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新Atomになってちょっと早くなって、省電力になった「VAIO Wシリーズ」

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ネットブックのVAIO Wシリーズiconも密かに
Atom CPUが新プラットフォーム「Pine Trail」に変更。

VAIO Wシリーズicon
「VPCW21AAJ・VPCW21AKJ」icon
ソニースタイル販売価格:49,800円(税込)~

VAIO Wシリーズicon
「VPCW21AAJ・VPCW21AKJ」icon
ソニースタイル販売価格:59,800円(税込)~
Windows7 Professional 32ビット正規版
(WindowsXP Professional ダウングレード代行インストールサービス)

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<新アーキテクチャー「Pine Trail」を採用>


Atom CPUは新プラットフォームとなる「Pine Trail」に。

以前と何が変わったかというと、
メモリ・コントローラーとグラフィックス・チップを
Atom CPUと統合することで、
従来の3チップ構成から2チップ構成にまとまった事で
低消費電力化と低発熱化という恩恵と
メモリーアクセスやグラフィックス性能が向上するとされている。


と言うことで、
WシリーズのCPUは、
Intel GMA 3150を統合したAtom N450(1.66GHz)を採用。


さすがにネットブックなので非常に低価格路線で、
OSは、Windos7 Starter
メモリーが1GBという組み合わせで
49,800円(税込)~
OSをWindows 7 Home Premium(32bit)
メモリーを2GBに引き上げて
56,800円(税込)~
という組み合わせでカスタマイズができる。

また、
Windows 7 Professional (32bit)と
WindowsXP Professionalダウングレード代行インストールサービスを
利用して66,800円(税込)~
という選択肢もある。

ストレージでは、
高速なSSD約64GBを選べる他、
大容量のHDD約320GBも追加された。


また、今回から
docomo「FOMA HIGH-SPEED」を利用できるワイヤレスWANを
搭載させる事は可能になっていて、
外出先でインターネットに接続ができる仕様になった。

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<環境にやさしい再生材の活用>


Wシリーズは、環境にも配慮。

本体部品の約80%、
例えば液晶天板やパームレスト、ボトムカバーといった部分に
PC・ABS樹脂、再生材含有率20%の再生プラスチックを利用していて、
これにより
プラスチック部品を製造する時に出るCO2の排出量を
従来の約10%削減する事に成功している。


そして、
カラーバリエーションに
ピンク、ホワイト、ブラウンに続きブルーを新たに追加。

液晶天板とボトム部分が
落ち着いたつや消しのインディゴブルーで、
タッチパッドの部分にも同色でコーディネート。


さらにパームレストにも薄目のブルーになっていて
そのコンビネーションが違和感なく調和していて非常に好印象。

どちらかというと女性的なイメージの強かったWシリーズに
ブルーが加わった事で、男性でも選ぶ範囲が広がった感がある。

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<新Atomでの性能向上はあるのか?>


新しいAtom CPU、Atom N450(1.66GHz)になっても
従来モデルのAtom N280(1.66GHz)と
動作周波数が同じだし、
パフォーマンス的にはまず変化がわかるほどじゃないと思いつつも、
もしかしたらどこかに変化はあるかも?
という気持ちを込めて新旧Wシリーズを少しだけ比べてみた。


同じWindows7 HomePremium、メモリー2GBのWシリーズ。

違いとして
新モデルは、
CPUがAtom N450(1.66GHz)グラフィックスがIntel GMA3150、
SSDがSamsung製「MMCRE64G5MXP」、
従来モデルは、
CPUがAtom N280(1.66GHz) グラフィックスがIntel GMA945
SSDがSamsung製「MMBRE64G5DXP」
となる。


単純にPCのパフォーマンスをWindows7上で評価する
Windowsエクスペリエンスインデックスを確認してみると。。

プロセッサ         :2.4  2.4
メモリー          :4.7  4.6
グラフィックス       :3.0  2.1
ゲーム用グラフィックス  :3.0  3.0
プライマリハードディスク :6.9  5.9

やはり動作周波数の同じCPUでの評価は同じで、
メモリーに関してはアクセスが向上したのか誤差の範囲なのか0.1違い。

グラフィックスに関しては、随分と向上していて
一番のボトルネックになっている部分が解消された形。

それと、新モデルに搭載されているSSDは、
読込最大220 MB/s、書込最大120MB/sという公称値を持つ
「MMCRE64G5MXP」になっているだけに1.0も高い評価となっていた。

Windowsを触った感触も、Aeroを利用したままでも
従来機よりも体感的にも改善されていて
ちょとしたストレスがなくなったように思える。

ただし、
あくまでもWシリーズを2台突き合わせた状態で
触り比べた場合での話。

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それと、従来モデルでは
アイドルの状態でも冷却ファンがブンブン回ってうるさかったのに
新モデルでは
負荷がかかった時以外はきっちりと冷却ファンが止まっていて
なんだかそれだけの事なのにすごく静かになった気がする。

たいした事ではないように思えて
実際つかってると、冷却ファンの音ってかなり耳障りなので、
この静粛性は良い進化だと思える。

未検証ではあるけれど、
これならバッテリーの持ち具合は延びる可能性は十分にある。

微妙な変化とはいえ
Atomを扱うネットブックという限定的な中では
このちょっとの変化さえも、使うが側にとっては
以外と大きい事かもしれない。

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2件のコメント

  1. Itton より:

    SSDの製品群についてはあまり詳しくないので見当違いの質問だったらごめんなさい^^;
    旧Wシリーズと新Wシリーズで、デバイスマネージャのSSDの型番が若干違うように見えるんですけど、これって同じものになるんですかね?
    Windowsエクスペリエンスインデックスのプライマリハードディスクの数値も1.0違ってるので、違う製品かなぁと思ったのですが・・・。

  2. kunkoku より:

    >Ittonさん
    いえいえ!大変失礼いたしました。
    昨日、突貫で書いてたのでスルーしてましたが、調べなおしてみたらそれぞれSamsun製でも全く違うSSDでした(滝汗
    大変失礼いたしましたm(__)m
    もう一度この部分は書き直して訂正させていただきたいと思います。
    本当にありがとうございましたm(__)m