[ Engadget Japanese 掲載] α7R IVでTGSのコンパニオンを激写、6100万画素は現地で感じた感動を自宅に持ち帰る
・α7R IVでTGSのコンパニオンを激写、6100万画素は現地で感じた感動を自宅に持ち帰る(くんこく)
「TOKYO GAME SHOW(東京ゲームショウ) 2019」の会場で、フルサイズミラーレスカメラα7RIVを初めて使って撮影してきた様子をEngadgetさんに掲載いただきました。
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●[ Engadget Japanese 掲載]α7R IVでTGSのコンパニオンを激写、6100万画素は現地で感じた感動を自宅に持ち帰る
TGSに持ち込んだ撮影機材は、カメラ本体「α7RIV」+にレンズはFE 24-70mm F2.8 GM「SEL2470GM」
合わせて1,551gで、実際には外付けフラッシュ「HVL-F60RM」も装着しているのでそれなりの重量。
けれど、いわゆる従来のデジタル一眼レフカメラと比べればまだまだコンパクトなシステム。
先に言っておくと、もはやソニーのカメラお家芸となった[瞳AF]により、シャッターを半押すると瞬時に瞳にフォーカスして撮影できるので、限られた時間でコンパニオンさんを撮影するには絶大な威力を発揮。
6100万画素と超高画素になったとはいえ、連写性能は「α7RIII」に引けを取らず、動作レスポンスも軽快。
グリップ形状は小指含めてしっかりと握れるおかげでヘビー級レンズでもちゃんと保持できるし、ハード系ボタンの操作性も確実に操作できる、メモリーカードスロットや端子カバーも改良されていて、現状としては最良のαカメラだと言える。
がしかし、いつの時も一番のボトルネックとなるのは自分自身だったりする。
これはCAPCOMブースに鎮座していたモンスターハンターワールド:アイスボーンに登場する「冰龍イヴェルカーナ」のオブジェ。
TGS内にはいくつかオブジェがあったけれど、見事なクオリティのものが多くて、これもまた凄かった。
「α7RIV」で撮影した場合、1枚の撮影データは、9504×6336という解像度にJPEGデータで37.2MBとかなりの大きいファイルになる。
RAWデータにいたると117MBにもなって、RAW+JPEGで同時記録すると合計で154MB。
なかなかに凄まじいデータ量で、これをいつものように連写すると、128GBのSDカードですらみるみるうちに溶けていった。
というか、持ち帰って保存するHDDもいつまで持つのかと心配になる。
さすがに元の撮影データのままアップするわけにはいかないのでリサイズしているものの、元の画像から一部を切り取りしたものも掲載。
多少拡大しても元の情報量の多さから解像感はそのまま。
最初は6100万画素は必要なの?という疑問もあったけれど、実際にこのクオリティが手に入ると今までのカメラで物足りなくなる。
特に人気イベントでの撮影は、人混みでなかなか良いポジションが取れなかったり前に出られない場合が多々あるけれど、近寄れなかったとしても捉えた画像の一部をクローズアップしてその質感が手に入るのは感動に値する。
コンパニオンさんも撮影してみたところで、高解像度がゆえの問題点が浮上。
そのひとつとして、高精細さゆえにほんのささいなブレがシビアに撮影した画像に影響を及ぼしてしまうこと。
”いつものように撮ればいいや”と気を許してしまうと、撮影データを持ち帰ってPCディスプレイの大画面でチェックしたときにシマッタ!なんて後悔につながる可能性大。
PCディスプレイで拡大した画像を見ると、全体像をみるぶんにはバッチリ撮れていると思っていても、拡大して本来の質感をチェックすると微細なブレを発見。
すっかり手ブレ補正があるからとカメラ性能に頼りすぎて、己の技量不足が露呈。
なぜシャッタースピードをもう一段速くしておかなかったのか、なぜしっかりと腰を落として脇をしめて微動だにせずシャッターをきれなかったのか。
誰のせいでもなく自分のせい。
現地でカメラの背面液晶ディスプレイでチェックして大丈夫でも、後になってわかる罠。
さらに言えば、被写界深度の浅さも顕著にわかるため、明るさを確保するために開放で撮っているとピント面の前後のほんの少しのズレで、本来欲しかった部分が解像していないなんてこともある。
逆に言えば、カメラの基本当たり前にそういったことを意識して丁寧に撮影すればなんともみずみずしい透明感のあるリアルな写真を撮ることができる。
それからもう一つの注意点としては、6100万画素の威力がすごすぎるということ。
ジャスピンで撮ると、まつげについたマスカラ、アイシャドウのグラデーションはおろか、お肌の状態まで容赦なく映る。
人物の顔を間近で見るというよりも虫眼鏡でみているに等しく、それを素のままでアップするということはカメラ紳士としては控えないといけない。
画像編集ソフト「Adobe Lightroom」などで、極端になりすぎない程度に「テクスチャ」や「明瞭度」を調整して現像するなど配慮したほうがオススメ。
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●α7RIVで撮影したTGS2019をいろどるコンパニオンさんコスプレイヤーさんたちの画像
やり直しを要求する!と言いたいところだけれど、「α7RIV」の初陣撮影は自分の課題も見えたところで、せっかく撮影したので以下に画像を数点おいておこう。
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●有効6100万画素の超高解像度と高画質を持つα7R IV
『α7RIV』 ボディ ILCE-7RM4
ソニーストア販売価格:399,000円+税
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・デジタル一眼カメラ α7RIV レビュー(その1)α7IIIシリーズからどこが改善されたのか外観をチェック。触ると実感するカメラの道具としての良好な操作フィーリング。
・有効約6100万画素の高画質なのに最高約10コマ/秒高速連写と高速/高精度AFを備える、第4世代のフルサイズ一眼カメラ「α7R IV ( ILCE-7RM4 )」登場。APS-Cで有効2620万画素と約3倍の連続撮影が持続。
・デジタル一眼カメラ α7RIV が欲しい!けれどの月々の支払いを少しでも抑えたい。「分割払い」と「残価設定クレジット」どちらかを利用した場合のシミュレーションをしてみた。
●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額
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●FE 24-70mm F2.8 GM「SEL2470GM」
ズームレンズ(FE 24-70mm F2.8 GM) 「SEL2470GM」
希望小売価格278,000円+税
ソニーストア販売価格:252,500円(税別)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・24mmから70mmまで変化できる焦点距離で、どれだけの絵が撮れるか楽しみなレンズ「SEL2470GM」
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●電波式ワイヤレス通信対応 外付けフラッシュ「HVL-F60RM」
電波式ワイヤレス通信対応 外付けフラッシュ「HVL-F60RM」
メーカー希望小売価格:68,300円(税別)
ソニーストア販売価格:40,380円(税別)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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●はじめてソニーストアを利用するときも先にMy Sony ID登録しよう
まだ一度もソニーストアを利用したことがないという場合でも、My Sony IDを新規登録すると、すぐに利用できるソニーストア割引クーポン(10%OFF)をもらうこともできる。
その後、お買い物条件に応じて年に2回オイシイクーポンがもらえるので、ぜひ利用しよう。
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<α7RIVをソニーストアで触ってきたレビューの動画(1時間31分~)>
2019年9月7日(土)ライブ配信の録画。
・「IFA2019でXperia 5やウォークマン発表、α7RIVレビュー、α6600とレンズをソニーストアで触ってきた感想 etc」”ソニーが基本的に好き。Live”(2019年9月7日配信)
<α7RIVをソニーストアで触ってきたレビューの動画(21分~)>
2019年7月20日(土)ライブ配信の録画。
・「α7R IV をソニーストアで触ってきたレビュー、VAIO SX12&勝色モデルお披露目 etc」”ソニーが基本的に好き。Live”(2019年7月20日配信)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~20:00
<ASCII.jp x デジタルXperia執筆>
・ASCII毎週連載:Xperia周辺機器
・ASCII隔週連載:Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く
<Xperia 1 執筆>
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・「Xperia 1」を手に入れたら、真っ先に保護フィルムを貼っておこう。