楽天モバイル「Rakuten Mini」クリムゾンレッドを買ってみたレビュー。こんな小さいスマホが欲しかった。
楽天モバイルの超コンパクトなスマートフォンとして登場した「Rakuten Mini (楽天ミニ)」。
2020年1月23日に発売されたときは小さくておもしろそうねくらいの興味だったけれど、4月17日になんと真っ赤なクリムゾンレッドがカラバリとして追加に。
それに釣られて物欲テンションが上がってポチってみた。
・楽天モバイル キャンペーンページ
・Rakuten mini | 楽天モバイル
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●こんな小さいスマホが欲しかった!「Rakuten Mini」
「Rakuten Mini 」の本体の価格は、19,819円+税で、通信無制限プラン「Rakuten UNLIMIT」 の回線とのセットで、事務手数料が3,000円+税別途必要。
「Rakuten UNLIMIT」 は、本来なら月額2980円かかるけれど、1年間無料。(先着300万名を対象に1人1回線まで。)
楽天回線エリアは日本全国ではまだまだ少ないけれど、パートナー回線エリア(au回線)でも使えるのがミソ。
パートナー回線エリアでもデータ容量5GB/月まで使えるし、もしもそれを超えたとしても通信速度1Mbpsで利用できるので実用的には十分。
<2020年5月28日追記:キャンペーン期間中ならRakuten Miniが1円になっています。>
・極小のAndroidスマホ「Rakuten Mini」が期間限定で1円になるキャンペーン!通信料1年無料と解約金不要の合わせ技でもはや契約不可避。
届いた真っ白なパッケージを開けると、「Rakuten Mini 」本体のほかに、ACアダプター、USB type Cケーブル、USB type C⇔3.5mmヘッドホン変換アダプタが入っていた。
本体サイズは、53.4×106.2×8.6mmという小ささ。
質量もたったの79gと激軽。
本体スタイルはスタンダードなスマートフォンというか、サイドラインがラウンドした雰囲気からするとめちゃくちゃ小さくなったiPhoneという感じ。
背面に約1600万画素のメインカメラとFeliCa。
物理キーとして本体右側面に、ボリュームキーと電源ボタンがある。
本体底面にUSB type-C端子と、両サイドにマイクとモノラルスピーカーが備わっている。
ステレオミニジャックはなく、付属のアダプターを利用することで有線のイヤホンも使える。
右下の角にはストラップホールがあるので、小さくてなくしてしまいそうだと思ったらストラップをつけておくほうが良さげ。
クリムゾンレッドは、背面から再度までがレッドで、ディスプレイ周辺のベゼルはブラック。
このサイズでもちゃんと正面に約500万画素のフロントカメラが備わっている。
IPX2相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能もあるし、久しぶりに味わうスマホのミニマム感がたまらない。
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●「Rakuten Mini」がどれくらい小さいかをいろんなスマホと比較
左から、VAIO® SX12 | RED EDITION、Xperia XZ Premium ROSSO、iPhone 11 プロダクトレッド、「Rakuten Mini 」クリムゾンレッド。
「赤いな。実に良い色だ。」
赤くて小さいという条件が揃った端末は今までなかったんじゃないだろうか。
サイズ意外は見た目にそっくりなiPhone 11のプロダクトレッド。
正面の周辺をおおうベゼル的にはiPhone SEのほうがソックリ度合いは高いかも。
”R”はリンゴじゃなくて、楽天の”R”。
サイズ的にすごく既視感があるスマホがあった気がする!と思って探してでてきたXperia SX。
ディスプレイは3.7インチ(1280×720)で横幅はほとんど同じだし、高さは「Rakuten Mini 」のほうが短いけれど、手に握った感覚は同じ。
そういえば2012年に Xperia SX 以降、Xperia シリーズも巨大化の一途をたどっていって久しい。
それだけに、今の時代のスペックで小さいスマホが手に入る嬉しさみたいなものがある。
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●「Rakuten Mini」はeSIMを採用。
「Rakuten Mini 」は、eSIMを採用していて、物理SIMはささらない。
Wi-Fi でつながるとはいえ、これだけの小さい端末を自宅から持ち出さないという選択肢はありえないので、現状としては、「Rakuten UNLIMIT」 を契約するか、もしくはIIJmioのeSIMを契約するか。
今回は、「Rakuten UNLIMIT」 回線を契約したので、初期セットアップともにeSIMの設定する流れ。
「my 楽天モバイル」アプリを開いて自分のIDとパスワードでログイン、あらかじめ契約している楽天回線の開通手続き作業をすすめるだけで完了。
あっけなく開通。
Androidスマホのタテヨコにアイコンが並ぶUIではなくて、小さいなりに扱いやすいレイアウトにカスタマイズされているのがキモ。
一画面に7つのアイコンが並んで、タテにスクロールして次々にアプリを選ぶといった感覚。
タップしやすいしサクサクっと選べるので使い勝手もわるくない。
ただし文字入力だけはさすがに手狭に感じるというか、ひらがな入力はまだマシなものの、QWERTYキーだと指で隠れて視認しにくくてタイプミスがおこりやすそう。
あと1画面の表示量は少ないのでスクロールはどうしても多めになる。Xperia 1とのギャップが凄い。
「Rakuten Mini 」のスペックは、プロセッサーはSnapdragon 439、メモリー3GB、ストレージ32GB。
CPU-Zだとプロセッサーが何故かSnapdragon 435と出てきて、一瞬プロセッサーが古いのかと動揺してしまったけど、どうやらこれはアプリのバグ?のようだった。
当然MicroSDカードも追加できない。
アプリや画像・動画・音楽データをどんどこ入れてしまうとあっという間にいっぱいになるので注意。
ベンチマークアプリ「PC Mark」でのスコアは、4838。
これでグラフィックに頼ったゲームをやるには、さすがに(画面サイズ的にも)無理がある。
けれど、普段使うようなアプリたちならほぼ不満なく動いてくれる。
一番の心配どころはバッテリーの持ち。
数日使ってみた限りでは、ひとまず待受の状態であれば結構持ってくれる。
まるまる1日は余裕でもつし、2日目も余裕で突入。
ただもうシンプルにアプリを使いだすと突如としてバッテリーが減っていく。
本気で使うとみるみるうちに減るので気になってしかたない。
逆にバッテリーの充電はかなり速い。
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さすがにこれだけ小さな端末だと、過度な期待はしたらダメだと思っていたけれど、予想外によく使える。
使っていての不満は、待受状態で維持してるならバッテリーの減りはゆるやかなのに、アプリを使いだすとビビューンと減ってしまうところ。
いざというときにバッテリー切れなんて事態はさけたい。
あくまでもメイン端末を使いつつ、特定の機能やアプリ用途でサブ的に使うのが良さそう。
ただ本当にこの小ささは快感で、ポケットに入れてもまるっきり邪魔にならないし苦痛なささっぷりが凄い。
ちょっと通話する用に使うよとか、おサイフケータイとして使うよとか、PCやゲーム機のテザリングに使うとか、スーパーサブスマホとして最高なんじゃないだろうか。
・300万名に1年間無料という誘い文句に誘われて「Rakuten UN-LIMIT」のSIMカードを使ってみた。パートナー回線でもデータ容量5GB/月まで高速通信できて、これは利用する価値アリ。
・楽天モバイル「Rakuten Mini」にクリムゾンレッド追加。劇的に小さいAndroidスマホと、通信料1年無料という魅力のあわせ技。
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