PlayStation 5、アップデートで待望のVRR(可変リフレッシュレート)に対応!「BRAVIA XR」やホームシアターシステム、DELL HDMI2.1対応モニター「G3223Q」などで「VRR」対応を試してみた。
PlayStation®5(PS5™)にVRR(可変リフレッシュレート)対応となるアップデートを4月27日より対応開始。
VRR(可変リフレッシュレート)というのは、HDMI 2.1でVRRに対応しているテレビやPCモニターで、ディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィック出力に合わせてリアルタイムで同期するという機能。
VBRによって、コマ落ち(スタッタリング)や、ちらつき(ティアリング)をなくすことができるというのが最大のメリット。
また、画面が瞬時にレンダリングされることで、グラフィックがより鮮明になり、入力遅延も減らせるため、ゲームプレイがよりスムーズに感じられる。
と言う事で、実際に設定できるモデルとその設定方法について確認してみる。
・PS5™は今週からVRR(可変リフレッシュレート)に対応!
・PlayStation 5 | PlayStation(R) | ソニー
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目次
●PlayStation®5でVRR(可変リフレッシュレート)を使ってみる。
BRAVIA XRの場合
現時点(2022年4月27日)では、ソニーの4K有機EL・液晶テレビ BRAVIA 2021年モデルは、アップデートにより可変リフレッシュレート「VRR」に対応している。
BRAVIA XRシリーズ(例:XRJ-65A90J)のHDMI端子を確認。
備わるHDMIの端子数は4つで、端子のラベルにはHDMI 3とHDMI 4にのみ(4K / 120 Hz)と記載されている。
また、4K / 120 Hz表示やVRRに対応するには、48Gbps HDMIケーブルが必須。
ケーブルをうっかり非対応のHDMIケーブルで接続すると本来の性能を出せない場合があるので注意が必要。
<参考>
・Cable Matters 認証済 8K 光ファイバー HDMI ケーブル 8K HDMI ケーブル Active 超高速HDMIケーブル 10m 8K 60Hz /4K120Hz HDR対応
PS5をHDMI 3 / 4 に接続。
まずBRAVIAの設定を開いて、「外部入力設定」→「HDMI信号フォーマット」を確認する。
ここで「拡張フォーマット(VRR)」に設定しておく。
そして、PS5を起動して、設定から[スクリーンとビデオ]→[映像出力]を開く。
PS5が最新アップデートされていると、「VRR」の項目が新たに追加されている。
初期設定では、[オフ」になっているので利用したい場合は[自動]に切り替える。
対応したテレビ(ディスプレイ)、ケーブル、そして設定がクリアできて初めて利用にできるようになる。
思っている以上にハードルは高め。
さらに追加オプションとして、「未対応のゲームに適用」をオンにすることで、、VRR未対応のゲームでもフレームレートを安定化することができる。
ただし、ゲームをプレイ中に予期しない問題が発生した場合、この設定をオフにしよう。
ホームシアターシステム経由ではVRR非対応(2022年4月時点)
RAVIA XRシリーズとPS5の間にホームシアターシステム「HT-A9」やサウンドバー「HT-A7000」を接続している場合について。
実際に試してみたところ、残念ながら「VRR」は有効にできなかった。
現時点での回避方法としては、BRAVIA XRシリーズのHDMI 3(eARC/ARC対応)にホームシアターシステム「HT-A9」、サウンドバー「HT-A7000」を接続、HDMI 4にPS5を接続することで「VRR」も有効にして利用できる。
今後のアップデートで、ホームシアター・サウンドバー経由でも「VRR」対応になる可能性もある。
HDMI2.1対応 Dell製 PCディスプレイ「G3223Q」の場合
PCディスプレイであるDell4K 144Hzリフレッシュレートに対応する31.5型ゲーミングモニター「G3223Q」とも接続してみる。
「G3223Q」は、実際につかっていると少し癖のあるモニターで、入力画面が映らない現象にハマる事もあるだけに心配がよぎる。
が、そんな心配をよそに、問題なく「VRR」を有効にすることができた。
・Dell 32 4K UHDゲーミング モニター「G3223Q」レビュー。Windows PCやMac、PlayStation 5、Xbox series X と接続してみた。
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待望のPS5の「VRR」、ではあるけれど、ディスプレイやゲーム機、ケーブルまでがすべての条件が揃っていないと利用できないというハードルの高さ。
テレビをすぐに買い替えるというわけにはいかないものの、これから購入刷る場合には、「可変リフレッシュレート「VRR」をはじめ4K 120pなどHDMI2.1に対応したBRAVIA XRシリーズを選んでおけば間違いない。
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●VRR対応 BRAVIA XRシリーズ
・BRAVIA 2021年モデル の大型アップデートを検証してみた。
(その1)Airplay の 4Kミラーリング。
(その2)Airplay の Dolby Atmos ビデオ系コンテンツ再生対応。
(その3)可変リフレッシュレート「VRR」に対応。
●BRAVIA XRラインナップ
4K有機ELテレビ
・A90Jシリーズ
「XRJ-83A90J」【83型】:1,100,000円(税込)
「XRJ-65A90J」【65型】: 484,000円(税込)
「XRJ-55A90J」【55型】: 330,000円(税込)
・A80Jシリーズ
「XRJ-77A80J」【77型】:660,000円(税込)
「XRJ-65A80J」【65型】:374,000円(税込)
「XRJ-55A80J」【55型】:264,000円(税込)
4K液晶テレビ
・X95Jシリーズ
「XRJ-85X95J」【85型】:605,000円(税込)
「XRJ-75X95J」【75型】:440,000円(税込)
「XRJ-65X95J」【65型】:330,000円(税込)
・X90Jシリーズ
「XRJ-75X90J」【75型】:341,000円(税込)
「XRJ-65X90J」【65型】:264,000円(税込)
「XRJ-55X90J」【55型】:198,000円(税込)
「XRJ-50X90J」【50型】:187,000円(税込)
・凄いぞ!PlayStation5 のファーストレビュー。大きさ比較、拡張スロットの確認、周辺機器紹介、起動してゲームプレイ etc ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年11月14日配信)
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