「IBC2014」に向けてSONY出展、4Kカムコーダー「PXW-FS7」、FEレンズ「SELP28135G」を発表。
ソニーは、オランダ・アムステルダムで、9月12日(金)から開催される国際放送機器展「IBC 2014」で、「Beyond Definition」をテーマに、4Kをはじめとした高画質映像や最新の映像ソリューションを提案、新製品を紹介する。
・IBC 2014 出展概要 4Kなど最新の映像制作ソリューションを提案:SONY
・4Kスーパー35mm CMOSイメージセンサー搭載 本体のみで、肩乗せ・ハンディなど様々な撮影スタイルに対応する新デザインを採用した レンズ交換式XDCAM™メモリーカムコーダーを発売:SONY
その中で、4K XAVC記録に対応するレンズ交換式 XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-FS7」など複数のカムコーダー新製品群を投入する。
その「PXW-FS7」のレンズ付属モデル「PXW-FS7K」に搭載されるレンズが、単独としては一足先に、ソニーヨーロッパでデジタル一眼カメラ”α”Eマウント用フルサイズ対応のFEレンズ、FE PZ 28-135mm F4 G OSS 「SELP28135G」として発表されている。
・Sony introduces world’s first 35mm full frame lens with power zoom capability
”α”Eマウントレンズのロードマップの2014年に控えていたレンズのうち、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 「SEL1635Z」の次の2番めに表示されていたGレンズが、FE PZ 28-135mm F4 G OSS 「SELP28135G」。
SONYの業務用レンズのノウハウをつぎ込んだ35mmフルサイズ対応のEマウント電動ズームレンズ。
焦点距離は、28mmから135mm、α6000やα5100のようなAPS-Cセンサーの場合であれば、35mm換算で42mmから202.5mm。質量は、1,125kgとかなりの重量になる。
F4の大口径レンズで、広角から望遠まで全域で露出を一定に撮影することができる。
静音性やなめらかなオートフォーカス・絞り動作をもつEマウントレンズの特性に加えて、「独立3リング」や、「パワーズーム」、「ズーミングによるフォーカス変動の最小化」といった、動画撮影での仕様を想定された機能を盛り込んだFEレンズということになる。
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これで2本が明るみになったところで、残す所、Gレンズのマクロレンズ、カールツァイスレンズの大口径単焦点レンズ、そしてもう1本はグレーで見えないレンズもまた非常に気になるところ。
「SEL2470Z」や「SEL70200G」は、2013年内に発表されて、発売は2014年というパターンだっただけに、いずれかは同じように発表が2014年内、発売は2015年の最初頃というレンズもあるだろうけれど、早く詳細が知りたい。
ひとまずは、今月9月16日(火)からケルンで始まる写真・イメージングの世界最大の見本市「photokina フォトキナ ワールド・オブ・イメージング」で、ソニーから何かしら発表・参考出品なんかがあるかもしれないので楽しみにまっておこう。
・α7にあるとかなり重宝するカールツァイスレンズ「SEL2470Z」
・Eマウント待望のフルサイズ対応望遠ズームレンズ「SEL70200G」を使ってみよう!
・35mmフルサイズを片手で持ち歩けちゃうEマウントカメラ”α7”(その1)
・35mmフルサイズを片手で持ち歩けちゃうEマウントカメラ”α7”(その2)
・35mmフルサイズを片手で持ち歩けちゃうEマウントカメラ”α7”(その3)