「X-アプリ」ver2.0にアップデートで「ちょい聴きmora」に対応。
ソニーの「x-アプリ」が Ver.2.0へとバージョンアップ。
まず、新“ウォークマン”Aシリーズ、Sシリーズ、Eシリーズ
に対応。
まぁこれは当然。
そして、MDウォークマン「MZ-RH1」も対応。
特にこの機種は、ドライバーがWindows Vista(32bit)までにしか
対応していなかったため
ここ最近のVAIOでは全く使い物にならなかったけれど、
これでWindows 7やVistaの64bit機でも「MZ-RH1」が利用できるようになった。
新しくなった機能としては、
ウォークマン新モデルで試聴できる「ちょい聴きmora」や、
「Life-X」との連携機能を追加したり
x-ScrapBookやx-Radarに新機能を追加。
ミュージックライブラリーで
「アーティストリスト」の表示もできるようになったし
動作も安定性も上がっている。
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【「ちょい聴きmora」を使ってみる】
今回のバージョンアップの一番のウリは
やっぱり新しいウォークマンと連携する「ちょい聴きmora」なので
実際にどういったものか試してみる。
「x-アプリ」を開いて
左の欄にある[取り込み・サービス]に
「ちょい聴きmora」が追加されているので
これをクリックすると
「ちょい聴きmora」の専用ページへと変わる。
ここには、
ランキングや特集、アラカルトといった
特定のテーマに沿ったパックが用意されている。
<パックの種類>
「ハマる歌詞特集」、「俳優・タレント兼アーティスト特集」、
「アイドル特集」、「ビジュアル・バンド特集」、
「秋うた特集」、「NEXTブレイクアティスト」、
「90年代特集」、「80年代特集(洋楽)」、
「バンド特集」、「バラード」、「アニメソング」、「懐メロ」、
「ワールドミュージック」、「ジャズ」、「クラッシック」、
「mora洋楽週間ダウンロードTOP10」、「mora邦楽週間ダウンロードTOP10」
この中から自分の好きなパックを選ぶ。
複数選んで、
最大4つまでをウォークマンに転送する事ができる。
新しいウォークマンには
ホームメニューの右上に「ちょい聴きmora」アイコンがあるので
ここで決定ボタンを押すと
さっきXアプリから転送したものと同じパックのリストが
入っているのがわかる。
例えば、
10月5日に更新された「mora邦楽週間ダウンロードTOP10」
を選んでみると10曲の楽曲が現れるので
好みの楽曲を選べばそのまま再生して聴く事ができる。
一応、
1つの楽曲につき30秒という長さで
聴ける回数も3回までという制限があるけれど、
無料で試聴できるのはなかなかに楽しい。
さらに気に入った楽曲は、
オプションボタンを押して購入予約に追加しておくと、
その試聴した曲に買い物かごマークが付く。
購入予約をした楽曲は、
「ちょい聴きmora」のリストの一番下に
「購入予約確認」があるので
そこで複数予約している場合でも一覧から確認もできるし、
やっぱり購入をやめたいと思えば解除も簡単にできる。
ちなみに、
3回聴いてしまった楽曲は
残り回数は0回と表示されて
ジャケット画像や曲タイトルは見えていても
再生はできない。
購入予約の登録と解除だけは
何度でもできる。
そして、
購入予約が一つ以上ある状態で
PCにウォークマンをつないで「Xアプリ」を起動すると、
画面がmoraに自動的に移動して
購入予約をした楽曲が「買い物カゴ」に入った状態で
表示される。
自動的に購入までされるわけではなくて
そこから本当に購入したければ
購入画面に進めば良い。
といった仕組み。
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「ちょい聴きmora」は、使ってみると結構シンプルで
自分の聴きたいテーマのパックを
ウォークマンに転送しておけば
秒数制限や回数制限があるとしても
そこそこ聴いて楽しめるし
「Xアプリ」につないでパックを入れ替えてやれば
また別のテーマの曲を聴く事もできる。
それからまた1週間に一度更新されれば
また同じパックでも試聴出来るので
購入しなくても最近のトレンド曲がチェック出来たり
意外と自分の知らないけどお気に入りの曲が見つかったりと
便利だったりする。
ただし、
あくまでもこの「ちょい聴きmora」は、新しく発売される
“ウォークマン”Aシリーズ、Sシリーズ、Eシリーズでしか使えないので注意。
例えば1年前に発売された「NW-A847/V」などには
対応してなくて、それはちょっぴり残念なんだけれど。
他、「Xアプリ」としては全体的な挙動が良くなってるみたいで
ver1.1よりも快適。
それと、
MDウォークマン「MZ-RH1」に関しても
長らく新しいドライバーが提供されていなくて
「SonicStageCP」とWindowsXPもしくはVistaの32bit環境でしか使えない
というひどい状況だったけれど、
今回のバージョンアップで「Xアプリ」対応になった事もあって
ようやく最近販売されているPC(Windows 7やVistaの64bit)でも
利用できるようになったのは
所持しているユーザーにとっては非常にありがたい。
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