505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その3)
505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その1)
505 EXTREMEのHDDをSSDへ換装する!(その2)
の続き。
SSDがのっかったので
リカバリー作業して使える状態にする。
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<リカバリー作業>
505EXTREMEは、これだけ薄いボディだけあって
さすがに光学系のドライブが内蔵されてない。
リカバリー作業には光学ドライブが必要なので
IODATAの外付けドライブをUSBで接続してみた。
早速、リカバリーディスクを入れて
電源を投入ー。
あら?
普通ならVAIOロゴが出て機動途中から、
ディスクを読み込み始めてリカバリー画面に移行するはずなのに
エラーメッセージが出て先に進めない・・・
どうやら外付けドライブを認識してくれないみたいだ。
そうだ!思い出した!
一昔のVAIOって、
純正のドライブでしか、
リカバリーディスクが立ち上がらないんだった・・・
改めて取扱い説明書を見てみたら、
リカバリーに対応したドライブは、
・DVD-ROMドライブ「PCGA-DVD1シリーズ」
・CD-RW/DVD-ROMドライブ「PCGA-CRWDシリーズ」
・DVD-RWドライブ「PCGA-DVRW1」
・DVD±RWドライブ「PCGA-DDRW1」
と書いてあった。
たぶん、
現行のVAIO純正ドライブだとVGP-DDRW4あたりが
対応してるぽっぽい。
だけど実際に試したわけじゃないので定かじゃない。
今さらそんなドライブ持ってねーよ!
と思ったけど
自分の持ち物をゴソゴソと探してみたら、
ものすごく古いVAIO純正CD-ROMドライブの「PCGA-CD51」ってが出てきた。
PCカードで接続で、電源不要なタイプで
確か、VAIO 505とかSR用で使ってた記憶が。。
コレならもしかしたらイケるかも?と思って
再度、リカバリーディスクを投入してチャレンジしてみたら
見事にCDからブートできて
リカバリー画面に入れた。
505EXTREMEのリカバリーディスクがCD-ROMの4枚組みだったので
「PCGA-CD51」でも良かったけど
これがDVD-ROMで出来てたらアウトだった。
リカバリのメニューは、
1.「Cドライブのリカバリ」
2.「パーティーションサイズを変更してリカバリ」
3.「出荷時状態へリカバリ」
の3つ。
今回は、20GBから32GBへと容量が増量した事もあって、
パーティーションサイズは、
Cドライブを初期状態の10GBから
15GBへと増やしておいた。
手順を進めていくと
システムリカバリーを開始。
それから、Windows XPの初期設定を済ませて
さらにアプリケーションリカバリーをしたら元通り。
後は、
Windowsのアップデートやら
VAIOアップデートをして現状使える状態に近づけていけば
ひとまず終了。
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<本当に快適になったかな?>
ようやく使える状態になったので
早速いじり中ー。
セットアップ途中でも思ったけど
触ったレスポンスはなかなか良くて
充分使い物になりそう。
ひとまず目に見える形で
ベンチマークを計ってみた。
【CrystalMark 2004R2】
5回計測して、5回ともにブレが非常に少なかったので
平均値だったものを画像として表記。
モバイル系VAIOの、それも今から4年も前のモデルなので
軒並みスペックは低め。
メモリーにいたっては512MBしかないし
グラフィックも
ベンチ結果でもわかるとおりの低評価。
それでも
HDDベンチ評価は飛びぬけて高くて
7000を超える数値は、
明らかにSSDの恩恵がうかがえる。
このHDD評価を以前のモバイルVAIOで見ると
1.8インチHDD(4200prm)を搭載した
VAIO typeT(VGN-TX90S)で2000~3000、
VAIO typeT(VGN-TX93S)でも
3000~4000くらいしか出てなかった。
【FDBENCH】
今度は、SSDだけの読み書き速度をベンチマークテスト。
5回計測して平均値は以下のとおり。
Read&Wreite:31713
Read :52792
Wreite :16604
Random Read :46233
Random Wreite:11224
リード(読み込み速度)は当然ながら、
特にランダムリードが速さが顕著!
ハードディスクの場合、大きなデータの読み込みはかなり速いものの
バラバラになったデータを読み出すのは得意ではないので
そういった意味ではフラッシュメモリーの恩恵が大きい。
ただし、ライト(書き込み速度)になると
突如として低く
1.8インチHDDとあんまり変わらないくらいの速度しか出てない。
これは、そのまま
SAMSUNG製の「MCBOE32G8APR-0XA」の能力を現してるみたいで、
たぶんこれからまた、
リードとライトがさらに高速化されたフラッシュメモリーも出てくるらしい。
(実際、既に64GBは速くなってると言われてるし。)
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<505EXTREME<ゼロスピンドル>の完成形!?>
Windowsの体感速度は、
何かをする時のデータの読み込みに影響する事が大きくて
実際に触ってるとこの快適さを身をもって味わえる。
それに、
唯一の回転物だった1.8インチHDDがなくなって
505EXTREME<ゼロスピンドル>に出来た!
あのHDDのカリカリという音もなくなって
もの凄く静かなマシンになったし、
途中で、液晶画面をパタンと閉じて
SSDにアクセスして休止状態に移行中でも気にせずに本体を動かせるし、
ガタガタ揺れてても気にしなくていいし、
この薄くて軽い505EXTREMEのボディは見た目にも最高だよ!!
と、
べた褒めしてみたものの。。
タッチパッドに慣れてしまって
実はIBM風なスティック式ポインティングデバイスが実は苦手だったり、
インターネットをするのに
LANアダプターとかワイヤレスLANカードを挿さなきゃいけなかったり、
メモステDuoが挿さらなくて右往左往したり
USBが2個しかなくて愕然としたり
webカメラがなくてskypeできねー!とか
すっかりVAIO typeT(TZシリーズ)の便利さが体に染み付いててかなり苦戦中。。
これは、本当に使い物になるようにするには
もうちょっと考えなきゃいけないみたいだ。
4件のコメント
完成おめでとうございます!
最後でリカバリーディスクが純正のドライブでしか立ち上がらないとは…
なかなか手強い相手でしたね。。
>みちのくパンダさん
ありがとうございますm(__)m
結構難関が多くてちょっぴり疲れましたー。。
でも、
まだまだ快適さには程遠いので
これからも何かしらやってみようと思いますw
今回のレポート、大変わくわくしながら読ませていただきました。
おなじゼロスピでも、T、G、U、にない薄さは最強の魅力。
これで来年の夏には扇げるノートPCとして大活躍間違い無しですね。
>どんさん
ありがとうございますm(__)m
見た目の魅力は最強ですねーw
ただ、さすがに利便性は乏しくて
ちょっくらいろいろと手を加えていこうとおもいますw