Xperia(Android)と連動させて超絶におもしろいソニエリ製の“LiveView”
SonyEricssonがスマートフォンに対応した
リモートコントロール機能の付いたマイクロディスプレイ、
その名も“LiveView(ライブビュー)”という代物を発売!
LiveViewってのは、
BluetoothでXperia(Android端末)とつないで
母艦側の情報をワイヤレスで画面に表示したり
逆にLiveView側から母艦をコントロールして遊べる
おもしろガジェット。
とは言っても、海外での話で
日本国内での発売は未だ未定。
欲しいけど入手が難しいなーと悩んでたところに
なんとツイッターつながりでご縁があって
無事に手に入れる事が出来たので早速使ってみた。
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世界的な発売は、11月19日だったようで
海外からやってきたLiveViewは自分のトコには24日に到着!
(本当に感謝感謝ですw)
届いたら我慢ならずに速攻開梱。
中身が透けて見える紙製のパッケージを開けてみると、
入っているのは「LiveView」本体の他に、
リストバンドとクリップ、ACアダプタ、取扱い説明書。
ACアダプタは電源側は海外用のまんまなので
国内で使おうと思ったらアダプタを自力で用意する必要があるみたい。
ひとまず充電しなきゃ始まらないので
liveviewの下にあるフタをペコっとはずすと
MicroUSB端子が見えるので、
そこにAVアダプタをケーブル挿す。
充電中は、左上にあるPOWERボタン部分が
赤く光って充電中という事を視認できる。
本体はとっても小さなスクウェア状の本体に
1.3型(解像度128×128)の有機ELディスプレイを搭載。
裏面にはソニエリロゴや技適マークも確認できる。
本体のハード的なスイッチはたったの2つしかなくて、
本体左上がPOWERボタン、
右上のボタンが唯一LiveViewを操作する上で使用するボタンになる。
最初見た時は単なる黒い物体にしか見えないのだけど
電源を入れるとソニエリロゴがじゃーんと現れてちょっぴり興奮するw
付属のリストバンドとアタッチメントを利用すると
腕時計風に使う事ができる。
でもまぁ普通にナイロン製のバンドで
LiveView本体もプラスチック感アリアリなので
付けてると微妙に恥ずかしかったりするのだけど
そこはガジェット好きとしては負けじゃダメだ。
それと、
もうひとつクリップタイプのアタッチメントもあって
こっちはノートとかケースやカバンの端にはさんで使ったりもできる。
実際にはこっちのほうが
使い用途があるかもしれない。
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LiveViewを初めて電源を入れた時には、
まずXperiaとペアリングしてあげなきゃいけない。
LiveView側はPOWERランプが緑と赤に交互に点滅しながら
ペアリングを要求してるので、
Xperiaの田→設定→無線とネットワークと開いて
Bluetooth設定で、端末のスキャンをしてやる。
Xperia側でLiveViewが見つかったら、
お互いに同じパスキーが表示されるのでそれを確認したら
ペア設定リクエストで「ペア設定」をすればペアリング自体は完了する。
最初、ペアリングだけすれば使えるのかと勘違いしてて
あれ?どうやって使うんだっけ?と一瞬とまどってしまったけど、
LiveViewを使うにはアプリが必要。
なので、Androidmarketから
「LiveViewアプリケーション」をダウンロードする必要がある。
ソニエリ製のLiveView用アプリ「LiveViewアプリケーション」は
LiveViewが国内で発売されてないにもかかわらず
最初から日本語化もされてる。
と言うか超シンプルアプリ。
まずは、「LiveViewの管理」からLiveViewを接続。
「タイルをカスタマイズ」はLiveViewに表示する項目のメンテナンス、
「バイブレータ」はLiveViewに通知する際に振動させるかどうか、
「通知」はデバイスメモリの消去するか否か。
「タイルをカスタマイズ」をタップすると
メッセージ、着信、不在着信、Facebook、Twitter、RSS、カレンダーの
7つ項目があって、ここで設定したものがLiveViewの表示に反映する。
「フォーカスアプリ」では、
LiveViewで一番最初に表示させる項目を選ぶ。
例えば、Twitterの場合
ログインIDを記憶させておく事と
フォローしているIDの管理、
更新頻度をなし、15分、30分、1時間、3時間から選ぶ。
RSSはフィードを追加と更新頻度を同じように選ぶ。
後のメッセージだとか、着信、不在着信、カレンダーは
チェックの入り切りしかなくて
細かい設定は何もできない。
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さて、前振りが終わったらLiveView自信を使ってみよう。
電源がONになっていても
省電力のために画面は真っ暗で、
本体右上のボタンを一回押すとまず時計表示が出てくる。
それから、もう一回押すと
設定した7つの項目のうちの一つ一つが表示されるようになる。
まず、「フォーカスアプリ」で選んだものが一番最初に表示されて
あとはiveViewの画面の外側のワクの部分の両端を指でタップすると
左右それぞれにアイコンがスクロールする。
例えば項目の一つの【Twitter】を選んで
右上のボタンを押すとツイートの内容が読める。
ツイート内容は全部で100個見られるようになってて
左右をタップするとツイート内容を次々と変更
上下をタップするとツイート文章がスクロールする。
逆に、LiveViewでツイートの内容を確認しつつ
上記のアイコン部分を表示させて右上ボタンを押すと
Xperia側でwebアプリが起動してTwitterのページが自動で開く。
もちろんこちらから何かをしなくても
Xperiaに電話がかかれば、
LiveViewにもかけてきた相手の名前と電話番号が表示されて
ブルブル震えて教えてくれたり
留守番電話は【メッセージ】で教えてくれたりするし、
更新頻度を設定している項目は、
LiveViewがブルブルっと震えて更新内容を知らせてくれる。
ここで本体の右上ボタンを押すと、
ペアリングしてるXperiaからピポッ!ピポッ!と音声を出して
居場所を知らせてくれるまさに電話自体を探す機能。
画面には、ちゃっかり「ここにいるよ!」とアピールしてくれていて
何気にかわいらしい。
Xperia本体を見失った時に使うと便利かもしれないw
一覧項目とは別に、LiveView右上ボタンを長押しすると、
Xperia内の音楽のコントロールも可能になる。
再生する楽曲名も表示してくれて
左右タップで曲送りや曲戻し、
上下タップで音量調整もできる。
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これだけでもなかなかにおもしろいのだけど、
だんだん慣れてくるとちょっとした融通のきかなさとか
ここがこうなったらいいのにという不満も当然出てくる。
現時点(11月25日)で言うと
Gmailにはまるで対応してないし、
Twitterは全部の情報が流れてきて
本来必要なDMやMentionだけに絞りたいといった事ができないとか
アクセスの更新間隔が大雑把だったりと
いろいろと突込みどころは満載だったりする。
けれど、LiveViewはそこで終わらない。
LiveViewに用意されているプラグインはオープンソースになっていて、
SDKも出回ってるようなので
個人でも開発したアプリを連動させる事ができるのがミソ!
既に
GoogleMapsを利用できる「Where Am I plugin」とか
Gmailを通知してくれる「Gmail for LiveView」
といったプラグインが登場していて
AndroidMarketからダウンロードできるようになっている。
インストールすれば、
「LiveViewアプリケーション」の「タイルをカスタマイズ」から
プラグインの管理で確認できて、
利用する(Enabled)かどうかをチェックすればOK。
インストールしたプラグインは、
LiveViewの【プラグイン】という項目に収まっていて
そこから使いたいプラグインを
本体右上を押して選択してやれば利用できる。
「Where Am I plugin」なら、
もうそのまんまGoogleMapsを
LiveViewの128×128ドットの画面に表示してくれて
上をタップすると地図を拡大、下をタプすると縮小といった具合に
きちんと地図アプリとして使えたりする。
ただ更新される時に画面が一旦暗くなって(アナログ時計が表示されて)
待たされる感があったりするのは愛嬌かと。
まだ登場したばかりで
LiveViewのプラグイン自体も開発途上って事もあって
動作が不安定なものもあったりするのだけれど、
これからそういった不具合もどんどん解消されていくだろうし
もっともっと増えてくるだろうし
何だかAndroidと同じで少しづつLiveViewが成長していってるみたいで
とってもウキウキしてしまう。
これは久々におもしろいガジェットだねw
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2件のコメント
世代的にウルトラマンとか仮面ライダーの人ですので時代がついに未来に来てるって感じがしちゃいますね。
子供の頃に憧れていた未来の世界を超えるのは今世紀かもしれませんね
ACアダプタは電源側は海外用のまんまなので
国内で使おうと思ったらアダプタを自力で用意する必要があるみたい。