ソニーが基本的に好き!

高音質&重低音で楽しめるEXTRA BASSシリーズワイヤレススピーカー「SRS-XB43/XB33」レビュー。スマホの小さい画面でも包み込まれる臨場感で、動画もゲームも迫力が大幅にアップする楽しさ。


ソニーの迫力の重低音で音楽を楽しめる、EXTRA BASS(エクストラベース)シリーズのワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB43」「SRS-XB33」「SRS-XB23」

シンプルな「SRS-XB23」とは異なり、よりパワフルかつライティング機能をそなえた上位モデルの「SRS-XB43」「SRS-XB33」をレビューしてみる。

・SRS-XB23 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・新開発「X-Balanced Speaker Unit」搭載のEXTRA BASS(TM)シリーズワイヤレススピーカー発売 | プレスリリース | ソニー

---------------------

●「X-Balanced Speaker Unit」の迫力サウンドを3つのサイズから選べるEXTRA BASSシリーズ。


現物をみてわかるそのサイズ感。

「SRS-XB23」
最大外形寸法:約 外径Φ76×高さ218 mm
質量:約 580g

「SRS-XB33」
最大外形寸法:約246×97×106 mm 
質量:約1.1kg

「SRS-XB43」
最大外形寸法:約325×123×117 mm
質量:約2.95 kg


「SRS-XB23」は、ペットボトルよりもほんの少し大きく重い程度のサイズ感で持ち運びが楽ちんなタイプ。

「SRS-XB33」は、そこから少し巨大化したという感じ。

そしてビックリしたのは、「SRS-XB43」の圧倒的な大きさと、重さ。

そのぶん迫力のあるサウンドを再生できるのだけど、web画像で見たのと現物とのギャップがものすごい。


共通してパッシブラジエーター型のワイヤレススピーカーということだけれど、スピーカーとアンプの構成は随分と違う。

「SRS-XB43」は、2年ぶり「SRS-XB41」からのモデルチェンジ。

 約61×68mm口径の超楕円形ウーファー「X-Balanced Speaker Unit」に加えて、新設計Φ約20mmのトゥイーターも搭載。

実用最大出力は、50W(25W+25W)

「SRS-XB33」には、約48×70mm口径の超楕円形ウーファー「X-Balanced Speaker Unit」を搭載。

実行最大出力は、30W(15W+15W)

「SRS-XB23」14W(7W+7W)という実行最大出力の違い。


中身のイメージはこんな感じ。

スピーカーの形状はまん丸が一般的なのに対して、今回採用されているのは、横長にユニットサイズをアップしたもの。

超楕円形ウーファーになったことで、、それによって同一スペースで比べると、より音圧をかせいだり音の広がりをもたせたり、歪みを抑えたクリアな音になる方向へ貢献する。


EXTRA BASS(エクストラベース)シリーズというからには、最大のウリとなる低域を強調するパッシブラジエーター2つを配置(デュアルパッシブラジエーター)。

前モデル「SRS-XB41」「SRS-XB32」では、左右スピーカーのちょうど真ん中あたりの前後にパッシブラジエーターを配置していた。

それが今回の新モデル「SRS-XB43」「SRS-XB33」は、本体の両サイドの場所へと変更されている。

メリットとしては、これもまたパッシブラジエーターの面積が大きくできるということ。

それによって、今まで以上にキレと存在感のある低音域を再生できるようになって、どこから聞いてもズンズンの迫力の重低音を楽しめる。


操作系は、本体の上部に。(画像は「SRS-XB33」

防水防塵に対応したボディなので、ポチポチと沈み込む浸水しないタイプのボタン。

並びとしては、電源、bluetooth、再生・一時停止(通話)、音量調整、LIVEボタン。
(NFCの位置については、「SRS-XB43」「SRS-XB33」で少し異なる。)

再生・一時停止(通話)ボタンを、2回押しで次の曲に移動、3回押しで曲の頭出しといったこともできるので、スマホが手元になくてもスピーカーから操作できる。


背面の防水処理されたフタを開けると、スマホを充電できるUSB A端子、本体を充電するUSB type-C端子、バッテリー、パーティー、ステレオペアボタンがならぶ。


「SRS-XB43」にのみ、ステレオミニプラグ端子も装備。

48kHz/16bitのADコンバーターで処理して入力信号をロスなくデジタル信号化して、アナログオーディオも楽しめる。


オマケとして、USB Type Cケーブル一体型のACアダプターが同梱するのも「SRS-XB43」のみ。

大容量リチウムイオン充電池を内蔵。

「SRS-XB43」「SRS-XB33」は約24時間(EXTRABASSモード時には14時間再生)の連続再生ができる。

バッテリー残量やペアリングモード、Bluetooth接続した時には音声のボイスガイダンスでお知らせしてくれる。


「SRS-XB43」「SRS-XB33」の特徴というかこのシリーズのウリのひとつとなっているのが、スピーカーに光るライティング機能を搭載していること。

前面のラインライトとトゥイーターライトとスピーカー部分を白く彩るスピーカーライトが曲に合わせて光り、シーンに合わせてその場の雰囲気をさらに盛り上げる。

「SRS-XB43」は、当然トゥイーターも光る。

これはスマホアプリ「Music Center」から、レイブ、チル、ホットなど全12種類からライティングパターンを選択できる。(後述)

---------------------

●スマホアプリ「Music Center」で細かな設定もできる。


スマートフォン(AndroidやiPhone)と連携して使うには、まず最初にbluetothのペアリング。

「SRS-XB43」「SRS-XB33」にはNFCが備わっているので、NFCを内蔵するウォークマンやスマートフォンならワンタッチでペアリングできる。

「SRS-XB23」はNFC非搭載なので、スマホの設定を開いて、機器接続からbluetoothペアリングする。)

一度登録すればその後は楽ちん、NFCにタッチするだけでスピーカーの電源がオンになってBluetoothの接続まで完了できる。

ちなみに、最大2台まで同時接続できる。


Bluetoothの対応コーデックは、汎用性の高いSBC、AACと、SBCの約3倍の情報量となるコーデック「LDAC」も備えてるので、ワイヤレスでもしっかり良い音質で聴ける。

圧縮された音源で失われがちな高音域を効果的に補完してクリアに再現する「DSEE」も備えて、音楽配信サービスのような圧縮されているのが当たり前のような音源でも広がりのある音で再生してくれる。

きちんと高音質化性能は抜かりなく、高音質デジタルアンプ技術「S-Master」、ソニーならではの音を手軽に楽しめる「ClearAudio+」などもしっかり備えている。

「SRS-XB43」「SRS-XB33」に備わっている「LIVE」ボタンを押すと、独自のDSP信号処理技術で、さらなる音の広がりと、歓声や拍手、余韻成分を効果的に拡散することでライブ会場のような臨場感ある音をたのしむこともできる。


それから、「Music Center」アプリをスマホにインストールしておくことで、ワイヤレススピーカーをより細かく設定できる。

メイン画面では、ワイヤレススピーカーの本体カラーに合わせて同じカラーを表示。ワイヤレススピーカーの接続状態、bluetoothのコーデックを視認。

これでスピーカーの調整や入力ソースの切り替え、サウンド機能の調整といった操作ができる。

設定できる項目として、「サウンド」、「パワーオプション」、「イルミネーション」、「その他」、「システム」。

「サウンド」設定では、自分好みの音質やソニーのおすすめの音質「ClearAudio+」、「Sound Effect」、イコライザー設定としてFLAT/Extra BassやTreble/Mid/Bass、「DJ Effect」の調整が可能。


「SoundEffect」では、重低音をブーストする「「Extra Bass」や、より会場にいる包み込まれるようなライブ感を増す「LIVESOUND」の設定ができる。

オフにしてバッテリーの消費を抑えることもできる。

Isolator、Notch、Jet、Noiseといった「DJ Effect」をかけることもできる。

 
「イルミネーション」設定を調整することで、スピーカーのカラーを好みで調整したり、曲調によって変化するイルミネーションの効果を好みで変更もできる。

ほか、Bluetoothのコーデックの変更も可能。

---------------------

●光と音を操れる「Fiestable」アプリを使ってみよう。


さらにそれだけじゃ終わらない。「SRS-XB43」「SRS-XB33」の本領はここから。

スマートフォンに「Fiestable」アプリをインストールすることで、スクラッチやドラムの音、歓声などの効果音を再生中の音楽に入れられる「DJ Control」や、ライティングの色やパターンを音楽にあわせて変幻自在に変えられる「Illumination」、アクションすることで効果をいれられる「Motion Control」の3つが利用できる。

「Music Center」アプリとの違いは、指定したライティングパターンやDJ効果をあらかじめ決めるだけなのに対して、「Fiestable」アプリは音楽を聞きながら自分がまるでDJのようにリアルタイムにプレイできること。


「DJ Control」をつかってみる。

上段にDJエフェクト/イコライザーをIsolator、Notch、Jet、Noise。

下段に、Samplerとして、ドラム、スクラッチ、オーディエンス、ボイス、リズムが並ぶ。

音楽を再生しながら、効果をチョイスして、まんなかのエリアで指をスクラッチすることで音響効果を加えることができる。


「Illumination」は、シンプルにカラーチャートをタップして瞬時に色をかえるもの。

例えば「PartyFlash」という効果を選ぶと、好みのカラーで音楽にあわせて光の明滅の合いの手をビッコンビッコンと入れることができる。

テキストにすると何を言ってるかさっぱりわからないので、以前モデルで撮影した動画を参照に。

スマホで実際に自分で効果をチョイスして真ん中のエリアをグイグイスワイプすることでDJ気分を味わえる。

音楽を聴くだけじゃなくて、自分から音楽にからみにいける。

  
みんなが楽しそうに踊ってるのに、チマチマとスマホをコントロールなんかしてられない!という場合には「Motion Control」を使おう。

これは、スマホを手にしてロールしたり左右や前後に傾けることで、音楽をコントロール(Playback)したり、DJ、Sampler、Illuminationといった効果を変化させるというもの。

これならスマホを持って踊りながら、音楽と戯れることができる。

皆で一緒に音楽たのしんじゃうぜ!というアプローチは凄い。


そして防水性能は、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しないIPX7相当。

キッチンだけでなく、お風呂に持ち込んでも使える。(湯船はNG)

さらにIP6X相当の防塵性能とサビにも強いので、浜辺でもアウトドアでも遠慮なく使える。

この気遣いなく使える自由さが最高。

---------------------

●小さいスマホ画面とは思えない、ライブの臨場感や映画の迫力も本気で楽しめる。


EXTRA BASS(エクストラベース)シリーズのワイヤレススピーカーということもあって、底から響きわたる重低音はもちろんのこと、「LIVESOUND」の包み込まれるような臨場感の再現性はかなりのもの。

動画との相性も良くて、映画をみてもスマホの画面の小ささを忘れるほどの迫力はあるし、ライブ動画を見ていると会場内にいるような感覚を味わえて実に楽しい。

スマホゲームもおもしろさが数倍上がる。

持ち運びやすさにしても「SRS-XB33」は苦痛は少ないし、防水防塵に対応してイルミネーション機能もあるし欲しい機能は全部入り。

そして音質を重視するのであれば「SRS-XB33」をチョイスする価値は相当にある。


一方で、3シリーズ中最上位となる「SRS-XB43」

ストレートに言って、「SRS-XB33」よりもかなり巨大だということと、3kg弱という重さにかなり焦る。

バッテリーを搭載しているから移動できるワイヤレススピーカーだと思いつつも、相当気合入れないとポータブルするにはキツイ。

がしかし、そのパワフルさは群を抜いていて、EXTRA BASSというと低域しか出ないと思われがちだけれど、トゥイーターをちゃんと備えていて高音域はクリアでボーカルも楽器の高い音の再現性も高い。

しかもスピーカーレベルを上げていくと、少し広めのホールでも十分に響き渡るほどで、屋外でも音の通る範囲も広い。

この性能を知れば納得といった感じ。

実はまだおもしろい機能もあって「SRS-XB43」「SRS-XB33」「SRS-XB23」を最大100台までのスピーカー同士をBluetoothで同時につないで、音と連動する光と大音量を楽しむなんてこともできる(ワイヤレスパーティーチェーン)

単純に音楽を聴くだけと思われがちで使い用途も限られているように思えて、このEXTRA BASSはまさに音を楽しむを体現しているワイヤレススピーカーに違いなく、家や外出先のオトモとして最適なアイテムになるのではと思われる。


・円柱型スタイルから繰り出す迫力のサウンド、ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB23」。縦置き横置き、ストラップでぶら下げるもよし、防水防塵でサビにもつよいどこでも持ち出せる自由度。

---------------------

●ワイヤレススピーカー「SRS-XB43/XB33/XB23」


ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB43」
●ブラック/ベージュ
ソニーストア販売価格:23,000円+税
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB33」
●ブラック/ベージュ
ソニーストア販売価格:18,000円+税
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB23」
●ブラック/ベージュ/ブルー/レッド/グリーン
ソニーストア販売価格:12,000円+税
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


アクティブスピーカーかんたん機能比較表

---------------------

●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~20:00

iconicon

【TOPページへ】

ソニーストア

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)