「VAIO Xシリーズ」の内蔵GPSを利用する。(途中経過)
・CPU、SSDの異なる「VAIO Xシリーズ」のパフォーマンスをチェックしてみる。
・「VAIO Xシリーズ」と「VAIO 505EXTREME」を懐かしがって比べてみる。
・「VAIO Xシリーズ」と現役モバイルVAIO3機種を比べてみる。
・「VAIO Xシリーズ」のワイヤレスWANを活用してどこでもwebモバイル。
の続き。
「VAIO Xシリーズ」には
カスタマイズで「WiMAX」を非搭載にすれば
「ワイヤレスWAN&GPS」がデフォルトで搭載される
といのは前回でも話したとおりで、
“ワイヤレスWAN”が使えるだけでなくて
“GPS”も搭載されるので、
この“GPS”を利用すると地図アプリで自分の位置が特定できるという
便利なところがあるので使ってみようと。
これって
Pシリーズに「ワイヤレスWAN&GPS」を搭載しても出来る技で
以前にもやった事があるから楽勝と思ってやったら
何やらそうでもなかった。
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【内蔵GPSを利用するための初期設定】
ワイヤレスWANの設定時と同様に
GPSを利用するには
常駐アプリにある「VAIO Smart Network」を起動して、
「GPSN」のスイッチをONにしてやる。
すると、
最初の一度だけ、そのモジュールの存在をOSが見つけて
ドライバーのインストールを始める。
で、
無事にインストールされるとその旨のメッセージが
画面上に表示される。
そう、これを見ると
「Qualcomm Gobi 2000 HS-USB」という一つのモジュールに
ワイヤレスWANとGPSが一緒になってるのがわかる。
だからカスタマズでは、
ワイヤレスWANを搭載するとGPSもオマケで付いて来る。
ただ、
Pシリーズで確認した時は
「Globe Trotter MO40x」というモジュールだったので
パーツが違うなとは思いつつ。
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【アプリにGPSを紐付けする。】
GPSを使うのに一番わかりやすいのが
VAIOにそのままプリインストールされてる
地図アプリの「プロアトラスSV5 for VAIO」を使う方法。
地図はサンプル程度なので詳細データはないので
ひとまず使ってみて気に入ったら実アプリを購入すれば良いという程度のもの。
アプリを起動すると
地図は見られるものの自分の位置はそのままでは表示されないので
GPSの設定をしてやる。
まずは、
GPSがどのポートに登録されているかを知る必要があるので
コントロールパネルから「デバイスマネージャー」を開いて
COMポートの何番にGPSのモジュールが登録されているかを確認する。
ここでは、
「Qualcomm Gobi 2000 HS-USB NMEA 9225」が
COM7となっているのがわかる。
そして、
プロアトラスSV5の[ツール]から[設定]を呼び出して
共通設定の[ポート]を、
さっき確認した「COMポート番号」にあわせる。
また、
ナビゲーションの
受信機の測地系は「WGS84相当」
I/Oフォーマットは「NMEA」
ボーレートは「4800」
測位モードは「常に中心に表示」
としておけばOK。
この準備は
GPS信号をひろったデータを反映するポートの道を
アプリにつなげるための設定で
この設定を済ませて
天空の見える場所にXシリーズを持ち出せば
地図上にGPSからの位置情報を表示してくれるはず。
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それと、
Internet Explorerのツールバーにある
「VAIO Location Search」を利用する場合に
GPSを利用したい場合にも初期設定が必要。
すべてのプログラムから
[VAIOの設定]を呼び出して「VAIO の設定」の左にある
[位置情報・GPS]から
[VAIO Location Search の設定]を選択。
するとメイン画面が表示されるので
「全般」タブにある
GPSのポート設定から[詳細設定]をクリックする。
「VAIO Location Search の詳細設定」という画面が開いたら
GPSのポートの設定にある
ポート番号を
先ほどと同じようにデバイスマネージャーで確認した
COMポートを割り当てて適用。
これで準備は完了。
そうすると
Internet Explorerを開いているときに、
ツールバーにある「VAIO Location Search」の
プルダウンにある『ペタマップ』、『GoogleMaps』、『Yahoo!地図』の
好みの地図アプリに連動させて
自分の位置を表示したり
自分の居る場所から周りにある情報を表示したりといった
まさに地図と連動した最新の情報が見られる。
「VAIO Location Search」は、
GPSからの位置情報だけでなくて、
“PlaceEngine”というワイヤレス電波から割り出す位置情報でも
自分の位置をおおよそ特定できるという
ハイブリッド方式なところがミソ。
以前は、
「VAIO Location Search」って
『ペタマップ』しか対応してなかったのに
『GoogleMaps』や『Yahoo!地図』にも新たに対応したから
これは相当に使い勝手が増してくるに違いない。
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と、
設定はこれでOKのはずなんだけど、
実はちょっぴり苦戦していて、
設定はこれであってるはずなのに
「プロアトラスSV5」GPSの位置情報をうまく表示してくれないというか
空の見えている場所でしばらくXシリーズを置いておいても
なかなかGPSを拾ってくれない。。
今まで、外付けのGPSでもPシリーズでも同じように設定してきて
確かに最初は10分以上放置しておかないと取得してくれない事はあったけど
今回はなぜか
「信号がありません」と出てしまうか
もしくはたまに拾ってくれてるのだけどGPSの最大数に対して
受信数がすぐ0になったりする事が多くて。
という若干のトラブルをかかえ中なので
この件に関しては調べ中ー。
2件のコメント
記事を参考に私も、設定していたら、私のX様は、
「Qualcomm Gobi 2000 HS-USB NMEA 9225」が、COM6
になっています。
VAIOの設定も、COM6になってました。
プロアトラスSV5の設定をしようとしたら、COM3,5,7
しか表示されません。
何気にVAIO Vitaul COM Port:COM3の説明を見たら、ピンポーン
プロアトラスSV5の設定をCOM3にしたら、ナビゲーションしましたよ。
>マッキーさん
お知らせありがとうございますm(__)m
「Qualcomm Gobi 2000 HS-USB NMEA 9225」のCOMポートはそれぞれに違うみたいですねw
別のXを調べた時は同じくCOM6になってました。
で、問題のナビゲーションですが、
いまだにうまくいってないので悪戦苦闘中です(汗
えっと、VAIO Vitaul COM Port:COM3は
ワイヤレスLANの取得情報じゃなかったでしたっけ?
あれ?
だんだん深みにハマって来ました(滝汗
また進展があったら私も掲載してみますね(^^ゞ