ソニーデジタルスチルカメラ RX10V「DSC-RX10M5」のスタミナ性能と熱耐性について調べてみた。ソニー公式情報から、RX10IV、RX100VII、α7Vを含めて撮影可能枚数・連続動画撮影を比較。

ソニーから登場したレンズ一体型の高倍率ズームデジタルスチルカメラRX10 V「DSC-RX10M5」。
RX10 Vは動画撮影性能が大幅に向上、クロップのない全画素読み出しの5.4Kオーバーサンプリング4K60p動画撮影に対応している。
カメラの動画撮影として重要なポイントの一つが連続動画撮影時間。
1.0型センサーを搭載するカメラであっても、動画撮影時の発熱により記録を強制的に終了するという宿命を持っている。
そこで今回のRX10 Vや、、同じく1.0型センサー搭載のRX100VII、フルサイズセンサーを搭載するRX1RIII、デジタル一眼カメラα7 Vを含め、ソニー公式ページのデータをもとに、熱に対する強さを比較してみる。
・RX10V(DSC-RX10M5) | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
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目次
●高性能プロセッサーBIONZ XR、大容量Zバッテリー採用で高性能化しながらスタミナ性能向上。熱は大丈夫?
RX10 Vは、有効最大約2010万画素の1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmor RSに、ツァイス バリオ・ゾナー T* 焦点距離24-600mm F2.4-4.0の高倍率ズームレンズを一体化し、α譲りの画像処理エンジンBIONZ XRとAIプロセッシングユニットを新たに搭載。
ブラックアウトフリーの最大30コマ/秒の高速連写に加えて、クロップのない全画素読み出しの5.4Kオーバーサンプリング4K60p動画撮影に対応している。
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| 動画性能比較 |
| RX10V動画性能 ・5.4Kオーバーサンプリング4K60p ・クロップあり4K120p |
RX10IV動画性能 ・5.4Kオーバーサンプリング4K30p ・フルHD120p |
RX10 VとRX10IVの動画性能を比べてみる。
主に、4K30p から 4K60pへ、クロップの有無はあるもののフルHD120pから4K120p(クロップあり)へと進化している。
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| RX10V:4K60p動画撮影時(24mm) | RX10V:4K120p動画撮影時(24mm)クロップあり |
更に「リアルタイム認識AF」により、認識対象としてオート、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機を認識できるようになっている。
一方で画像処理エンジンBIONZ XR+AIプロセッシングユニットにより、撮影時のフレームレートやAF性能が向上しているため、消費電力も増加している。

上の表は、RX10 V、RX10 IV、RX100 VII、RX1R III、α7 Vのバッテリーの持ちと消費電力を比較したもの。
本来であれば、AIプロセッシングユニットを搭載しないモデルの方が最も消費電力的に有利になる。
消費電力の高さを並べてみる。
<消費電力の高さ>
RX10 V > RX1R III > α7 V > RX10 IV > RX100 VII
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| α7 V … BIONZ XR2 | RX10 V 、 RX1R III … BIONZ XR | RX10 IV 、RX100 VII … BIONZ X |
消費電力については、実はRX10 Vが最も高い。
BIONZ XRとAIプロセッシングユニットを搭載することでどうしても消費電力が高くなってしまう。
α7 Vが搭載している画像処理エンジンBIONZ XR2は、性能を高く維持しつつ省電力化されている。

<搭載バッテリー>
NP-FZ100(Zバッテリー)16.4Wh:RX10 V、α7 V
NP-FW50(Wバッテリー)7.3Wh:RX1R III、RX10 IV
NP-BX1(Xバッテリー)4.5Wh:RX100 VII
<バッテリーの持ち>
α7 V > RX10 V > RX10 IV > RX1R III > RX100 VII
バッテリーのスタミナ性能については、消費電力だけでなく搭載されているバッテリーの容量によるものが非常に大きい。
バッテリーなより長持ちするα7V とRX10 Vは、どちらもZバッテリーを採用している。
次にWバッテリーを採用する RX10 IV、RX1R III と続く。
本体のコンパクトさもあって、一番小さく容量の少ないXバッテリーを採用するRX100 VIIはやはり使える時間が短い。
RX10 Vは、高性能化によよって大きくなった消費電力を、大容量のZバッテリーを採用することで解決している。
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●RX10 V の動画撮影時間と熱耐性を、RX100 VII、RX1R III、α7 V と比較。

以下が公式に記載されているRX10 Vの動画連続撮影時間目安。

XAVC S HD:60p 50M 4:2:0 8bit、Wi-Fi非接続時、モニター展開時
XAVC S 4K:60p 150M 4:2:0 8bit、Wi-Fi非接続時、モニター展開時
自動電源OFF温度の設定が「標準」の場合。
4K撮影の時間は、環境温度が25℃で約10分、40℃で約10分。
自動電源OFF温度の設定が「高」の場合。
4K撮影の時間は、環境温度が25℃で約90分、40℃で約20分。
環境温度が高くてもある程度の時間撮影することが出来る。
RX10 Vだけではわかりにくいので、RX100 VII、RX1R III、α7 Vの動画の連続撮影時間とバッテリーの持ちを比較。
前モデルのRX10 IVについては9年前のモデルのため、連続撮影時間の情報がなかった。
それぞれの条件ごとに、確認してみる。
自動温度OFF温度:[標準]、環境温度:25℃、フォーマット:HD
・RX10 V ・・・ 120分
・RX100 VII ・・・ 30分
・RX1R III ・・・ 30分
・α7 V ・・・ 120分
HD撮影での[標準設定]では、環境温度25℃のとき、α7 V含めRX10 Vは、約120分の連続撮影が可能。
RXシリーズは、従来1度に撮影できる時間に約30分という制限があった。
近年のモデルはその制限がなくなっているため、前のモデルの時間が少ないように見える。
自動温度OFF温度:[標準]、環境温度:25℃、フォーマット:4K
・RX10 V ・・・ 10分
・RX100 VII ・・・ 5分
・RX1R III ・・・ 20分
・α7 V ・・・ 90分
4K撮影での[標準設定]では、環境温度25℃のときα7 Vが約90分と圧倒的に長時間撮影できる。
RX10 Vは標準設定]では、環境温度25℃のとき約10分しかない。
これは、他のRXシリーズと比較すると、4K撮影で60pか30pか異なるためRX10 Vが熱に弱いわけでない。
長時間の撮影ともなると環境温度の影響を大きく受けるため、動画撮影時は自動温度OFF温度設定を[高]に設定したほうが安心。
自動温度OFF温度:[標準]、環境温度:40℃、フォーマット:HD
・RX10 V ・・・ 120分
・RX100 VII ・・・ 20分
・RX1R III ・・・ 20分
・α7 V ・・・ 120分
HD撮影での[標準設定]では、環境温度40℃になると、ボディの小さいRX1やRX100は撮影時間が短くなっている。
環境温度が高くなると、ボディの熱耐性の限界に到達してしまう可能性がある。
自動温度OFF温度:[標準]、環境温度:40℃、フォーマット:4K
・RX10 V ・・・ 10分
・RX100 VII ・・・ 5分
・RX1R III ・・・ 20分
・α7 V ・・・ 30分
4K撮影での[標準設定]で環境温度40℃という最も厳しい条件になると、α7 Vですら約30分と撮影時間が短くなる。
一方で、RX10 Vは10分で環境温度25℃の時と変わらない。
いずれにしても「標準設定」のままでは思うように動画撮影できないという事がわかある。
自動温度OFF温度:[高]、環境温度:25℃、フォーマット:HD
・RX10 V ・・・ 120分
・RX100 VII ・・・ 30分
・RX1R III ・・・ 30分
・α7 V ・・・ 120分
自動温度OFF温度を[高]にすると、環境温度25℃でのHD撮影では、どのモデルも長時間の撮影が可能。
RX100 VII、RX1R IIIについては、コンパクトカメラなので設定を変更しても長時間の動画撮影は厳い。
自動温度OFF温度:[高]、環境温度:25℃、フォーマット:4K
・RX10 V ・・・ 90分
・RX100 VII ・・・ 30分
・RX1R III ・・・ 30分
・α7 V ・・・ 120分
自動温度OFF温度を[高]にして、環境温度25℃での4K撮影では、α7 V、RX10 V、RX100 VII・RX1R IIIの順に長時間撮影が可能。
RX10 Vでも90分連続撮影出来るのであれば、動画撮影としても十分に使える。
自動温度OFF温度:[高]、環境温度:40℃、フォーマット:HD
・RX10 V ・・・ 120分
・RX100 VII ・・・ 20分
・RX1R III ・・・ 20分
・α7 V ・・・ 120分
自動温度OFF温度を[高]にして、環境温度49℃でのHD撮影では、動温度OFF温度[標準]のときと変わらず。
フルHD撮影時はそれほど発熱しないという事になる。
自動温度OFF温度:[高]、環境温度:40℃、フォーマット:4K
・RX10 V ・・・ 20分
・RX100 VII ・・・ 20分
・RX1R III ・・・ 20分
・α7 V ・・・ 60分
自動温度OFF温度を[高]にすると、環境温度40℃での4K撮影という最も過酷な使い方でも、RX10 Vは20分の撮影が可能。
α7 Vについては、低消費電力や全身がマグネシウムボディの熱耐性の高い筐体設計で約60分も4K動画撮影を続けられる強さがある。
●静止画のみならず動画撮影機として利用勝色のあるRX10V

RX10 Vも4K60pかつ全画素読み出しの撮影設定で過酷な状況でも20分撮影できるなら、動画機としては優秀。
しかも、RX10 V本体右上にタリーランプを備えて、正面からでも録画されている事を認識できる。
バッテリーの持続時間も、連続撮影時間の長さも思っていた以上に良好で、動画撮影のオトモとして導入しても良いかもしれない。
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●RX10 V「DSC-RX10M5」

デジタルスチルカメラ RX10 V「DSC-RX10M5」
市場推定価格:360,000円(税込)前後
ソニーストア販売価格:未定
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
発売日:2026年7月31日(金)
予約開始:2026年7月16日(木) 10時~
・RX10V(DSC-RX10M5) | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
RX10V「DSC-RX10M5」を、お得にソニーストアで購入する方法。レンズ一体型1.0型イメージセンサー光学25倍ズームデジタルスチルカメラには長期保証がオススメ。
ソニーストア 直営店舗でご購入の場合

※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入のさいに、
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ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。














