タッチや声で操作して、腕にスマートフォンがある感覚で遊べる「Smart Watch 3(SWR50)」
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。
・腕に付けて記録、ハンズフリーも通知もチェックできる、がおもしろい「SmartBand Talk (SWR30)」
の続き。
ソニー・エリクソン時代の「MBW-150」から、liveView、Smart Watch、Smart Watch2と買い続けて、もういったいこれで何代目になるのか腕にくっつけるウェアラブルなアイテム。
発表当初のSmartWatch 3「SWR50」の印象は、何このゴムゴムな時計…、何だか微妙な雰囲気だったけれど、「Xperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライ」アンバサダーミーティングで、実機を解説してもらって触ってみたら、まるっきり考え方が逆転してしまった。
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●使い方の自由度が大きく広がった「SmartWatch 3」
今までのSmart Watchは、Androidをベースにした独自のOSだったものから、SmartWatch 3からは、まさに今年トレンドのウェラブル端末用の”Android Wear” に。
中身もガッツリなスペックで、ディスプレイは、、1.6型(320×320ドット)に、プロセッサーは、Snapdragon 400(1.2GHz Quad-core)ロセッサー、512MBのメモリーと4GBのストレージを内蔵。
加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、GPS、光センサーといったセンサー類を山盛り搭載。
今までは、Bluetoothで接続したスマートフォンと通信するという役割だったものから、今回は立派に独り立ちできるくらい。
ものすっごい簡単かつ大雑把に言うと、ちょっと前のAndroidと同じ事が単独でできるくらいの性能も持ってるって事になる。
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デモンストレーション的に一番おもしろかったのは、ボイスコマンド。
SmartBand Talkの「ボイスコントロール」は、あらかじめ決まったキーワードを話す事で連携してくれるもので、SmartWatch 3のボイスコマンドはもっとバリエーションが広がる。
スマートフォンにもある機能と同じく、SmartWatch 3にむかって「OK Google(オーケー グーグル)」と話すと、音声で検索したり、会話していろいろと応えてくれる。
例えば、「東京タワーにつれてって」と質問すると、ルートを検索をして、行き先を教えてくれる。
GPSがあるから、ちゃんと今いる自分の場所から目的地までをナビゲートしてくれる。
それとか、 スマートフォンでメールの着信を受けると、メッセージを確認できるのは、従来のSmart WatchやSmartBand Talkと同じだけど、SmartWatch 3は、ここからさらに返信のメッセージを返せちゃう。
”返信”をタップして、そのまま音声でしゃべると、それがテキストに変換してメール返信できる。
音声で使うシチュエーションはたくさんあって、「お台場の天気は?」とか、「いまなん時?」とか、「今日の野球の結果は?」とか、思い当たった聞きたいことを尋ねればいいだけ。
スマートフォンだとついテキストで検索してしまうけど、何かしながら、思い立ったら腕につけてるSmartWatch 3に声をかけてみようって感覚で使えるのがおもしろい。
実際に使うんだろうか…?なんて考えちゃダメだ!
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もちろん音声で操らなくても、従来どおりにスマートフォンとBelutoothでつながって、画面をタッチ操作して好みのアプリを操作できる。
例えば、時間や天気情報を見たり、カレンダーの予定を確認したり、通知をチェックしたり、メッセージやメールのお知らせ見たりできる。
コレ↑は、スマートフォンのカメラに映る画像を、SmartWatch 3に転送して見ながらリモートで撮影できるアプリ。
もうアプリ次第でどうとでもなる。
スマートフォンで音楽を聴く場合も、再生/停止、曲送り/曲戻し等のリモート操作ができるのはもちろん、スマートフォンにある音楽のプレイリストをSmartWatch 3のストレージにストックして、Bluetoothヘッドセットで音楽を聴くといったことが単独でもできる。
ココも今までとは全然違うところ。
ウォッチフェイスも、Google Playからダウンロードして、好みに変えられる。
今までのSmart Watchもこのあたりがあまりにも自由度が少なすぎたところだけど、見た目の姿が思いの他いろいろ選べるようになるので、このあたりも楽しみの1つ。
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そして最後に、もはやこれが重要ともいうべきライフログの機能。
SmartWatch 3には、加速度センサーやGPSを搭載していて、歩数から消費カロリーから位置情報といったものを記録。
Android Wear用の「Lifelogアプリケーション」を使って、スマートフォンに依存しなくても「SmartWatch 3」だけで単独で、活動データをすぐにチェックできる。
もはやそのための防水防塵機能(IP68相当)で、よりストレージによりアクティブに使えるよというために、リストバンド部分はシリコンにしちゃってる。
実験結果ではそれこそ真水だったらジャブンと浸かってしまっても大丈夫なくらいだから、水回りには相当強いはず。(海水とか熱湯はNG)
web画像だとやたらチープ感が漂ってたけれど、現物を見ると、リストバンドの留め具とかコアの背面は金属でトータルの質感は思ってたよりも全然良かった。
背面にあるフタをパコっとあけて充電。専用端子じゃなくてmicroUSBだから汎用性があるのはいいね。
あと、出来るなら、このコアが装着できる別売でメタルのリストバンドなんかだしてくれるといいのに。
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今までのどっちかというとかなり受け身的な使い方が多かったSmartWatchだったけど、ガラっと逆転、双方向でいろいろできちゃうよと変身したのがSmartWatch 3。
「SmartBand」のライフログ機能もまるごとこの中に入っちゃったわけで、もうSmart Watchと一緒に2つも腕に巻くこともないし。
もうこのさいシリコンでもいいから、とりあえず早く使ってみたい!
・ソニーストアで、Smart Watch3「SWR50」とSmartBand Talk「SWR30」の先行予約販売を開始。
<Smart Band Talk>
・腕に付けて記録、ハンズフリーも通知もチェックできる、がおもしろい「SmartBand Talk (SWR30)」
<Xperia Z3 Tablet Compact>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。
<Xperia Z3(D6653)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3(D6653)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z3(D6653)」の初期セットアップと新しい機能をチェックする。
・カメラアプリ、4K動画、ノイキャン、ハイレゾ音源、PS4リモート、「Xperia Z3」の機能モリモリ。
<Smartband SWR10グローバルモデルのレビュー>
・「Smartband SWR10」が来たからうれしげに腕に装着してみた。(更新)
・「Smartband SWR10」を身につけて自分のライフログを残していこう!
・「Smartband SWR10」のアップデート「自動夜間モード」で使い勝手がちょっぴり楽に!