ついに出た!国際版「Xperia S/ion」と国内向け「Xperia NX/acro HD」発表!
ついに待ちに待ったこの時が来た!
噂で流れていたXperia新端末は、「Xperia S(エス)」と「Xperia ion(アイオン)」として
ラスベガスのCES 2012のプレスカンファレンスで発表!
Sony Ericsson(ソニーエリクソン)という社名は、
SonyMobileCommunications(ソニーモバイルコミュニケーションズ)され
ソニー子会社となってから初のXperia発売となる。
・Introducing four new Xperia™ smartphones at CES 2012
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●Xperia ion(アイオン)
「Xperia ion(アイオン)」は、ソニーのプレスカンファレンス前の
米国の通信会社AT&Tのプレスカンファレンスで、
(ここでは)Sony Ericsson製のLTE対応スマートフォンとして発表されていて、
2012年春からAT&Tより発売される模様。
(国内での発売の予定は今のところ未定。)
・Xperia™ ion revealed – first LTE smartphone from Sony available exclusively from AT&T
型番は「LT28at」で、コードネームは“Aoba”と呼ばれていた端末。
ディスプレイサイズは4.6インチ(1,280×720)、
高画質エンジン「モバイルBRABIAエンジン」を搭載、
CPUは、Qualcom Snapdragon S3 1.5GHz デュアルコアプロセッサー、
RAMは1GB、ROMは16GB。
背面にある裏面照射型CMOS「Exmor R for Mobile」1,200万画素カメラは
スタンバイから2秒以内ですぐに撮影が可能、
前面に720p動画撮影可能なカメラを備える。
OSは、発売時点ではAndroid 2.3(Gingerbread)らしく
その後、Android4.0 (Ice Cream Sandwich)にアップデートする予定。
また、MDM9200チップを搭載しLTE(700/1700(AWS))に対応していたり
近距離無線通信規格のNFCも備えている。
DLNAとHDMI出力端子からHDのコンテンツを共有できる他、
PlayStation Certified対応となっていて
PlayStation StoreからPSゲームを利用可能、
Video UnlimitedやMusic Unlimitedも利用できる。
カラバリはブラック一色。
このモデルでは、正面から見てディスプレイ下部に
すでに”Sony Ericsson”ではなく”SONY”のロゴとなっているのも印象的で、
もっと烈なのは、にモロに”AT&T”とロゴが入っていて
これが万が一ドコモから発売されようものなら
そこに”docomo”とか入ると思うとゾッとしないでもない…。
でも、今のところは国内では発売されるかどうかはわからない。
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●Xperia S / Xperia NX
かねてから次期Xperia新モデルとして一番矢面に立っていた
コードネーム“Nozomi”は、グローバル向けとして「Xperia S」として発表され、
直後、国内向けとしてはdocomoから「Xperia NX(SO-02D)」として発表された。
・Introducing Xperia™ S – the first Sony smartphone:Sony Ericsson
・進化したデザインに高解像度HD液晶を搭載、
高感度カメラで高速起動撮影を実現した『Xperia™ NX』の開発について:ソニー・エリクソン
・Xperia新モデルのスマートフォン2機種を開発:NTT docomo
以降ややこしいので「Xperia NX」で話を進める。
シンプルなフォルムと指紋が目立たないマットな質感のボディに
透明素材”Floating Prism”を採用して、着信や操作時に
白色LEDがアイコンを浮かび上がらせるギミックを持つのが特徴。
ディスプレイサイズは4.3インチHD(1,280×720)、
フロントパネルに「クリアブラックパネル」を採用して外光下でも見やすく
コントラスト向上技術と輪郭強調技術を組み合わせた
「モバイルブラビアエンジン」を搭載して映像をくっきり色鮮やかに再現する。
背面に、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」と
F2.4という明るいレンズを搭載した約1210万画素(AF)カメラを搭載して
うす暗い場所でもノイズの少ない綺麗な写真や動画撮影ができる。
フロントカメラは、720pのHD動画撮影が可能な約130万画素のカメラを搭載する。
スリープモードから撮影完了まで約1.5秒の高速起動撮影や
撮影間隔も約0.5秒と、撮影レスポンスが大きく向上しているのも大きな進化。
OSは、Android 2.3.7(Gingerbread)
CPUは、Qualcomm MSM8260 1.5GHz デュアルコアプロセッサー、
RAMは1GB、内蔵ストレージは32GB。(アプリ領域は、1GB~1.5GB)
HDMI出力端子からは、フルHD動画出力に対応、
DLNAサーバー機能を持っていてクライアントからコントロールすることもできるし、
PlayStation Certifiedに対応して
PlayStation Storeから初代プレイステーションを楽しめる。
テザリング機能も搭載して、モバイルWi-Fiルーターとして、最大8台まで接続できる。
グローバル向けの「Xperia S」にあるNFCは、「Xperia NX」には非対応。
外形寸法は、高さ 約128mm × 幅 約64mm × 厚さ 約10.6mm
質量は144g。
バッテリー容量は1,750mAhで、
連続通話時間は、音声時(3G/GSM)約390 分/約 370 分
連続待受時間は、静止時(3G/GSM)約400 時間/約 270 時間。
カラバリは、ブラックとホワイトの2色。
発売時期は予想外に早くて2月。
紹介動画は、グローバル向けの「Xperia S」のもの。
「Xperia NX」は正面から見ると
ディスプレイ下部に”XPERIA”、上部に”Sony Ericsson”のロゴが入る。
国内向けのdocomoから発売される「Xperia NX」には、
背面にお約束でドドーンとNTT docomoのロゴが今度は真横に入る!
docomoが開発しているだけに仕方がないかー(棒
というのはさておき、気に入らなければ海外版の背面パネルを調達する
という技に出るしかない。
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●Xperia acro HD
意外な伏兵として登場したのが完全に国内向けとして発表された「Xperia acro HD」で、
docomoから「Xperia acro HD (SO-03D)」として3月に発売される。
その名のとおり、Xperia acroの後継機種のようで
さすがに国内限定だけあって、
おサイフケータイや赤外線通信、ワンセグを搭載する。
さらに、国内のXperiaシリーズでは初めて防水性能に対応。
(海外ではXperia Activeが防水、防塵として既に出ていた。)
シャワーや雨などの直接噴流があたっても浸水しないIPX5等級と、
水深1mに沈めても浸水しないIPX7等級の防水性能を持っているので
夏冬シーズンやシーンを選ばずにアクティブに使えるのも魅力。
スペックは、「Xperia NX」とほぼ同じで、
相違点は、内蔵ストレージが16GBと約半分になりつつも
外部メモリとしてmicroSD/microSDHCが直接差す事ができる事、
バッテリー容量は1,840mAhと若干容量が大きいという事。
(バッテリーの取り外しはやっぱりできないらしい。)
カラーバリは、
Aqua(アクア)、Black(ブラック)、Sakura(サクラ)、Ceramic(セラミック)の4色。
「Xperia NX」同様に
ディスプレイ下部に”XPERIA”、上部に”Sony Ericsson”のロゴ、
そして背面にNTT docomoのロゴが入る模様。
えぇ、これは国内向けなので海外からロゴのないパネルなんて調達できませんよ…
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ものすごくイレギュラーな感じになってしまったけど、
おさらいすると
CES2012では、グローバル向けとして「Xperia S」と「Xperia ion」を発表、
そして、「Xperia S」の国内向けとして「Xperia NX」、
国内専用のモデルとして「Xperia acro HD」の2機種を
docomoから発売するという流れになっている。
「Xperia ion」ってばLTEに対応してるし
これが国内でもXi対応モデルとして出てくれればかなりうれしいのだけど、
正面のところにdocomoロゴが入るのだけは勘弁して欲しく…。
個人的には、「Xperia NX」にはNFCを搭載したままにしておいて欲しかったのに
国内向けに発売するにあたって自分達の知らないところで何か都合が働いたのか?
と邪推せずにはいられないけれど、
「Xperia S/NX」のデザインは、”Nozomi”として画像がリークされていた時よりも
随分とスマートでクールに見えるので物欲は全開。
「Xperia S」を海外から引っ張ってくるか、
「Xperia NX」をdocomoで契約するかのどっちかにしよう。
色は、もちろん連邦の白いヤツでねw
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3件のコメント
いよいよ発表されましたね。ただ今回は正直なところどうですか?
このラインナップだと国内向けにLTE端末が無いわけで、後からくるのかな?
スペックにしても、やっと他のメーカーに追いついた感じだし・・・。
CESで他のメーカーはこぞってクアッドコア搭載のスマートフォン試作機を展示していることを考えると、私は物足りないです(汗)。SONYにはもっとがんばって欲しい。
SONYのクアッド搭載機は今年出るでしょうし(というかクアッド機は来年発売とかになったらSONYはスマホ市場で生き残っていけないですよね?)、うーん悩みます。
全部LTE非対応なんですね。
まだarcから買い換える予定はありませんでしたが
もし良い機種でたら・・・と、思ったのですが
残念ながら心揺さぶる機種は今回出ませんでした。
(ionデザインは良いんですけどねー、ロゴ以外)
LTE対応4.0端末が出るまではarcで行きます!!
ケータイwatchでLTE端末の日本での発売が明言されてるとのことなので、NXacroHDは完全にスルーしようと思います。
3g端末は今のacroだけでいい気がしてきた。