ハイレゾ対応コンポ「MAP-S1」とスピーカー「SS-HW1」をセッティング!
ハイレゾ音源に対応した機器が続々発売されて、
今度はコンポタイプの「MAP-S1」が登場。
ハイレゾ音源を再生できる据え置きタイプとしては
USB DAC アンプ「UDA-1」があるけれど、
あくまでもシンプルに”PCとUSBケーブルで接続”して聴くというスタイルから、
DLNAやBluetooth、USB、オーディオ入力、そしてCDやラジオといった
いろんなオーディオを再生できるマルチなミニコンポとしての立ち位置が「MAP-S1」になる。
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●マルチオーディオプレーヤーシステム「MAP-S1」
「MAP-S1」の価格は、65,000円(税別)で、
USB DAC アンプ「UDA-1」の47,429円(税別)と比較すると、
2万円弱価格が上がりはするけれど、
より余力のある出力や出来る事も多くて、
どう使いたいかによっても選択は変わってくる。
「MAP-S1」の中身は、
本体に、リモコン、USBケーブル、電源コード、
FM/AMアンテナ、電池、
Welcomeと書かれた白い封筒のようなものに取扱説明書類が収まっている。
ボディカラーは、ブラックのシルバーの2色ある。
本体のサイズ、横幅約251mm×高さ約115mm×奥行き約290mm、
重さは約7kg。
コンパクトなボディにそぐわないズッシリとした重量がある。
外装は、アルミのヘアラインの見える金属の質感を感じられるボディ。
「UDA-1」のサイズ、横幅約225mm×高さ約74mm×奥行き約262mmなので、
横幅は26mm、上方向に41mmぶん、一回り大きくなった感じだと考えればいい。
実用最大出力は、50W+50W
デジタルアンプ「S-Master HX」も搭載する。
本体前面には、
スロットインタイプのCDとディスプレイ、
USB A端子とヘッドホン端子、
と、本体を操作するためのコントロールボタン類。
背面に、
USB B端子と、有線LANのイーサネット端子、
アナログオーディオ入力/出力端子
アンテナ(FM/AM)接続端子、
そしてワイヤレスLAN(IEEE 802.11b/g)用のアンテナを備える。
Bluetooth標準規格Ver.3.0(プロファイル A2DP/AVRCP)も備えていて、
NFC、aptx、AACにも対応する。
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●スピーカーシステム「SS-HW1」
コンポと対となって必要となるのがスピーカーで、
これは、新しく加わったウッドキャビネットのスピーカーシステム「SS-HW1」。
アルミキャビネットのハイレゾ対応のスピーカーシステム「SS-HA1/H3」は
既に発売済みで、もちろんこれらスピーカーと組み合わせても良いし、
このあたりは好みでチョイスすれば良い。
スピーカーシステム「SS-HW1」の価格は、56,000円(税別)。
本体のサイズ、横幅約171mm×高さ約309mm×奥行き約273mm、
重さは約5.1kg。
WDスーパートゥイーターを正面と真上に2コづつ付いているのが特徴的。
高音は直進性が高いためにトゥイーターは正面を向いているのが一般的だけれど、
あえてこの上向きのトゥイーターを備えてさせて
上から降り注ぐ効果という補完的な役割をさせる事で
聴く位置や高さが多少変わっても良い音で聴けるようにと考案されたもの。
スーパートゥイーターの周囲には、カドが斜めにカットしたデザインになっているのも
音の波がぶつかってしまう回折をおさえて自然に聴こえるように設計されている。
そして、
25mmのネオジウムマグネットを採用したソフトドーム型トゥイーター、
MRC(発泡マイカ)振動板ウーファーを搭載している。
キャビネット内部はブレースや補強桟で強化して
剛性の高いキャビネットとMRC振動板を採用、
ネットワーク基板とトゥイーターをウーファーとは別のキャビネットにした
セパレーテッドチャンバー方式を採用。
そしてweb画像からはわからなかったけれど、
表面の仕上げは突板ピアノ塗装されていて
非常に光沢があって映り込むほどの艶があって高い品質を保ちながら
アルミ素材とはまた違ったぬくもり感がある。
キャビネット四方がピアノ塗装されていて、
底面にはインシュレーターがついていない状態なので、
パッケージから取り出した際には、柔らかい布かなにかを置いていったん寝かせて
付属のシールタイプになったインシュレーターを着けるのを忘れずに。
マルチコンポ「MAP-S1」(のブラック)と、
スピーカーシステム「SS-HW1」を組み合わせるとこんな感じ。
必要な横幅の長さは、約593mmとなる。
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●ワンタッチでスマホと接続、
「SongPal」アプリでMAP-S1を操作する。
「MAP-S1」には、
シンプルなスティックタイプのリモコンが付属しているけれど、
スマートフォンやタブレットがあれば、これらを使ったほうが断然にオペレーションは楽。
接続はもうお約束だけど、超簡単NFCでワンタッチするだけで
Bluetoothのペアリングから、それ以降の接続や切断もすべてワンタッチでできてしまう。
もちろん、スマートフォンやタブレットの音楽をワイヤレスで聴きながら、
手元でブラウズしたり、SNS(Twitter、Facebook)したりとか、
YouTubeや動画、ゲームするときにも
このスピーカーから迫力のサウンドで楽しむといった使い方もできる。
「MAP-S1」を操作するアプリは、「SongPal」(Android/iOS)。
一番最初に「SongPal」を起動した時には、
「MAP-S1」を、自宅内にあるWi-Fiアクセスポイントに接続するウィザードが現れる。
英数字の羅列するパスワードも
スマートフォンのキーボードで入力できるのは随分と助かる。
「SongPal」のメニューには、
CDや、USB、USB DAC、FM/AMチューナー、アナログ入力、
さらに「Music Unlimited」、「Tuneln Radio」、「radiko」といったミュージックサービスなどを
好みで選んで聴くことができる。
もちろん、接続しているスマートフォン自身の楽曲も
「WALKMANアプリ」からそのままワイヤレス(Bluetooth)で再生。
コーデックは、SBCに加えてAAC、aptXにも対応している。
スマートフォンをピコリンとかざしてNFCでつないで
「SongPal」をいじって聴きたい機器をチョイスしてリスニング、
これはかなり便利かつ楽ちん。
次には、実際に「MAP-S1」を操作してみる。
・ハイレゾ音源って何なのか?何で出てきたのか?をわかろうとしてみる。
・ひとまずハイレゾ音源を体感してみると、なかなか心が動くよ。
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