デジタル一眼カメラ α9 にメジャーアップデート第1弾「Ver. 5.00」開始!高性能リアルタイムトラッキングやAF機能の大幅な進化など。
デジタル一眼カメラα9に対して、最新Ver. 5.00のソフトウェアアップデートを開始。
また、2019年夏頃にもver.6.0のソフトウェアアップグレードが行われる予定。
また、α7RIII/α7III もVer.3.0へのソフトウェアアップグレードを2019年4月に予定している。
・デジタル一眼カメラ「ILCE-9」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ:SONY
・『α9』のAF、画質などカメラの基本性能をさらに進化させるソフトウェアアップグレード実施 | プレスリリース | ソニー
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●アップデート方法
デジタル一眼カメラα9を、PCに接続してアップデートファイルから該当のアップデートファームウェアをダウンロードしてセットアップウィザードの手順どおりに進めればOK。
・ILCE-9 本体ソフトウェアアップデート(Windows) Ver. 5.00
ファイルサイズ: 299MB
注意点として今回は、大幅なアップデートになるため、多くの同意を求められるのできちんとチェックしておこう。
それからデータが初期化されるにあたって、自分のカスタマイズした設定は別途記録を残しておいたほうがよいかも。
今回のα9の最新のバージョンは「Ver.4.10」から「Ver. 5.00」へ。
アップデートが完了した後は、カメラ本体が再起動して背面液晶に再び表示されれば終了。
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●α9用ソフトウェアアップグレードver.5.0(アップデートして検証中)
デジタル一眼カメラα9のver.5.0は、メジャーアップデート第1弾。
1.)高性能リアルタイムトラッキング
静止画撮影や動画撮影時、被写体との距離・模様・輝度といった空間情報を高速に検出して、複雑な動きやスピードに緩急のある動体を高精度に認識し追尾し続ける「高性能リアルタイムトラッキング」。
被写体が人物や動物の場合は、AIにより瞳の位置情報を並行してリアルタイムに認識。
メニュー画面から「タッチトラッキング」を設定して、捉えたい被写体をモニター上でタッチするだけで追尾する被写体を選べる。
離れた場所から走ってくる陸上選手を撮影する場合には「押す間トラッキング」、不規則に動き回る子どもやペットには「タッチトラッキング」といった具合に機能を選択することができる。
2.)リアルタイム瞳AFの進化
AIによる物体認識により即時に瞳情報を検出する「リアルタイム瞳AF」の精度・速度が向上。
正面からうつむき顔になった場合や、振り向いた瞬間、逆光で顔が暗いシーンといったフォーカス合わせが難しい状況でも、瞬時に瞳を検出し追従。
AF-C(コンティニュアスAFモード)時もシャッターボタンを半押しすると同時に被写体の瞳を検出することが可能になる。
瞳をの検出を「オート」「右目」「左目」から設定でき、「右目/左目切替機能」をカスタムボタンに設定することで撮影中でもボタンを押して瞳AFの左右を切り替えることができる。
2019年夏予定のソフトウェアアップデートにより、「リアルタイム瞳AF」は一部の動物の瞳にも対応予定。
進化したアルゴリズムを採用することで、像面位相差検出AFセンサーの活用領域を拡げて、AF-Cかつ連写時にオートフォーカスが可能な絞り値をF11からF16に拡大。
4.)精度・速度・追従の安定性が向上した動画撮影時のAF
動画撮影時に、位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用した「ファストハイブリッドAF」のうち、位相差検出システムをより効果的に活用してAFの精度・速度が向上。
被写体の手前を何かが横切った場合や、絞り値を大きく設定した撮影時でも、スムーズでふらつきの少ないピント合わせができる。
5.)タッチ操作によるフォーカス操作の進化
モニター画面の被写体にタッチしてフォーカスを合わせる「タッチフォーカス」に加えて、新たにモニター上を指でなぞってフォーカスの位置を変更できる「タッチパッド」機能にも対応。
また、「タッチトラッキング」機能を設定しておくことで、タッチによる被写体の選択と追従が可能になる。
6.)階調表現の向上とホワイトバランスの安定性強化による画質の向上
カメラ内のJPEG生成アルゴリズムを最適化して、より滑らかな階調表現を実現。
空のグラデーションなど、少しずつ変化する明暗差や彩度をより自然に再現する。
また、連続撮影時でも、オートホワイトバランスの正確性・安定性が向上。全体的な色再現性が向上する。
7.)その他の機能強化点
・前後ダイヤルや背面コントロールホイールがカスタマイズ可能になる「マイダイヤル」機能の追加
・メモリーカードが容量オーバーになった場合、もう一方のメモリーカードに記録先を自動で切り替える「リレー記録」
・デュアルスロット記録メニューの「静止画振り分け記録設定」の選択方法を詳細化
・5段階で設定できる「レーティング機能」と再生時の一覧性が向上する「連写グループ表示」を追加
・カスタムキーの設定に対応し、再生画面上で誤消去を防止できる「プロテクト機能」を強化
・フォーカス位置を移動中、端に到達してそのままキーを押し続けると反対側のフォーカス位置に移動する「フォーカス位置の循環」。
・シャッターボタンを押している間ホワイトバランスを固定する「シャッターAWBロック」機能
<その他機能(海外サイトより)アップデート内容をチェック中)>
・ムービーフォーカス拡大の新しい初期倍率を追加。
・AV/TVセッティング
・「MENU」に機能カスタムボタン割り当て可能
・「MENU」のヘルプ画面
・「Fn」ボタンのメニュータブ操作の改善
・「マイメニュー」のデフォルト表示に対応。
・FTPバックグラウンド転送とモバイルアプリ「「Transfer & Tagging add-on」を利用してスマートフォンへ画像転送
・画像の転送後にスマートフォンからIPTCメタデータを付与
<参考>
・レンズ交換式デジタルカメラ ILCE-9 α9 Ver.5以降 ヘルプガイド
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α9のメジャーアップデート第2弾のver.6.0は、2019年夏を予定。
「リアルタイム瞳AF」の動物対応。
ただし、人物と動物ではモードの切り替えが必要となることと、当然ながら全ての動物が対象ではない。
2.)インターバル撮影機能に対応
「インターバル撮影機能」に対応して、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影可能に。
カメラボディ内でインターバル撮影した画像(RAW/JPEG)を「Imaging Edge」のPCアプリとなる「Remote」「Viewer」「Edit」で編集して、時間の経過による変化を表現するタイムラプス動画が作成できる。
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α7RIII/α7III にもメジャーアップデートとなるver.3.0を2019年4月に予定。
AIによる物体認識により即時に瞳情報を検出する「リアルタイム瞳AF」が進化。
AF-C(コンティニュアスAFモード)時もシャッターボタンを半押しすると同時に被写体の瞳を検出することが可能。
さらに、一部の動物にも対応予定で、野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従可能になる。
2.)インターバル撮影機能に対応
「インターバル撮影機能」に対応して、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影可能に。
カメラボディ内でインターバル撮影した画像(RAW/JPEG)を「Imaging Edge」のPCアプリとなる「Remote」「Viewer」「Edit」で編集して、時間の経過による変化を表現するタイムラプス動画が作成できる。
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●「Imaging Edge」の進化
1.)PCアプリケーション「Remote」「Viewer」「Edit」をアップデート(Ver.1.4)
インターバル撮影した静止画からのタイムラプス動画生成に対応。
また、連続撮影時に前の画像を半透明化するオーバーレイ機能により、前後の画像比較やストップモーション動画の作成も容易に。
二つの画像の比較表示、画像の入れ替えや表示位置の同期など、操作性が向上する新ユーザーインターフェイスを採用。
2.)モバイルアプリ「Transfer & Tagging add-on」
デジタル一眼カメラα9のFTPバックグラウンド転送を使用して、静止画の全画像または選択した画像を撮影中でもモバイル機器に転送可能。
さらに、転送した画像にタグやキャプションを入力したり、ショートカット用の用語をパソコンで作成してスマートフォンに同期することも可能。
3.)モバイルアプリ「Imaging Edge Mobile」
スマートフォンからのリモート撮影や静止画・動画の転送などを行う「PlayMemories Mobile」の後継アプリ。
撮影しながら静止画の全画像をスマートフォンに転送する自動バックグラウンド転送できる。
4K動画の転送や、映像をスマートフォンで確認しながら撮影できる「リモートコントロール機能」、撮影画像へ位置情報付与などができる。
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今回のアップデートで、α9は真のプロ機になれるといっても良いかもしれない。けれど、本当に待望のアップデート内容といえる。
α7RIII/α7III にも欲しい「リアルタイム瞳AF」の進化とインターバル撮影機能も盛り込まれいる。
・ナント”α9”の販売価格を5万円値下げして398,880円+税へ。”α7SII”も販売価格を5万円値下げして248,880円+税へ。
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