅々までが細かく見て
余計にその質感がよくわかる。
もう一つ、
1080p(1920x1080)解像度のPS3のゲームソフトウェアのひとつ
「鉄拳5 DARK RESURRECTION」を見てみた。
このゲームは、
秒間60フレームで動くから
動きが超滑らかなのも特徴。
顔の表情から服のシワに至るまで
もちろん細かく描かれてるわけだけど
そのクオリティを保ったまま
画面の中で速い動きで技を出す。
客観視してキャラクターの動きを見てみると
非常に滑らかかつ高速で動きつづけていて
画面のチラつきや残像感は
まず気になる事はなかくて
十分にこのゲームを堪能できる。
その他にも
フルHDクオリティのゲームやデモを
このディスプレイで見てみると
それはもう緻密な映像を目の前で確認できる。
それと、
PS3のゲームソフトの中には
映像出力が最大で720p(1280×720)のものが結構多い。
720pのゲームを
設定を「リアル」にしてディスプレイに表示すると
1280x720のドットのままなので、
画面の中央に若干小さく表示される。
これが本来のドット数という事になるので
ドットバイドットの画質でやりたい場合はアリなのかもしれないけど
せっかくの24型が無駄っぽい。
そんな時はズーム設定を「ノーマル」にすると、
ほんの少し上下に黒帯が出るものの
ほぼ画面いっぱいに表示される。
(フルにすると上下に延びて画面いっぱいになる。)
実質、
オリジナル画像を画面に合わせて引き伸ばしたという事になるけれど
画質のクオリティもほとんど失われてないし
高精細な画像は十分に味わえる。
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ただ、
一番最初に気になったのは、
画面を見てると暗い場面の時に
液晶特有の黒い部分の白浮きがすごく目立つ事。
とにかくデフォルトのままだと耐え難いほど気になるので
画質設定の「ブライトネス」を
デフォルト(50)位置から30くらいまで下げると
暗い部分の白浮きがかなりなくなる。
↑訂正です。
どうやら別に原因がありました(^^ゞ
以下をどうぞ。
「VGP-D24WD1」とPS3をHDMIで接続した時の白浮きを修正。
ゲームのようなCGを表示するには
さすがコンピューターディスプレイだけあって
ドットバイドットの
ピシっとした表示は正直とても気持ちイイけれど
それじゃ、ブルーレイやDVDはどうなんだろう?
って事で続く。