ソニーとマンフロット、商品開発とマーケティング活動で協業。2018年からα向けカメラアクセサリー登場予定。
9月28日、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(以下ソニー)が、カメラアクセサリーメーカーのLino Manfrotto + Co. SpA 社(以下マンフロット社)と、商品およびマーケティング活動での協業に合意したという発表。
・世界のカメラアクセサリー市場を牽引するマンフロット社と、ジッツオやマンフロットブランドの商品開発およびマーケティング活動の協業に合意2018年からレンズ交換式デジタル一眼カメラα™用の商品で協業
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●ソニーとマンフロット協業。2018年からα向けカメラアクセサリー登場予定。
マンフロットは、イタリアを拠点にして、マンフロットブランドやプロ向けのGITZO(ジッツォ)ブランドのカメラアクセサリーを製造し販売する老舗メーカー。
・カメラスタンド&写真撮影用機材| マンフロット(Manfrotto)公式サイト
ソニーとマンフロットは、今回の協業により、高い品質と性能が求められるプロフェショナル向けからカメラの愛好家向けまで、幅広い商品を展開。
ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラαシリーズ用の商品を、2018年に発売する計画。
プロフェッショナル向けとして、GITZO(ジッツォ)ブランドやマンフロットの新商品も今後展開する。
また、ソニー、マンフロット社が出展する国内外のイベントでも展示を予定しており、協業アイテムの販売や顧客サポートは、マンフロット社の販売マーケティング組織が担当する。
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10年前に、コニカミノルタを引き継いだソニーのデジタル一眼カメラαシリーズは、今やEマウントシステム単独としても、今まで超えられなかったメーカー間のレンズの垣根をこえて、不動であったカメラ業界に確実な変化をもたらしていて。
それは、今年発表されたα9の登場を期にその勢いはさらに加速。
そこで以前ら言われてたことでもあるけれど、カメラを扱うことで必須とも言える周辺機器不足を、今回のようなアクセサリーメーカーであるマンフロットと協業することで一挙に補足拡充させようとしている。
これは…本気だ…。
勝手に想像するに、おそらく今回の協業にとどまることなくカメラ業界での展開を考えているはずで、現状のボディとレンズビジネスで確率しつつあるポジションよりもっと大きな器で攻勢に出ようとしているのだろう。
2018年から、ソニー、デジタル一眼カメラαシリーズ向けアイテムや、マンフロット、GITZOとのダブルネーム製品など出て来るということで、一番近い時期としては、米ニューヨークでPhotoPlusで参考出品が行われるようなので注目しておこう。
そして来年のCP+でもその実機たちを触れそうで今からとても楽しみ。