本当は、ACアダプターだってモバイルには大切な要素。
帰ってきた「505 EXTREME」を快適化計画。
505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その1)
505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その2)
505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その3)
Bluetoothがなかったら、Bluetoothアダプターを付けてしまえ!
webカメラがなかったら、webカメラを付けてしまえ!
の続き。
モバイルするなら本体の小ささとか軽さが重要だけど
実は一緒に持ってく時のACアダプターが邪魔だったりする。
特に505EXTREMEって、
バッテリーの持ちがあんまり良くないから
ACアダプターは必ず持ってかなきゃいけない。
なのに付属のACアダプター「PCGA-AC16V6」って
結構デカくて重たい。
それに比べて、
VAIO typeT(TZシリーズ)って、軽量バッテリーでさえ
最長6時間くらい持つし
16Vっていう同じ電圧のACアダプター「VGP-AC16V11」が、
かなり小さくて軽くて
これがまた魅力。
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実際、VAIO typeT(TZシリーズ)よりも505EXTREMEのほうが
軽いのに、
ACアダプターを含めた総重量を比べるとあんまり変わらなくなる。
VAIO typeT(TZシリーズ)を
ゼロスピンドルにカスタマイズした最軽量タイプの重さは、約970g。
それに、ACアダプターが約170gで
ウォールマウントプラグアダプターが約26g。
合計すると約1166g。
505EXTREMEをSSDでゼロスピン化させた本体の重さは、約777g。
Bluetoothアダプタ「PTM-UBT3S」が約5.5g、
2.4GHzワイヤレスLAN PCカード「PCWA-C300S」が約40g、
ACアダプターが約290g。
合計すると約1112.5g。
ACアダプターだけで100g近くも重さが違うし
まとめてカバンに入れる時でも
「VGP-AC16V11」のほうが
はるかにコンパクトで場所をとらない。
そうすると・・・
505EXTREMEに「VGP-AC16V11」を
使ってみたくなるんだけど。
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ACアダプタのコネクタ形状は同じ丸型。
そして中身のスペックとかを見てみると・・・
出力電圧は、16Vと同じ。
だけど、出力電流が、
「PCGA-AC16V6」は4A、
「VGP-AC16V11」は2.8A
と違う。
という事は
サポートできる電力は、掛け算して
「PCGA-AC16V6」は64W、
「VGP-AC16V11」は44.8W
という事になる。
VAIO本体の消費電力をカタログ値でみると
バッテリー充電を含まないアイドル状態で
505EXTREMEが24W、
VAIO typeT(TZシリーズ)が12W
となっていて
一見、505EXTREMEに「VGP-AC16V11」を使っても大丈夫そうに見えるけど、
CPUを最大パフォーマンスで動作させたり
いろんな機器を接続したりすると、どんどん電力が上がって
適合外のアダプターの場合は
不安定になったり電源が落ちてしまう場合もあるらしい。
そうすると
505EXTREMEに、ただ単純に
コネクタ形状が一緒だからとか
電圧が同じだからという理由で
「VGP-AC16V11」を使用できないし、
自己責任で使うにしても安全性に問題があるって結論になる。
(当然メーカーサポート対象外。)
残念。。
さらに調べてみたら、
唯一利用できる別のACアダプターは、
スティックタイプの「VGP-AC16V10」だった。
うーん、これだとコンパクト化できてなくて
何か負けた気がする。。
「VGP-AC16V11」の軽さとコンパクトさは魅力だから
こいつの適合幅の広いタイプを出してくれたらいいのに。
と思うより
おそらくVAIO typeT(TZシリーズ)を使ったほうが手っ取り早いんだろうな・・・