FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」の受注増により、納期目安を”6カ月以上”に変更に。今後の需要によってはさらに延びる可能性もあるので早めのオーダーをオススメ。

α Eマウント専用のフルサイズ対応レンズ FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」の先行予約販売を7月3日から開始し、最短の出荷開始は9月上旬。

当初の予定として、「SEL400F28GM」は受注生産で2ヶ月強の生産納期とされていたものの、予約から当初の予定を上回るオーダーが入っているため、需要に生産がおいつかない状況となっている状況に。

その結果として、現時点からは「SEL400F28GM」の”納期目安は6カ月以上”に変更に。

最近のα Eマウントフルサイズ機の爆発的な広がりと、もはや需要と供給のバランスが崩れつつあるEマウントレンズの推移から考えても、「SEL400F28GM」はいくら高価とはいえそこに確実に需要が存在するため、さらなる納期の延長もありうる。

将来的に必要であれば、できる限り早めのオーダーをすることをお勧め。

・世界最軽量の機動力を実現した大口径超望遠レンズGマスター（TM）『FE 400mm F2.8 GM OSS』発売 | プレスリリース | ソニー

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●FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」

FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」
希望小売価格1,600,000円＋税
ソニーストア販売価格：1,460,000円+税
●受注生産（納期目安約6ヶ月）

焦点距離イメージ（mm）：400 / 600mm（APS-Cサイズ時） 
最短撮影距離：2.7 m
最大撮影倍率：0.16倍 
フィルター径　：40.5 mm スロットイン式
サイズ　　　：　158.1 x 359 mm
重量　　　　：　約2895g

Eマウントボディの性能をフルに活かせる高速・高精度AF、GMasterレンズならではの高解像度と美しいぼけの両立。

そして、なんといってもヨンニッパで世界最軽量という高い機動性と軽快な取り回しというのは撮影時の大きなアドバンテージになる。

過酷な環境での使用でも耐えられる耐久性と堅牢性、フルタイムDMFといったプロの撮影を強烈にサポートする機能をそなえている。

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●AFスピードの進化がとまらないボディに対応するために全てが新しい高速・高精度AF機構

過去を置き去りにするほどに進化し続けているα Eマウントボディのスピード性能の先もみすえて、レンズのフォーカス駆動部を、従来のリニアモーターの構造を刷新。

一つは、大幅な高推力化を実現した新開発のXD（extreme dynamic）リニアモーター。

そしてもう一つは、制御信号に対する応答性を高めて、駆動遅延や微振動を最小限におさえて静粛で低振動なAF駆動も同時に実現する新しい制御アルゴリズム。

XD（extreme dynamic）リニアモーターを2つ搭載して、LA-EA3＋SAL300F28G2と比べて最大で約5倍の動態追従性を発揮。

プロが求める高速・高精度かつ静粛な高性能AFを実現して、動きの速いスポーツや俊敏な野生動物などの一瞬の動きを超望遠で捉え続ける。

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●蛍石レンズをαレンズとして初採用、GMasterの名を冠する高解像度と美しいぼけの両立。

レンズ構成
[1] 蛍石レンズ [2] EDガラス

GMasterレンズならではの高解像度と美しいぼけ味の両立。

蛍石レンズ3枚をはじめとするエレメントを効果的に配置することで、大口径望遠レンズで発生しがちな軸上色収差や画面周辺の改造低下につながる倍率色収差を徹底的に補正。

極めて高い解像性能を達成する。

蛍石レンズは、αレンズとしては初の採用。

赤外領域から紫外領域にわたって高い透過率をもち、また特殊な異常部分分散性をもった結晶素材。

焦点距離が長くなるほど影響が大きくなる色収差の補正に大きな効果を発揮、光学ガラスに比べて比重が小さく、レンズの軽量化にも貢献する。

MTF曲線をみるとわかるように、びったりと上に張り付いて、中央部分から周辺に至るまでに極めて高いコントラスト性を発揮している。

球面収差を良好に補正する新規光学設計に加え、製造工程でも1本1本の球面収差調整を行うことで、とろけるようなぼけ味を追求。

新設計の11枚羽根円形絞りを採用して、美しい円形ボケも実現する。

また、ソニー独自のナノARコーディングの採用や、鏡筒内面に植毛をほどこすなどして内面の反射率を大きく低減する設計により、抜けの良いクリアな描写や高い対逆光性能をそなえる。

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1.4x テレコンバーター「SEL14TC」や2.0x テレコンバーター「SEL20TC」にも対応。

FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」に1.4x Teleconverter 『SEL14TC』を装着することで1.4倍の焦点距離 560 / 840mm（APS-Cサイズ時） F4.0、『SEL20TC』を装着することで2倍の800 / 1200mm（APS-Cサイズ時） F5.6 の望遠域で撮影ができる。

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●撮影シーンを最大限に活かせる、ヨンニッパ（400mm F2.8）世界最軽量。

ヨンニッパ（400mm F2.8）としては世界で最軽量となる2,895g。

ソニー　FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」 2,895g
キャノン 400mm f/2.8 IS II USM　3,850g （+955g）
ニコン　 400mm f/2.8 FL ED VR　3,800g（+905g）

これにさらにボディ装着時で考えると総重量では圧倒的に軽量になる。

ソニー　α9 ＋　FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」  3,568g
　　　　エクステンショングリップ装着時でも　3,923g
キャノン 1DX II + 400mm f/2.8 IS II USM　5,380g （+1,812g）
ニコン　 D5 + 400mm f/2.8 FL ED VR　5,205g（+1,607g）

レンズだけで、キャノン・ニコンとくらべて約1kgという圧倒的軽量化。

ボディの重量を加味すると、その差はさらに広がる。

このレンズ内構造の画像は、500mm F4 G SSM「SAL500F200G」。

大玉のレンズが前よりにあるため、レンズを振り回したさいにかなりの慣性が働くため制御しにくい。

それを踏まえてFE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」を見てみると、17群23枚(フィルター1枚含む)レンズ群はほぼ中央に集まっているのがわかる。

この鏡筒前方の軽量化することで、カメラ本体と組み合わせたときの絶妙な重量バランスから、被写体をおいかけるときの回転運動に対する抵抗の大きさを表す慣性モーメントは、「SAL500F200G」と比較すると最大約50％も低減されることになる。

一脚撮影時から手持ち撮影といった現場の撮影シーンでも、俊敏で正確なパンニング（横方向の旋回）ができるというのも非常に重要な性能。

ヨンニッパ（400mm F2.8）という条件を並べた場合のこのアドバンテージは強烈で、撮影時の負荷たるや相当なものなので、実撮影に大きく影響してくる。

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●過酷な環境に耐える設計と、圧倒的カスタマイズ。

防塵・防滴に配慮した設計で、屋外での過酷な撮影環境での使用にも耐える信頼性を実現。

レンズ最前面にフッ素コーティングを施すことで、汚れが付着するのを防止。

過酷な環境下の使用に耐えられる軽量かつ堅牢性の高いマグネシウム合金製部品を鏡筒に使用。

マウント固定用のねじ本数も7本と増えてマウント部の合成を耐久性を高めている。

とてもイカツイ、トランクタイプのハードケースも付属。

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フルタイムDMFスイッチを搭載して、AF-Cモード時でもフォーカスリングを回転させるだけでマニュアルフォーカス操作が可能になる。

光学式手ブレ補正機構を内蔵。

フォーカスレンジリミッター【3】は、FULL、7m-2.7m、∞-7mの3つの範囲を選べる。

MODEボタン【7】には、流し撮りに対応したMODE2に加えて、スポーツなど動きが不規則で激しい動体撮影時に安定したフレーミングを可能にする手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3を新に搭載する。

あらかじめSETボタン【5】でピント位置を記憶させておいて、モード切替スイッチ【4】をPRESETに設定すると、ファンクションリングを回して記憶させたピント位置に瞬時に移動できるプリセットフォーカス。

モード切替スイッチ【4】をFUNCTIONにあわせると、カメラ側の設定から「パワーフォーカス」や「APS-C/フルサイズ切替」の機能を割り当てることもできる。

BEEPスイッチ【8】は、プリセットフォーカスのプリセット位置を記憶したときに音のオンオフ。

フォーカスホールドボタンは、レンズ鏡胴部に4箇所配置。

カメラ設定からカスタマイズできて、瞳AFといった機能を割り当てることができる。

マニュアルフォーカス時のリング操作には、回転角度に対してリニアなフォーカス移動が可能な、応答性の高いリニア・レスポンスMFを採用。

撮影者の意図をダイレクトに反映して、かつ精密なピントあわせができる。

NDフィルターなど市販のφ40.5mmフィルターや、別売の差し込みタイプの円偏光フィルター（VF-DCPL1）を装着できるスロットを装備。

円偏光フィルター（VF-DCPL1）は、レンズに装着したままでもフィルターの回転もできる。

また、三脚座には3/8インチねじ穴と1/4インチねじ穴が２つ。

ベアリングを用いることで高い耐久性とスムーズな回転ができ、使用状況や好みに合わせて、三脚座リングの90度ごとのクリックストップをON/OFFできる三脚座リングクリック切り替えスイッチを搭載する。

・Sony | Photo Gallery | SEL400F28GM

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●FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」の先行予約開始は7月3日（火）10時から。受注生産。

ソニーストアでの先行展示は、ソニーショールーム / ソニーストア 銀座で7月20日（金）から29日(日）の期間で展示。

他、ソニーストア直営店（札幌・名古屋・大阪・福岡天神）でも期間を限定して展示予定ではあるものの、現時点では未定で決まり次第案内予定。

・ソニーショールーム/ソニーストア先行体験・展示一覧

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