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ブロックを作るプログラムして動かす「ロボット・プログラミング学習キットKOOV™(クーブ)」がかなり楽しそうなので、ソニーストアで実際に触ってきた。

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ソニー・グローバルエデュケーションからロボット・プログラミング学習キットKOOV™(クーブ)が発表されたのは2016年3月のこと。

それから、2016年9月のソニーショールーム/ソニーストア銀座オープンの時に、動く試作モデルが展示されていて触ったのが初めてで、こんなのがソニーから出てくるのか!?と驚きつつもこれはおもしろそうだぞと。

そして今回ついに発売になるということで、ソニーストア福岡天神でこのおもしろアイテムを実際に触ってきた。

・玩具としても教材としても楽しめるロボット・プログラミング学習キット「KOOV(TM)(クーブ)」を発売 | プレスリリース | ソニー

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●ロボット・プログラミング学習キットKOOV(クーブ)って何?

KOOV(クーブ)というのは、ブロックを組み合わせて「かたち」を作って、「プログラム」を組んで「動かして」遊ぶことで、子どもたちの創造力を育成するデジタル学習キット。

学習というと、お硬い感じがするけれど、おそらく子どもからすれば、楽しく遊んでいるうちに自然と「どうしてこうなるんだろう?」という興味が沸いていくはず。

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KOOV(クーブ)の基本は、いろんな種類のブロックを組み合わせて、「かたち」をつくっていくというもの。

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ぜんぶで7種類の色と形がちがうブロックをくみあわせると、立体的な形が作れるというか、タテに積み上げるだけじゃなくて、ヨコやずらしてナナメにくっつけられて少ないブロックでもかなり自由な形を作れるのがおもしろい。

それと、ブロック自体が半透明なので、違う色どうしをくっつけた時に、色が混ざり合って違う色に見えて、「かたち」に加えて「イロ」でも遊べる感じ。

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いろんな動きをさせられる「電子パーツ」もいくつかあるのだけれど、これらを使わなくても、シンプルにブロックで遊ぶというところからでもスタートできるから、かなり小さい頃から初めさせて、興味と経験をつんだら次のステップへ進むというのもアリ。

この敷居の低さがイイね。

お兄ちゃんやお姉ちゃんが学習をかねて作っていたとして、弟や妹がいれば、プログラミングはできなくても隣でブロックを組み立てる楽しさを一緒に体験して、親しめておけば、その後の導線もつながりやすいかも。

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動くキモになる「電子パーツ」は、駆動系(DCモーター/サーボモーター)・光表現(LED)・音表現(ブザー)・センサー(光/赤外線フォトリフレクタ/加速度/スイッチ)。

ブロックと一緒に組み上げると、動かせるロボットを作れるのがKOOV(クーブ)のいちばんのウリ。

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●ひとまずロボットを作ってみよう。

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さぁ、なんか動くロボット作ってみよう!と思っても、さすがにいきなりは作れないので、最初はいくつか用意されている『ロボットレシピ』を参考にして作ってみよう。

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まず必ず必要なものがWindowsもしくはmacOSのPC、もしくはiPadと、インターネットに接続できる環境。

KOOV(クーブ)専用のアプリを使って、いろいろ教えてもらったり、プログラムを組んだり転送したり、コミュニケーションしたりができる。

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最初は、『ロボットレシピ』から、いろんな動物や乗り物をみつけて、作ってみたい!と思うモノを選んではじめよう。

ここにはいわゆる、プラモデルとかラジコンの説明書がたくさんある感じ。

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つくりたいロボットに必要なパーツ一覧を見ながら、各色のブロックや電子パーツを準備して、あとは一つ一つステップにしたがって組み上げていくだけ。

この取扱説明書をみながら作るというのが、プラモデルやラジコンを作ったことに慣れてる大人なら簡単な作業だけど、まだ一度もやったことがない子どもたちには大変な作業だったりして。

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ここが上手く出来てるなーと思ったのが、このパーツをくっつけるよというページが立体的で動画による「3D組立ガイド」になっていること。

つながる様子を動画で眺めたり一時停止たり、よくわからないところは、見える角度をかえたり、拡大も縮小も自由にできるから、くっつくイメージを確認しながら作っていける。

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紙の取扱説明書だと、”白黒で一方向から見るもの”なので、これがわかりにくかったりするのだけど、この「3D組立ガイド」なら、かんたんなロボットから、複雑なロボットまで、コレを見て参考にしながらだと、まず間違いなく完成までこぎつけられる。

完成したら終わりじゃなくて、完成品を「記念撮影」してアプリから画像や動画をアップロードするところまでがポイント。

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『ロボットレシピ』からロボットまでを作ると、あらかじめ動作プログラムも出来上がっていて、データを転送してやれば、すぐに動かして遊べるのがミソ。

プログラムを作るというところはひとまずスキップして、すぐに動かして遊べる。

「作る」楽しさと、「動かして遊ぶ」楽しさをここまででたっぷり体験できる。

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ちなみに、ロボットを動かすプログラムは、見た目にもわかりやすい「ビジュアルプログラミング」。

遊んでいるうちに、「どうしてこういうふうに動くんだろう?」という探究心がめばえたら、「ビジュアルプログラミング」を見ながら、数値を変更したり入れ替えたりして、ロボットに転送して動きを変えたりもできる。

けれど、このプログラミングを理解することと、実際に作るというのが最大の難所なので、次の「がくしゅうコース」が手助けしてくれる。

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●着実に前に進んでいける「がくしゅうコース」

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「プログラミング」「ブロック」を作ることもあわせて、「がくしゅうコース」がゲーム感覚で学べるしくみがよくできていて。

コースは、アプリの操作方法から、電子パーツの使い方を学びながらプログラミングの方法を学べる「はじめてのロボットプログラミング」と、ブロックの種類や組み方・外し方、外れにくくするテクニックを学びながら、おもしろい動きをつくるための表現方法を習得できる「ブロックアーティストになろう」という二つ。

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まるで、1-1の超かんたんな知識からはじまって、クリアしていくと少しづつマップをすすんでいく感覚はゲームのステージみたい。

途中でクイズもあったり、クリアしていくとバッジがもらえたりと、どんどん先へ進みたくなる。

ちょっぴりやってみたけれど、ブロックなんて作ればいいだろ!と大人目線で思っていた固定概念をかるくぶち壊すハッとするアイデアを教えてくれたりして、いきなり自分の発想が貧困になってることを知るというか、この「がくしゅうコース」のデキっぷりが凄い。

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●自分でつくったオリジナル作品をみんなに公開できる「自由制作」

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ゲーム感覚ですすめているうちに、ブロックの組み立てと、プログラミングの方法が身についたら、『ロボットレシピ』もいらなくなって、自分で思った通りの「ロボット」を作りたくなる。

もう自由にブロックと電子パーツを組み上げて、動かしたい「プログラミング」を一から作れる。

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作った作品は、さすがに今の時代にあってるというか、オンラインで共有することもできる。(公開を制限もできる。)

公開すれば、KOOVユーザーからコメントをもらえてコミュニケーションもとれるし、公開されている作品を参考にしてまた別の作品を作ったりもできたりと、モチベーションの上がる要素はモリモリ。

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●ロボット・プログラミング学習キットKOOV(クーブ)をはじめてみよう。

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KOOV(クーブ)は、ブロックと電子パーツをシンプルな構成にした「スターターキット」と、後からブロックや電子パーツを追加できる「拡張パーツキット」、その両方が一緒になった「アドバンスキット」の3種類。

・KOOVアドバンスキット「EKV-200A」 ・・・ブロック302ピース、電子パーツ24個  49,880円
・KOOVスターターキット 「EKV-120S 」・・・ブロック172ピース、電子パーツ16個  36,880円
・KOOV拡張パーツセット 「EKV-080E」 ・・・ブロック130ピース、電子パーツ8個  21,880円

手軽にはじめるなら「スターターキット」で、物足りなくなったら「拡張パーツ」を追加するでもいいけれど、金額的に最初から「アドバンスキット」のほうが安くて、やっぱりコレがいいかなと。

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ちなみに、この↑ソニーストア福岡天神の展示コーナーに置いてあるブロックは「アドバンスキット」2コぶん。

兄弟が多かったり友達と複数人で遊ばせてあげようと考えると、このくらいの物量があると楽しそう。

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さらにちなみに、このKOOV(クーブ)は、ソニー・グローバルエデュケーションと学校教材メーカーの株式会社アーテックとの共同開発で出来たもの。

ということは、アーテック(ArTec)ブロックと共通して(カラーは違うとしても)ブロックは組み立てられそうなので、単純に増やして遊ぶというのもおもしろいかもしれない。

※アプリはお互いに連動してないはずなので、あくでも自己責任の範囲で。

・子どもたちに楽しさをきっかけに学びを大好きになってもらいたい 株式会社アーテック

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ブロックをくっつけていろんな形をつくる楽しさからはじまって、自分でプログラミングしたロボットが思い通りに動かせるところまでが体験できるのがこのKOOV(クーブ)

子どもたちが楽しみながら、将来の可能性のひとつを拓く手伝いになるのなら、親として遊ばせてあげたいなという想いもありながら、実は大人の自分がすっかりハマってしまって一緒に遊ばせて欲しいというのがパパの本音さ(・∀・)!!

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