史上最軽量482gの「VAIO typeU<ゼロスピンドル>」
VAIO史上最軽量のVAIO typeUが
ひさびさのマイナーチェンジ。
VAIO typeU VGN-UX92NS・UX92S<ゼロスピンドル>
ブルー・ブラック
sonystyle販売価格:189,800 円(税込) ~
VAIO typeU VGN-UX921NS・UX92S<ハードディスクモデル>
シルバー
sonystyle販売価格:149,800 円(税込) ~
Windows Vistaモデルになって
約8ヶ月ぶりのモデルチェンジ。
【CPU】
スペック的には、CPUが変更。
Core Soloだったものから、Core 2 Soloに変更。
ややこしい名前だけど、シングルコア(コアが1個)。
2次キャッシュは2MB、
システムバスは533MHz、TDPは5.5W。
プロセッサナンバーは
U2200(1.20 GHz)とU2100(1.06 GHz)の2ライン。
Celeron Mも
超低電圧版 443(1.20 GHz)から超低電圧版 523(933 MHz)に変更。
アーキテクチャが
Core 2 Soloベースの「Merom」になった事で
周波数を低く抑えながらも、
従来と同様のパフォーマンスを発揮できるのが特徴。
【フラッシュメモリー】
VAIO typeUといえば、
HDDをフラッシュメモリーに置き換えて
回転物を一切なくしてしまったゼロスピンドル。
HDDに比べて、
はるかに高速で動作して約1.1~1.4倍のスピードが出せて
「モバイルPC=遅くてイラつく」という事がまずない。
それに、グリップスタイルのVAIO typeUは、
電車の中で、車の中で、歩きながら
手に持って使う事を前提とされていて
絶えず振動や衝撃にさらされていても
フラッシュメモリーであれば、HDDのように慎重になる事もない。
・超軽い859gのフラッシュメモリー搭載「VAIO typeG」
・typeGフラッシュメモリー VS. typeT 速度比較(動画バージョン)
・VAIOにフラッシュメモリーを載せるかどうか考えよう。
また、ゼロスピンドルモデルに搭載できるフラッシュメモリーが、
32GBに加えて、48GB、64GBと大幅に増量。
去年、初めてVAIO typeUにフラッシュメモリーが搭載された時は
16GBしかなかった。
この時はOSがWindows XPだったり
リカバリ領域を内包せずに、ディスクに逃がしてた事もあって
どうにか成立してたという状態。
それが、
Windows Vistaになると容量バカ食い。
32GBになっても容量不足が否めない状態で
イッコ前のVGN-UX91Sの容量を確認した際も
リカバリ領域でまず7GBくらい消費していて
さらに、OSやらソフトウェアやら出荷時当初のシステムが
14GBくらい消費してしまっていて、
すでに残量が10GB程度しかなかった。
・新旧VAIO typeU<ゼロスピンドル>でWindows Vista動作比較!
そのため
リカバリ領域をディスクに吐き出して、消したり
不要なデータを消したり
余計なデータをなるべく入れないようにと
一工夫必要だったけれど、
今回からは48GBも64GBも選択できるので
そんな心配も無用になる。
(値段の心配は必要・・・)
上記の算出方法で単純計算すると
出荷時の使用可能領域は
48GBで「27GB」
64GBで「43GB」
という事になる。
随分と余力は生まれてくるので
使い方次第でフラッシュメモリーの容量も選べる。
例えば64GBもあれば、
動画をストックして動画プレーヤーとしても使えるし、
デジタル一眼レフカメラとUSBで接続して
画像のデータをストックしたり
typeUの4.5型(1024×600ドット)の高精細な画面で確認といった
フォトビューワー的な使い方もできる。
逆に
モバイル前提のwebブラウジングやメールチェックといった
使い方をするのであれば32GBでも全然余裕。
2007年1月に発売されたVGN-UX91Sだと
229,800円(税込)~だった事を考えると
今回のVGN-UX92Sは、
189,800円(税込)~と
同じ32GBのフラッシュメモリーでも4万円も安くなってる。
48GBとしても214,800円(税込)~
64GBとしても249,800円(税込)~
去年の事を思えば、
64GBにしても、ムチャクチャ安く感じてしまう。
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<VAIO・OWNER・MADE補足>
バッテリーに関しては、
カスタマイズ時点で
標準バッテリー 「VGP-BPS6」と
大容量バッテリー「VGP-BPL6」
から選択できる。
バッテリーのスタミナ性能とと価格差は以下の通り。
ゼロスピンドル HDDモデル
標準バッテリー 約3.5時間 約3時間
大容量バッテリー 約7.5時間 約6.5時間
重量比で100gほど重たくなるかわりに
まるまる1日持ち歩いても心配がないほどの
バッテリーの持続時間を手に入れられる。
それに、
バッテリー単体の価格を比べると
15000円の値段差があるけれど
カスタマイズでの価格差は5000円になるので
長時間持ち歩いて使うなら、最初に大容量バッテリーを選ぶのが得策。
[単体バッテリー価格]
標準バッテリー 「VGP-BPS6」
ソニースタイル価格19,800円(税込)
大容量バッテリー「VGP-BPL6」
ソニースタイル価格34,800円(税込)
・VAIO typeUは、大容量バッテリーで駆動時間を倍にしよー!
・type U バッテリー比較
VAIO typeUのキーボードは、
当初のモデルから改良が加えられていて
本体のベースから、キーが上にほんの少し浮いて
ひとつひとつ確実に押しやすくなっている。
また、
VAIO typeUのキーが小さいという難点も
「英字配列キーボード」を選択すれば
「日本語配列キーボード」よりも
文字列が1列少なくなって、
その分、キー自体が若干大きめになって打ちやすくなる。
・VAIO typeUの英字配列キーボードはマジで打ちやすかった。
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フラッシュメモリー搭載機としては
このVAIO typeUが一番買いやすいモデル。
ゼロスピンドルに無理矢理くっついてきてた「ワンセグ」も
非搭載が選べるようになって、
VAIO typeUの最軽量は482g。
持ち運びできるWindows Vista機としては最良のモバイルモデルといえる。
【VAIO typeU特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeS特集ページ】