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非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ) 「RC-S300」レビュー。Windows に加えてmacOSにも対応、アプリのインストールが不要なWebアプリ「SFCard Viewer Web版」が便利。


非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRiの新モデル「RC-S300」が登場。

今まで非対応だったmacOSに対応して、マイナンバーカードによる行政手続きや交通系ICカードの残高確認などができるため、活躍の場がより広がった感じ。

・マイナンバーカードによる行政手続きや交通系ICカードの残高確認などができる 新たにmacOSにも対応した非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi®(パソリ) 『RC-S300』発売

 

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●非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi『RC-S300』の外観


非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)「RC-S300」
ソニーストア販売価格:3,960円(税込)

価格は比較的リーズナブル。

内容物は、本体に加えて、ホルダー、USBケーブル(Type-A – MicroUSB)、取扱説明書、かんたんセットアップガイドなど。


「RC-S300」の本体はカードサイズのため非常にコンパクト。

最大外形寸法(幅/高さ/奥行き)は、約59.5 mm x 10.5 mm x 95 mm。


前モデルの「RC-S380」と外観の違いとして、USB端子がminiUSBからMicroUSBに変更になっている。

いまどき、miniUSB を利用している周辺機器を探すほうが難しいというか、やっとMicroUSBに。

使いまわすものではないものの、USB Type-C になっていると便利なんだけれどもコストの兼ね合いだと思われる。

オマケで付いてきるコの字型のホルダーは、「ケーブルを束ねてスッキリ収納」、「ICカードを固定」、「金属机による通信への影響を抑制」、の3つの役割を使い分け。

まず、付属のケーブルが本体に直付けではなくて独立して取り外しできるので、ホルダーにケーブルを束ねておいて、コンパクトに収納・持ち運びができる。


パソリ本体にホルダーを装着すると、利用するICカードを固定できる。

気軽にひっかけて、パソコンの操作を行える。

オマケに、ホルダーを本体にセットしたことで少しナナメに持ち上がって傾斜する状態になる。

これで、本体が浮くことで金属机などによる通信への影響を抑制する効果が得られるというもの。

非接触ICカードリーダー/ライターは原理的に金属の影響を受けやすいという特性があるので、ちょっとした部分で使い勝手も変わってくる。

 

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●新規Webアプリ「SFCard Viewer  Web版」が便利。


非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi「RC-S300」は、Windows に加えて、今まで長らく非対応だったmacOSにも対応。

また、従来通りマイナンバーカード対応(Windows・macOS)、交通系ICカードの利用履歴・残高確認(Windows・macOS)、「楽天Edy」・「WAON」などの電子マネーの残高確認チャージネットショッピング(Windowsのみ)も可能。

今回新たにWebアプリケーション「SFCard Viewer  Web版」がリリースされ、Webブラウザで利用履歴・残高確認が可能になった。

特に今回対応したmacOSは最新のmacOS Monterey 12まで対応しており、Apple シリコン・Intel プロセッサー搭載どちらもサポートしている。

Windowsは、8.1~11まで対応。

通信状況は本体に備わっているLEDで確認ができるようにもなっている。


こちらは、Windows 専用の出作トップアプリ「SFCard Viewer 2」

「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「SAPICA」「icsca」「PASMO」 「manaca」「PiTaPa」「PASPY」「nimoca」「はやかけん」といった、電車の利用履歴や残高を最大20件まで確認できる。

日付・乗降駅・金額を最新のものから順番に一覧表示。

交通費の精算に便利。

CSVファイルや、テキストファイルでの出力もできる。


そしてこちらが、webブラウザを利用する「SFCard Viewer Web版」。

「SFCard Viewer 2」の機能を、Webブラウザーで利用できるよWebアプリケーション。

Google ChromeやMicrosoft EdgeといったWebブラウザー上で動作するので、アプリのインストールが不要。

PCにパソリを接続してすぐに利用できる。


対応カードは「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「SAPICA」「icsca」「PASMO」 「manaca」「PiTaPa」「PASPY」「nimoca」「はやかけん」 。

カード内に保存されている、利用年月日・乗降駅・利用額を最新のものから順番に一覧で表示(最大20件まで)。

表示している履歴は、CSVもしくはテキスト形式のファイルで保存できる。

交通費の精算や、そのほか申請などでかんたんに利用できるのがかなり便利。

※ 履歴が表示されていない状態では保存出来ない点には注意。


ちなみに、カードタイプに限らずウェアラブル端末内にあるSuicaの履歴や残高を確認することも出来た。

wena 3 と Apple Watch を試したところ何の問題もなく表示できた。

※「Edy Viewer」でwena 3 の中の楽天Edy残高チェックやチャージについては、うまくいかなかったので注意。

 

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●活用場面はピンポイントではあるものの、あれば便利な新型「PaSoRi」


非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRiを日常的に頻繁に使うか?というと正直あまり多くないかもしれない。

けれど、Suicaを利用して交通費の清算をしたいとき、プラスチックカードにしてもスマホやウェアラブル端末にしても、出力方法に困る場合がるのも事実。

そんな時にPaSoRiがあると便利。

webブラウザでアプリが利用できるようになって、小規模オフィスなどで共用して利用するというのも1つ。

また、マイナンバーカードを利用して「e-Tax」での確定申告にも利用できると思うと、お家にあっても良いアイテム。

若干悩ましかったのは、インターフェースがMicroという事もあって、例えばVAIO ZやmacOS全般の機器の場合だとUSB Type-Cしか備えていなくてハブを介さないと使えない不便さに出くわす。

外部インターフェースがUSB Type-C になっていれば、Type-C – Type-Cケーブルでスマート使えていいなと思ったけれど、それで価格が上がるのも痛し痒し。

一般に普及するWindows PCであればまず問題はないと思われる。

ふと、ETCカードを載せて利用明細ができるようになったらもっと便利になるのにな?と思ったけれど、それはまた別の話。

 

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●非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi

非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)「RC-S300」
ソニーストア販売価格:3,960円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)「RC-S380」
ソニーストア販売価格:3,060円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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