海外で デジタル一眼カメラ α7SIII ( ILCE-7SM3 )を発表! 4K 120p、ISO 409600の高感度、15ストップの広いダイナミックレンジ、高速AF、強力な手ブレ補正などを備えた、究極のムービーカメラ。<追記:国内でも発表!>
海外で、デジタル一眼カメラαシリーズEマウントモデルα7SIIIを発表。
α7SIIから5年の時を経て、後継製品となるα7SIIIは、1,210万画素 35mm フルサイズ Exmor Rセンサーを搭載して、圧倒的な高感度・低ノイズ設計で、4K120p動画記録に対応。
・Highly Anticipated Sony Alpha 7S III Combines Supreme Imaging Performance with Classic “S” Series Sensitivity
・α7S III with pro movie/still capability ILCE-7SM3
<2020年7月29日、α7SIII国内発表>
・映像クリエイターの創造力を突き動かす フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7S III』 発売 | プレスリリース | ソニー
・映像クリエイターの創造力を突き動かすフルサイズ一眼。映像世界を、意のままに デジタル一眼カメラ α7S III
・先行展示情報(ソニーストア直営店)
・α7SIII 撮影サンプル
・ Imagination in Motion | ソニー
α9II/α7R IVと同等機能は赤、α7SIIIに新たに備わった機能は青で記載。
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目次
●1210万画素 裏面照射型CMOSセンサー、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。
α7SIIIに搭載されるセンサーは、有効1,210万画素(総画素数1,290画素)35mmフルサイズの35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー。
α7SIIの最大2倍の読み出し速度を誇り、高感度と広いダイナミックレンジを備えている。
そして、最新型の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。
従来の「BIONZ X」の最大8倍のパフォーマンスレベルを誇り、待機時間を最小限に抑えながら、映像と静止画の両方のリアルタイム処理機能を大幅に向上。
AF、画像認識、画質調整のリアルタイム処理を実行すると同時に、データ転送、ユーザーインターフェイス、その他のカメラ操作も処理しする。
フルサイズの1,210万画素はによるイメージセンサーの受光部の面積と、そのセンサーからの出力信号を最適化することで、感度範囲全体にわたって低ノイズで高感度を実現。
標準ISOは80-102400、拡張ISO 40-409600(動画時 80-49600)。
低感度時に約15ストップの広いダイナミックレンジで、深い影からハイライトまで、滑らかで自然なグラデーションにより、撮影時のクリエイティブな自由度が広がる。
撮像エリアの縦横約93%をカバーする範囲に759点の像面位相差検出AFセンサーと、425点のコントラストAFを搭載して、高精度なフォーカシングをサポート。
リアルタイム瞳AF(人と動物対応)と被写体を追跡するAIベースのリアルタイムトラッキングもSシリーズとして初めて搭載。
高度なAFアルゴリズムにより、肉眼ではほとんど見えないEV-6という暗いシーンでも高精度な撮影ができる。
メカニカルシャッターと電子シャッターそれぞれ最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写が可能。
「BIONZ XR」のバッファメモリとメモリカードの書き込み速度が向上したため、非圧縮のRAW画像1000枚以上の連続撮影が可能。
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●4K 120fpsの動画記録、安定した動画撮影の機能。
新開発の強力な「BIONZ XR」プロセッサーと連携して動作する新しいイメージセンサーの高速読み出し機能により、オートフォーカスで120fpsのフルフレーム4K動画記録が可能に。
10bit 4:2:2カラーサンプリングという驚異的な豊かな映さをカメラに直接記録して、画像のグレーディング、ポストプロセッシング、コンポジットの柔軟性を大幅に高める。
新しいXAVC HS記録形式は、HEVC / H.265エンコーディングを使用して、AVC / H.264エンコーディングの2倍の圧縮効率を実現し、優れた画質とファイルサイズを小さくできる。
Long GOPフレーム間圧縮に加えて、α7SIIIは、αモデルボディで初めて内部フレーム内記録(All-Intraエンコーディング)をサポート。
これにより、最大600Mbpsのビットレートですべてのフレームが個別にエンコードされ、複雑なモーションをより正確にキャプチャして内部または外部メディアに記録し、より効率的な編集ワークフローを実現。
[1] All-Intra(All-I)[2] Long GoP [3] Group of Pictures
プロ機と同等のS-Log3ガンマ曲線とS-Gamut3を備え、より広いダイナミックレンジとスムーズな編集作業のための簡単なカラーマッチングを提供。
HLG(Hybrid Log Gamma)はHDR制作をよりシンプルにし、複雑な撮影後の作業なしでカメラ上でHLG互換のBRAVIAの映像を作成し、グラデーション豊かな10bit映像を再現できる。
α7SIIIの新しい画像処理エンジン「BIONZ XR」により、光源に過度に依存することなく一貫して再現が可能になり、グラデーションレンダリングも洗練され、自然な色調の色合いや色再現性を改善。
4K撮影のさいに、新しいイメージセンサーと処理エンジンにより、ローリングシャッターの歪みをα7SIIのわずか3分の1に減らす。
撮影後の編集作業では、αシリーズで初めて、HDMI経由で外部レコーダーへの16bit RAWデータ出力をサポート。
XAVC HS 4K、XAVC S 4K、またはXAVC S-I 4Kとプロキシファイルはカメラ内で同時に記録可能。
出力は、フルフレーム4264 x 2408(16:9)16bitデータで、フレームレート(60p / 50p / 30p / 25p / 24p)から選択できる。
プロカムコーダーFX9の技術と性能基準を継承するファストハイブリッドAFにより、被写界深度が浅く広範囲にわたって高速で動く被写体の高精度でスムーズな追跡が可能。
動いている被写体を4Kの浅い被写界深度と120pのフレームレートで撮影する場合でも、正確で粘り強いAFパフォーマンスを発揮。
リアルタイム瞳AFは、AI機能を利用して瞳のピンポイントフォーカス精度と、部分的に隠れた顔での検出が30%向上。
粘り強い瞳へのトラッキングにより、焦点深度が浅くても構図に集中できる。
また、被写体を追跡するAIベースのリアルタイムトラッキングは、液晶ディスプレイに触れた被写体を直感的かつ自動的に追跡するタッチトラッキングにも対応する。
望遠レンズ時に起きやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きい時におきるシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景撮影や動画撮影時に目立つ回転ブレ(ロール)といったブレに対応できる5軸手ブレ補正。
補正効果も5.5段分にまで効果がおよぶ。
「BIONZ XR」はカメラのブレを正確に測定し、光学的に補正することで、ジンバルがなくても安定した4K解像度の撮影が可能になる。
[1]手ぶれの追尾[2]スタンダード[3]アクティブ
カメラの設計は、長時間の録画セッション中でも過熱しないように最適化。
独自のソニーΣ(シグマ)形状のグラファイト合金ヒートシンクが画像安定化ユニットに組み込まれているため、センサーは以前のモデルよりも5倍効率的に熱を放散できると同時に、安定して動画撮影が行える。
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●新UIとタッチ操作可能なバリアングル液晶、CFexpressタイプAカードに対応したデュアルスロット、944万ドットOLEDビューファインダー。
MOVIEボタンを上面に配置し、あらゆる撮影位置での操作性を向上。
モードダイヤルの順序と切り替えの速度も改善。
また、α7シリーズとして初の、横開きのバリアングル液晶モニター(3.0インチ、144万画素)となり、ジンバルやリグを取り付けた場合でも視認性を向上。
メニュー構造は、プロの写真家とビデオ撮影者の両方からのフィードバックを反映するように再設計。
カメラの設定がより直感的になり、設定変更のに対するカメラの応答性が向上。
メニュー画面はタッチで操作でき、再生画面はスワイプ、ピンチズーム機能を備える。
41ºの対角視野、25mmの高いアイポイント、鮮明で歪みの少ない表示。
シーリングの改善により、急激な周囲温度の変動でも内部の結露する可能性が大幅に減少している。
メモリーカードスロットは、SDカードとCFexpressタイプAカードに対応したデュアルスロット。
SDカードは、UHS-IIに対応。
CFexpress Type Aカードは、高速連続静止画撮影と高ビットレートでの4K動画記録の両方に適した高速書き込み/読み取り速度を備えた次世代のコンパクトストレージ。
大量の静止画像や動画データが生成されている場合でも、カメラのバッファをすばやく解消できる。
カメラはUSB PD(Power Delivery)に対応して、内蔵バッテリーを消耗することなく、長時間の連続撮影が可能。
PD互換のUSB充電器とモバイルバッテリーをカメラのUSB Type Cポートに接続して、電力を供給したり、内部バッテリーを従来の電源の3〜4倍の速度で充電できる。
カバーと内部フレームに軽量で高剛性のマグネシウム合金を採用、カメラの剛性と軽量性を維持しながら、ボディの耐久性をさらに高めている。
また、バッテリーカバー、端子カバー、シャーシ内のすべての接合部に強化シーリングが施され耐湿性を向上。
イメージセンサーの前にあるフィルターは、毎秒70,000サイクルの超音波周波数で振動し、センサー表面からほこりを取り除く。
有線および無線通信機能は、静止画および動画ファイルのFTP転送とリモート撮影機能に対応。
ワイヤレス5GHz / 2.4GHz LAN接続に対応、
SuperSpeed USB 5Gbps(USB 3.2)をサポートするカメラのUSB TypeCポートに接続されたUSB-to-Ethernetアダプターケーブルを利用して、1000BASE-Tイーサネットネットワークへの有線接続を利用できる。
リモート撮影は、SonyのImaging Edge Desktopアプリケーションを搭載したPCから、またはImaging Edge Mobileを搭載したモバイルデバイスからコントロールできる。
マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースに対応。
XLRアダプターキット(XLR-K3M)を使うと、4チャンネルの24ビットデジタルオーディオ録音が可能。
機能をカメラに追加で提供します。メニューから48 kHz / 16ビット2チャンネル、48 kHz / 24ビット2チャンネル、48 kHz / 24ビット4チャンネル、3つの録音フォーマットを選択できる。
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販売価格は、ヨーロッパで€4,200、北米で$3,499.99。
2020年9月頃の発売を予定。
長らく噂が出ては消え、出ては消えを繰り返していたα7SIIIの全貌がついに明らかに!
4K120Pというハードルを越えて、画をメインとした設計に根本から作られたカメラ。
そのためのセンサー、画像処理エンジン、メディアスロット、バリアングル液晶、新UI。
ボディは第4世代のα7R IV やα9IIと同じと言いつつも、ソニーのαシリーズとして完璧に頭一つ抜きでたモデルとなった。
ムービー撮影ならαシリーズのみならずソニーのコンシューマー機としても唯一無二の存在。
良くも悪くも1200万画素となるとトリミング耐性はなくスチル撮影としては悩ましいポイントではあるものの、このカメラで撮れる画にも非常に興味をそそられる。
α7SIIIのより詳しい日本語での詳細をまとう。
・2020.07.29(Wed)13:00 _ Imagination in Motion | ソニー
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
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