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ハイレゾ音源とバランス接続からアンバランス接続まで汎用性の高さとつけ心地が最良のヘッドホン「MDR-1AM2」。


ソニーからヘッドホンの本質を追究したヘッドホンの新モデル「MDR-1AM2」

ハイレゾ音源に対応したオーバーヘッドタイプのヘッドホンとして登場した「MDR-1R」は2012年。

その後、「MDR-1RMk2」へとマイナーチェンジを経て「MDR-1A」、そして3年ぶりにモデルチェンジ。

スタイルが出来上がっているというのもあるけれど、見た目にはあまり変わってなさそうに見える「MDR-1AM2」をレビューしてみる。

・100kHzまでの広帯域再生とさらなる高音質を実現したハイレゾ対応ヘッドホン『MDR-1AM2』発売 | プレスリリース | ソニー

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●「MDR-1AM2」の基本性能をチェックする。


「MDR-1AM2」は、3Hzの低域から100kHzの超高域まで再現するハイレゾ音源に対応したオーバーヘッドタイプのヘッドホン。

ハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドホンとして、広帯域の再生と広いダイナミックレンジと解像度の高い音を再現が可能になる直径40mmのドライバーユニットを搭載。

軽量かつ高剛性を備え、高い内部損失特性を持つLCP(液晶ポリマーフィルム)振動板にアルミニウムのコーティングを施した、アルミニウムコートLCP振動板を搭載。

透明度の高い中高音の再生できるというのがミソで、「MDR-1AM2」ドーム部の剛性を高める形状に改良したことで、高音域の感度が向上している。


特徴的なところとして、20万円という非常に高価なフラッグシップモデルのステレオヘッドホン「MDR-Z1R」に採用されているフィボナッチパターングリル「MDR-1AM2」にも採用。

このドライバーユニットの中に見えるグリルと言われる補強パーツをフィボナッチ数列(ひまわりのタネの形状)を参考にした曲線パターンにすることで、グリルの開口部を均等化して、空気の伝搬を阻害せず、なめらかな超高域特性を実現するというもの。


ハウジングは密閉型になっていて、制振性に優れた樹脂を採用。

そのハウジングの上の部分に通気孔を設けて振動板の動作を最適化することで低域のリズムを正確に再現する「ビートレスポンスコントロール」は健在。

そういえばこのシルバーモデル、イヤーパッドとヘッドバンドのカラーリングが「MDR-1A」ではブラウン系だったものから、「MDR-1AM2」ではグレーに変わっていてコントラストが減ったというか全体的に統一したカラーに見える。

ブラックモデルもハウジング部分の赤いラインがなくなり全体をブラックに統一して、限定モデルの「MDR-1A Limited Edition」の外観に非常によく似ている。


付け心地にも注力をはらわれていて、低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドと、イヤーパッドが内側に倒れ込む構造を採用。

実際に付けてみると、耳に吸い付くように柔らかくピッタリフィットして中からの音漏れも防ぐと同時に、外部からの音もしっかりとシャットダウンして音楽の世界に没入できる。

ヘッドホンを装着していてもハンガーの頭に触れる部分も同様に柔らかくて上下にあたる側圧も変わらず、軽くてつけ心地はかなり良好。

負荷が少なくて耳が痛くなることもなく長く聴いていられるというのも利点。


ハウジング部は、90度ハウジングの方向が変わるスイーベル機構になっていて、横向きにしてフラットにする事ができて持ち運び時には省スペース化できるようになっている。

ヘッドホンの可動部には、複数のシリコンリングを仕込んでいるので、扱っていて軋んだ音がしたりカタカタと音が鳴るのもきっちりと抑えている。

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●見た目に気づかないほどにコンパクトになった「MDR-1AM2」。


単独で触っていると気づかなかったけれど、前モデルの「MDR-1A」と比較してみると、「MDR-1AM2」がかなりコンパクトに、そして軽くなっていることに気づく。

比較モデルは、「MDR-1A Limited Edition」


サイズ感がかわっているのは、ハウジング部の直径。

「MDR-1A」のハウジングの直径は66mmだったものから、「MDR-1AM2」では約59mmと7mmも小型化。


あわせてイヤーパッドの形状や素材も改良が加えられていて、表面には、吸放湿性に優れた合成皮革を採用して、長く装着していると蒸れてしまう居心地の悪さを解消。

それから縫い目部分が「MDR-1A」では側頭部に触れてしまう位置にあったものから、「MDR-1AM2」ではハウジング側へと縫製を逃しているのがわかる。

このちょっとした違いでも、ヘッドホンを装着してウレタンフォームの柔らかさで伸縮した際にもイヤーパッドの縫い目が頭に触れないというだけでもつけ心地が違う。


ヘッドバンドの厚みも30mmから27.5mm幅へとスリム化。

ヘッドバンドのアームの素材をステンレス製から、より軽量で剛性の高いアルミ製に変更したり、内部をくり抜くなどした軽量化もあって、そもそものヘッドホン全体の質量が「MDR-1A」の約225gから「MDR-1AM2」では約187gへと軽量化。

だかが約38gということなかれ、手に持ち比べる以上に、リスニングしている時の負担は減るわけで、頭頂部のアタリも非常にやわらかいこととあわせて装着感の軽さは大きなアドバンテージ。

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●バランス接続やスマホ連携できるケーブルを最初から付属、好みでケーブルを交換。


ヘッドホンからのケーブルは方出しタイプの脱着式。

「MDR-1AM2」は、購入した時点でバランス接続での利用を考えられて、通常の3.5mmステレオミニプラグのヘッドホンケーブルに加えて、φ4.4mmバランス標準プラグを採用したヘッドホンケーブルも同梱

付属のヘッドホンケーブルは、音の劣化を抑制するために中の銅線に銀めっき加工した「銀コートOFC」を採用、ケーブルを4芯構成にすることで、左右それぞれに独立したグラウンドケーブルを用意してクロストークを低減。

ヘッドホンケーブルには、表面に細かい溝を入れてからみにくい構造。コードに触れてもタッチノイズで邪魔されない配慮がある。


ウォークマン「NW-WM1Z/WM1A」「NW-ZX300」には、一般的なφ3.5mmステレオミニプラグに加えて、バランス接続と言われるφ4.4mmのヘッドホンジャック(5極)を搭載。

バランス接続にすることで、左右の音をかんぜんに分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力する事ができるようになることで、ステレオ感に悪い影響を及ぼす左右の信号の混在(クロストーク)を限りなくなくして、ノイズや歪みの少ない繊細な音が再現できるようになるというもの。

今までは、バランス接続に対応したヘッドホン、そして別売のケーブル、と揃えるためのハードルが多いこともあったけれど、単純にウォークマン「NW-WM1Z/WM1A」「NW-ZX300」と、ステレオヘッドホン「MDR-1AM2」であれば付属しているφ4.4mmバランス標準プラグをウォークマンにブスっと差し込むだけでガッチリと安定してつなげて、にバランス接続でのリスニングがすぐに楽しめる。

実際、聴き比べると下手なニュアンスの差よりは歴然で、バランス接続の左右の干渉がないステレオ感の鮮明度は楽曲を聴くとはっきりと味わえる。

バランス接続できるプレーヤーがあるならやる価値はものすごく大きい。


一方で、そうはいっても圧倒的に多いφ3.5mmステレオミニプラグでのアンバランス接続環境。

手にしたヘッドホンをいかにたくさん活かして使えるかというのが大切。

利用シーンとしては、スマホとつないで聴くことも増えていて、スマホのアンプ出力は専用オーディオプレーヤー(ウォークマン)にはおよばないものの、「MDR-1AM2」を装着したときの耳のフィット感ゆえの遮音性がかなりよくて、ムリヤリ音量を上げなくても心地よく聞こえるというのは大きなメリット。


付属のヘッドホンケーブルは、ケーブル途中にマルチファンクションボタンのついたユニットがくっついていて、裏側にマイク穴がある。

このマルチファンクションボタンは、スマートフォンとつなぐとハンズフリー通話ができたり、音楽を聴く時の、再生や一時停止、送り戻しといった使い方もできる。

Androidアプリ「SmartKey」をダウンロードしておくと、音量の上げ下げや着信拒否、音声検索といったカスタマイズする事もできる。

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「SmartKey」アプリの設定には、「ミュージック」、「通話」、「保留」の3つの項目があるので、ボタンを1回、2回、3回押したときにどういった動作をさせるか、(再生/一時停止やトラック、応答/通話終了や音量やミュート)を自分の好みで設定できる。

音楽を聴きながら、Xperiaの操作も手元でササっと扱えるとなかなかに便利。

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ハイレゾ音源に対応する超ド定番のヘッドホンというベースを持ちながら、ベストな環境としてバランス接続を実現できることと、ステレオミニプラグの汎用性をあわせ持っているというのがこの「MDR-1AM2」

音楽の世界は高品位に向かっていくと、とことん価格が上昇してしまうけれど、3万円で納得のクオリティが詰め込まれているヘッドホンと考えると満足度は高い。

買ったらいかに利用シーンを増やすかで、ハイレゾ音源とバランス接続という究極の組み合わせだけでなくて、ステレオミニプラグでづながるすべての機器で使い倒したくなる。

ケーブルさ差し替えられるメリットを活かして、別売のロングケーブルを用意して大画面テレビ用としても良い。

それから、MDR-1シリーズとしてもコンパクトに、そして軽量になったメリットはものすごく大きくて、オーバーヘッドタイプ特有の頭頂部や側頭部にあたるところの負荷が極端に少ないこともあわせて、なにしろ付け心地が良いし、外にすら持って行きたくなるほど。

密閉感も高くて外部の音もしっかり遮断されて、かつ低域から高音域までの解像感のある音楽をリラックスして聴けるヘッドホンとしてはなかなかのアイテム。

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●「MDR-1AM2」ソニーストアキャンペーン


・あらゆる音楽をありのままの音で ステレオヘッドホン MDR-1AM2 | ヘッドホン | ソニー


ウォークマン「NW-ZX300」
ソニーストア販売価格64,880円+税
ステレオヘッドホン 「MDR-1AM2」
ソニーストア販売価格29,880円+税

最終価格:102,340円(税込)

ソニーストアで分割クレジット「12回払い」手数料無料で購入できる。

1回目支払い:8,500円(税込)
月々の支払い(2回目~12回目)8,840円(税込)


2018年3月1日(木)10時から「新生活 買い替え応援キャンペーン」をスタート。

ウォークマンやヘッドホンを、最終査定金額に最大+1,000円で買取るというキャンペーン。

また、ソニーストア直営店舗では、指定モデルを高額下取りする。

<対象商品>
SONY製および他社製ヘッドホンすべて。ウォークマンすべて。他社製DMP、Apple iPod nano、iPod classic 、iPod touch すべて

<ソニーストア店頭下取りサービス 下取金額例>
MDR-1ABP(定額 15,000円)、MDR-1A(定額 4,000円)、MDR-1000X(定額 15,000円)、QuietComfortR 35(定額 10,000円)
NW-ZX100/S(定額 17,000円)、NW-ZX2(定額 23,000円)、Astell&Kern AK70 MKII (定額 20,000円)、DP-X1A (定額 17,000円)


「Music Life」の中に自然に打ち解けながらも、機能面、デザイン面などで小さな感動を生む製品を届ることをコンセプトとしたオーディオ・アクセサリーブランド 『武蔵野レーベル』。

その 『武蔵野レーベル』のウォークマン「NW-ZX300」専用ケースを同時購入の場合、単体購入よりもより安く購入できる。

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●「MDR-1A」シリーズラインナップ


ステレオヘッドホン 「MDR-1AM2」
ブラック / シルバー
ソニーストア販売価格:29,880円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


ウォークマン®ZX300& ステレオヘッドホン MDR-1AM2 セット「NW-ZX300_MDR-1AM2」
ブラック / シルバー
ソニーストア販売価格:94,760円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00

・これはWM1シリーズをコンパクトに凝縮した濃厚なハイエンドオーディオプレーヤーや!ウォークマンZXシリーズ「NW-ZX300」をソニーストアで触ってきたレビュー!

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