銀座ソニービルにカメラを体験しに行ってみた。(RX100III編)
5月24日(土)、銀座ソニービルに行って、
「ソニーデジタルイメージング新商品体験会」に参加して、
デジタルスチルカメラ「DSC-RX100M3」
デジタル一眼カメラ Eマウント「α7S」、Aマウント「α77Ⅱ」をいじってきたので雑感を。
ひとまずは、「DSC-RX100M3」の気になっていた
ファインダーやフラッシュ、チルト液晶モニターを確認。
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●コンパクトなボディで
オールラウンドにいい写真を残せる「RX100III」
まずは、
1.0型有効2,020万画素と、F1.8という明るいレンズを搭載した
最強デジタルスチルカメラ「RX100III」。
あいかわらず小さいボディ。
というか、「RX100」、「RX100II」も一緒に置いてあったけど、
本来のサイズは変わらずで、
「RX100II」のマルチインタフェースシュー部分がないぶん天面はストレート。
重量は約290gとほんのり重量アップしているけれど
持ってみると特に違和感もなく。
このポケットに入るサイズってのが魅力。
本体の側面にある[FINDER]と書いてあるスイッチをスライドすると
ファインダーが上に向かってピョンと跳ね上がる。
と、同時に電源OFFから電源が入る。
それから、接眼部を手前にひっぱってやると
ファインダーの中が映し出されて使用可能になる。
ファインダーはかなり小さいものの
覗くと、その中に映しだされてる映像を確認できる。
マブタをぴったりくっつけてというよりは少し離して覗きこむ感覚で使うようで、
視度調整もついているし、周囲の映り込みを抑えるために、
ファインダーのレンズ部分にはZEISS T*コーティングを施してある。
そのT*コーティングの証として
正面部分に、わざわざT*のロゴを印刷でなくきちんと刻印しているこだわりっぷり。
ストロボは、レンズの直線上の中央に収まっていて、
[フラッシュ」スイッチをスライドするとシャコンと飛び出す。
「RX100M2」よりはポップアップ構造がよりシンプルになっていて
小さくて飛び出しも少なめ。
ファインダーとストロボを同時にポップアップして使える。
「RX100II」にせっかくついたマルチインタフェースシューがなくなったのかと
最初は少し残念に思ったものの、
そもそもここに装着する一番はファインダー、つぎにフラッシュなわけで、
それがもう本体に内蔵されてしまったと思えば
コンパクトというメリットはそのまま貫けて、
それで使いたいときに使えるというのはやっぱりいいなと。
唯一、納得がいかなかったのは、
ファインダーで電源がONになったまではいいのだけど、
そのままファインダーを引っ込めると電源がOFFになってしまう事。
いやいや、ファインダーで連動はいいのだけど、
時と場合によってはそのままファインダーを引っ込めて操作したい事だってあるから
せめてここは、設定でオン・オフが選べるようにして欲しかったなと。
(ファームアップかなんかでやってくれないかな。)
それからチルト範囲がものすごく広がった2軸の可動式液晶モニター。
思い返せば、「RX100」はそもそも液晶モニターは固定で、
「RX100MII」からチルト液晶モニターに進化したけど、
「RX100III」は、その範囲が広がって、上方向に180度まで広がった。
下方向に約45度は同じものの
液晶モニターがぐるっと反対方向まで向くから
自分撮りとか友達とのツーショット撮影にも使える。
これがあるとかなり便利。
広角24mmで撮影できるから手を伸ばして撮っても背景もバッチリ入る。
それにローアングル時でも本体からギチギチだった「RX100MII」と違って
かなり手元側に倒して確認できて、撮影する時の姿勢がもっと自由になった感じで
これは楽ちんだしイイ!
このあたりももうデジタル一眼カメラαシリーズと同じ感覚で使えて、
迷いなくいじれるのもありがたくて、
設定がパッと確認できるうえに、
いざ変更したいと思ったらメニューを開かなくても
ここですぐに変更もできるとかすっかり慣れててこれが便利。
MENUから「ファンクションメニュー設定」で
上下あわせて12コの項目は好みで変更もできるから
ほぼ[Fn]キーだけで事足りてしまうほど視覚的にもイージーに使える。
操作性では、もうひとつ踏み込んで便利なのがダイレクトに設定を呼び出せるカスタムキー。
新たに、本体背面右下に[C]ボタンが加わって
背面にある「コントロールホイール」の中央、左、右ボタンや
C(カスタム)ボタンには、ドライブモードからはじまってなんともう40コ以上の機能から
好みの設定を割り当てられて、
撮影してる時でも、即座にワンボタンで設定呼び出しができる。
ダイヤルモードにある「MR(メモリーリコール)」も合わせると
かなり自分仕様にしてしまって使えるので
コンパクトデジタルカメラとはいえ、かなり快適に使えるようになってる。
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レンズ焦点距離が、「RX100」、「RX100II」では
広角28mmから望遠100mmだったものから
「RX100III」は、広角24mmから望遠70mmとになっていて、
広角側のワイド撮影ができるようになった違いは確かに違いを感じられる。
用途にもよるかなと思いつつも、広角側にふられてるおかげで、
風景撮影とか旅先での写真は広大なものが撮れるアドバンテージは活かせるし
メインどころの、35mm、50mm、70mmの画角で切り取れるから
まず撮りたいイメージの撮影できるし。
(いちおう全画素超解像ズームを使えば139mm相当の望遠撮影まではできる。)
それに、ワイド端開放F値1.8という明るさはそのままに、
テレ端の開放F値が2.8と明るくて、比べちゃいけないけど、
これがデジタル一眼カメラ用のレンズだったら一体いくらなんだろう?と思ったり。
露出をコントロールできるNDフィルターまでついてるし。
あと、個人的に不満だったのがマクロ撮影に向いてないという事だったのだけど、
「RX100III」は、ワイド端でレンズ先端から5cm/最大撮影倍率0.41倍、
テレ端でもレンズ先端から30cm/最大撮影倍率0.20倍と、
かなり被写体に近づいて撮影できるようになったのがかなりの改善ポイント。
コレひとつでかなりオールラウンドに使いこなせるようになっていて、
単独で持ちだしても納得の写真を撮って帰れるし、
デジタル一眼カメラのサブ機として持っていって
単焦点レンズを装着して取り替えるの時間がないよという時にまかせちゃってもいいし、
とかいろいろ後付の理由を考えて欲しくなる困ったカメラだなこりゃ。
なんて、もういろいろモヤモヤしながら、
他の2つのカメラを触りに行くよ。
続く。
・もういらないかも?と思っていたコンデジが激しく欲しくなるカメラ「RX100III」!
・高いクオリティに、さらなる操作性と拡張性が加わったサイバーショット「DSC-RX100M2」
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