海外で、デジタル一眼カメラ”αシリーズ”最新機能とAマウントのアドバンテージを併せ持つ”α99Ⅱ”がついに登場!
写真・映像・イメージング産業界を代表するトレードショー「フォトキナ」で、α99の後継機種となるα99Ⅱを4年という歳月を経て発表!
・Sony Japan | ニュースリリース | 世界最大規模の写真・映像関連の展示会「Photokina2016」出展のご案内
・Sony launches new flagship ɑ A-mount camera, the ɑ99 II – Sony Corporation
---------------------
●αの最新機能とAマウントのアドバンテージを併せ持つα99Ⅱがついに登場!
ソニーのデジタル一眼カメラの初のフルサイズモデルα900が発売されたのが2008年10月。そして、その後継機種となったα99が発売されたのが4年後の2012年10月。
そしてα99から立つことまる4年、出てくるかと期待しつつもしかしたらAマウントは発売されないんじゃ?という心配を払拭するがごとく、ついにα99Ⅱが発売に。
現時点では、海外発表でとどまっているものの発売は11月という事で、それまでには国内でも発表があるのではと予想。
α99Ⅱは、α7RⅡと同じ35mmフルサイズの有効約4240万画素「Exmor R」裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
透過型ミラーでミラーを上下に動かすという動作を省いて表示と撮影を両立させた
「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を採用。
そして、α7RⅡに備わっている399点位相差検出のAFセンサーと、α77Ⅱに採用される79点の位相差AFセンサー、中央部に15点クロスセンサー、中央測距点にはF2.8対応のセンサーを搭載して、超高速に被写体を捉える「79ハイブリッドクロスAFポイント」。
膨大なAFデータを利用して高精度なトラッキング性能を持ち(エンハンスドサブジェクトトラッキングパフォーマンス)、AFはEV-4という暗いシーンもサポート、そして顔な斜めからでも正確にピントをあわせる瞳AFを備える。
AF / AE追従で12fps(ライブビュー撮影時は8fpsまで)という高速な連続撮影が可能に。
画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。
光効率を飛躍的に高めるギャップレスオンチップレンズ構造で、ISO感度は常用でISO100-25600、拡張でISO50-102400までをカバー。
そしてα99Ⅱにも、α7RⅡに備わる、5軸手ブレ補正機能をボディに搭載。
今までは手ぶれ補正は内蔵はしていたものの、上下左右だったものからヨー、ピッチ、ロール方向にも対応するようになって、より強力に手ブレを防いでくれる。
そして4Kムービー撮影も単独で可能。
4K/ フルHDムービーにしても撮影時に、「フルフレーム」もしくは「スーパー35ミリフォーマット」を選択できる。4Kムービー撮影をする時にもジャギーやモ アレを抑えたそのままのピクセルからの読み出しで4K (3840 X 2,160 QFHD)の撮影ができる。
新しいクイックとスローモーションでのアクセントムービー フルHD (最大50Mbps )撮影が可能に。
「S&Q 」モードを使用すると、1fpsから120fs( 100fps )までの8段階に変更して60倍( 50倍)のクイックモーションから5倍( 4倍)のスローモーションまで撮影が可能に。
ボディの大半をマグネシウム合金を採用して軽量化と堅牢性を両立、全体にわたってシーリングを施して防塵・防滴仕様。
メモリーは、SDカードとメモリースティックDuoに対応したデュアルスロット。(スロット1は、メモステDuoとSDカードいずれか、スロット2はSDカード専用。)
Wi-FiとNFC、マルチインターフェースシュー、マルチ端子など、Eマウントレンズに搭載される最新トレンド機能は備わっている。
本体サイズは、142.6mm x 104.2mm x 76.1mm、重量は、バッテリー、メモリーを含むと849g。
α77Ⅱと比較するとタテヨコサイズは全く同一で、奥行きは4.8mmほど薄くなっている。重量は123g増加している。
価格は、€3600、$3,199、北米で2016年11月発売予定。
----------------
ソニーのデジタル一眼カメラは、もうすっかりEマウント機が大躍進を遂げたものの、コニカミノルタから引き継いだ時のAマウントレンズを採用したモデルは大人しめというよりも、もはや次期モデルが出るのか?という不安さえ抱いていたのも事実。
かくいう自分もすっかりα7シリーズでフルサイズ機になってからというものズッポリとEマウントレンズにハマっていったけれど、それでもAマウントレンズを昔から愛用して、マウントアダプター経由じゃなくて素のままのAマウントの最新モデルが欲しいという人はいるわけで。
いやー、噂は出ては消え、出ては消えを繰り返してたので、まったく気にしてなかっただけに、α99Ⅱが改めて本当に発表されるとかなり驚いてしまった。
ちゃんとα7RⅡをはじめとする欲しい機能をたっぷり備えて。
しかも、勝手に50万円は超えるだろうと思っていたのに、€3600/$3,199とするならレート環境どおりには単純にいかないにしても、まず50万円を超えることはないし、期待値としては40万円前半というのも充分にありえる。
Eマウント機を使ってての弱点は、バッテリーの容量が小さくてあまり持たないことと、あまりにも早い被写体にはAFや連射が追いつかないこと。(あと、お姉さんを撮る時の説得力のあるべき姿。)
そこをカバーしてくれて、かつダイレクトボタンの直感的な操作のスピードアップを含めて、Aマウントユーザーにとってはこれは待望のカメラでしょう!!
苦言を呈するなら、なんでもっと半年前くらいからボヤ―でもいいからAマウントのフラッグシップでるよー的なティーザー広告でもやっとけば、もうちょっとAマウントユーザーを安心させられたんじゃないかなーと思ったりするけど、もう出てきてくれたことに今は感動っ(`;ω;´)
ということで、今日の時点では国内での発表はまだないけれど、もはやお約束で海外先行になってるのでもうちっとも驚かない。国内での発表を改めてまとう。
・α7Ⅱを、ソニービル銀座で触ってきた雑感。
・光学式5軸手ブレ補正機能を備える”α7Ⅱ”を速攻撮影してきた画像をUP。
・α7から随所にブラッシュアップをさせたデジタル一眼カメラ「α7Ⅱ」、まずは外観レビューから。
・かなり使い勝手の良いα7Ⅱと縦位置グリップの組み合わせ。
・α77Ⅱにver2.00のアップデートで、「XAVC S」形式の対応とAFのさらなる高速化。