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寝ても覚めても日常でつけたままで使いたくなる「wena wrist active」レビュー。GPS機能と心拍センサーをいかに使うかがキモ。


・シンプルに単独利用も、ヘッド部と組み合わせて時計としても使える「wena wrist active」。バンド調整からヘッド取り付けまで外観レビュー。
・「wena wrist active」の初期設定。iOS端末を使って電子マネーをAndroid端末でも使える方法。wena wristを買い替えた時に「おサイフリンクアプリ」の面倒な移行手続き方法。
の続き。

初代「wena wrist(ウェナ リスト)」「wena wrist pro(ウェナリスト プロ)」、と時計然としたスタイルから、金属のベルトにコマを分散することで見た目を崩すことなく実現していたスマートウォッチ的機能。

けれども、もうズバーっとそれらをメインユニット化してしまえ!としたことで自由度と追加機能まで入った「wena wrist active(ウェナリスト アクティブ)」

この発想が実にツボにハマる。

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●有機ELディスプレイからスマホの通知が確認できて超便利。


まず「wena wrist pro」同様にめちゃくちゃ便利なのが、有機ELディスプレイ

おかげで、スマートフォンにきた電話やメール着信、SNS更新など、メッセージの送り手やタイトル、内容の一部を確認できて超便利。

初代「wena wrist」にも光と振動で知らせしてくれる”通知機能”はあったものの、7色のカラーで光るランプと振動だけなので、これは何だっけ?とわからなくなることもあったけど、ズバリテキストで表示してくれるだけでなんとわかりやすいことか。

ディスプレイの表示は、大きめの文字で1行、小さめの文字で2行の切り替えができて、文字数は最大で英語60文字、日本語20文字、テキストはスクロールして確認できる。

   
「wena wrist active」の通知機能は、スマホのwena wristアプリの「デバイス設定」の「通知設定」から、好みで決められる。

通知したいアプリは、主要な[電話]、[Facebook]、[Gmail]、[Instagram]、[LINE]、[Twitter]といったものから、[Messenger]、[Skype]などアプリを好みで追加できる。

電話の通知として個人登録もできるので、たとえば電話がかかってきた時に、”不特定多数の誰かからの着信”ではなくて”誰から”かかってきたかがわかるので、電話する前の心の用意ができる。

  
「アプリの通知」や「電話の通知」の際には、それぞれLEDのカラーを7色からと、バイブレーションの種類も8種類から好みで設定しておける。

ちなみに、通知にフィルタリングすることもできて、より細かい設定ができる。

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●wena wrist activeだけに備わるGPSと心拍センサーを使おう。


「wena wrist active」の”ログ機能”は、従来のwena wristに備わっている加速度センサーに加えて、GPS光学式心拍センサーまでも備えているのがキモ。

加速度センサーから歩数や消費カロリーを、GPS心拍センサーからランニング中にスマートフォンを携帯しなくても移動した経路や平均速度、心拍数などを計測できるので積極的に使いたくなる。


ただし、注意しないといけないのが、GPS心拍センサーを使うと、そのぶんバッテリーの消費が激しくなるということ。

そのため、外で運動するぞ!という時に「アクティブモード」にすることでGPSが利用できる。


心拍センサーは、「アクティブモード時のみ」利用する(バッテリーの持ちが約1週間)か、もしくはいつでも計測したいときには「常時計測」にする(バッテリーの持ちが約3日間)こともできる。

2~3日の充電が苦じゃなかったら、心拍センサーを「常時計測」にしておいても良いかもしれないし、ここぞという時で十分だと思えば心拍センサーを「アクティブモード時のみ」でもいいかもしれない。


ボタンをポチっと押して「アクティブモード」にするとGPSを受信しはじめる。

外の空の見える見晴らしの良い場所で、およそ2~3分すると、”GPS衛生捕捉完了”と表示されて、スマホがなくても「wena wrist active」単体でGPSの位置情報を取得できる。


おお!今までのウェアラブルデバイス(Smart Watch3、Smart Band Talk、SmartBand2)にはなかった機能だ。

GPSの位置情報から移動速度と心拍数を表示してくれて、ウォーキングとかランニングするには役に立つしおもしろい。

これでログを記録して、スマホと動機してデータを渡せるという仕組みね。

 
「アクティブモード」にしてどれくらいの時間が経過したかもわかる。

で、ここまでは良いもののGPSが起動してる「アクティブモード」時のバッテリーの消費がなかなかに激しい。

だいたい感覚的に1時間で約20%くらいの勢いで減っていくので、「アクティブモード」は最大でも5時間が限界と思っておいたほうが良い様子。

まぁ一般人にはそこまで走り続けられないけれども、アスリートのヘビーユースには物足りない可能性がある。

欲を言えばもうちょっとメインユニットが大きくなっても良かったからバッテリー容量を増やしてくれてもよかったかもしれない。

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●wena wrist active単体で身につけられる手軽さがイイ。


まぁそれでも「wena wrist active」に有機ELディスプレイがついて即情報を得られるのは非常に便利。

バッテリー残量も歩数も、Bluetoothの接続状況もひと目でわかる。

心拍センサーを計測していれば、心拍数も数値で表示される。

スマホと離れて切断が切れた場合には「検索中」と出て、改めて接続さると「接続されました」と表示されたり、電源オンオフの状態もテキストで表示してくれるので、状況が把握できるのは、LEDランプで判断していた初代「wena wrist」よりもはるかに使いやすい。

 
Edyをチャージできるから、コンビニで「wena wrist active」をかざせば買い物もできて、おサイフいらず。

万が一にもスマホを忘れてても、ディスプレイから残高も確認できるから、いったいいくら残ってるんだろう?とドキドキせずに買い物できる。

この楽ちんさはクセになる。


オマケに、日時も設定からオンにしておけば、日付も時間も表示してくれるので、ぶっちゃけ時計をつけてなくても「wena wrist active」だけで成立してしまう。

決して見やすいわけではないとしても、激しく動いたりスポーツするときに、スポーツタイプでもない限り時計は外したいもので、そのときにヘッド部だけはずしておいても、「wena wrist active」だけを身に着けていても、最低限の時間チェックできるというのがミソ。

 
寝る時も同じで、できるなら時計は寝る時は外したい。

けれどヘッド部のない「wena wrist active」単体ならつけたまま寝ても違和感は極端に少なくなるし、実際つけたまま寝てる。

おかげで寝ている時のトラッキング(寝ている時間とか、深い眠りか浅い眠りの時間)もデータとしてとれるし、「スマートアラーム」をセットしておけば、自分で決めておいた時間に浅い眠りのタイミングに、バイブレーションとアラームで起こしてくれるので目覚ましも効率的。

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●wena wristアプリでより詳細な情報をチェックしよう。


「wena wrist active」に内蔵されたセンサーから計測された”ログ機能”は、Bluetoothで接続されたスマホのwena wristアプリにデータ転送されるので、より詳細な情報を知ることができるので、こっちもチェックしておこう。


スマホのwena wristアプリをひらくと現れるホーム画面(Dashboard)。

この画面の上部に、[Edy残高]、[バッテリー残量]と、その日の[歩数]、[消費カロリー]、[睡眠時間]を表示。

その下にみえるグラフは、[Steps(歩数)]、[Edy残高]、[Notification(通知)]、[Sleep(睡眠時間)]、[Exercise(運動)]、[HeartRate(心拍数)]が表示されている。

このそれぞれのグラフをタップすると、さらに個別に細かく内容を把握できる。


[Steps(歩数)]・・・歩数と消費カロリー、歩いた距離を、1日、1週間、1ヶ月、1年単位で確認できる。
              グラフをタップすると個別(時間ごとなど)の歩数もわかるし、デイリーのランキングも表示される。


[Edy残高]・・・使用総額とチャージ総額が、1日、1週間、1ヶ月、1年単位で確認できる。


[Notification(通知)]
・・・TwitterやInstagram、Facebook、Messenger、LINEの通知をデイリーでは時系列に。
                   棒グラフでは1日、1週間、1ヶ月、1年単位で確認できる。
                   トップカテゴリーのアプリの順位と円グラフによる割合もわかる。


[Sleep(睡眠時間)]
・・・睡眠時間と、深い眠り、浅い眠りにわけての時間が、1日、1週間、1ヶ月、1年単位で確認できる。
                 グラフをタップすると深い眠りや浅い眠りの時間ごとの睡眠の長さもわかるし、デイリーのランキングも表示される。


[Exercise(運動)]
・・・アクティブモードでGPSを起動して運動したときの距離や時間、
                種類(ランキング/自転車/ウォーキング/トレッドミル)を1日、1週間、1ヶ月、1年単位で確認できる。
                個別にグーグルマップで移動した場所の確認と心拍数もチェックできる。


[HeartRate(心拍数)]・・・光学式心拍センサーがオンの間(アクティブモード、通常モード)に計測した心拍数を折れ線グラフで表示。
                   横軸の時間は拡大縮小できて左右にフリックして細かくチェックすることもできる。

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楽しい。実に楽しい。

そもそもの”見た目が普通の時計”というコンセプトを根本から覆しちゃって、「wena wrist active」の単独運用が非常に楽しい。

時計だったら運動するとき外すよねとか、寝る時は外すよねとか、ベルトごと外してしまいそうなところ、そういったときにヘッド部だけを外してバンド部分の「wena wrist active」だけつけておけるイージーさが初代「wena wrist」「wena wrist pro」とは違った魅力。

じゃあヘッド部いらないじゃーんと言うと、これがそうではなく。

下手すると長くつかってるとマンネリ化してアキてしまいそうかと思ったら、時計のヘッド部を付けるだけで、「wena wrist active」単体ではありえないくらいの所有欲が跳ね上がる。

良く出来てるな―と思いながら、ヘッド部が変わるとどれだけ雰囲気がかわるのか試してみよう。次回へ続く。

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●wena wrist バンド部ラインナップ

 
wena wrist pro Premium Black「WB-11A/B」
ソニーストア販売価格:36,880円(税別)

wena wrist pro Premium Silver「WB-11A/S」
ソニーストア販売価格:34,880円(税別)


wena wrist active 「WA-01A/B」
ソニーストア販売価格:29,880円(税別)

wena wrist leather 「WC-18E0N」、「WC-18E0N」、「WC-22E0N」
ブラック、タウニーブラウン、ワインレッド、ホワイト、
メーカー希望小売価格:8,380円(税別)

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●wena wrist ヘッド部 ラインナップ


Mechanical Black Head 「WH-TM01/B」
ソニーストア販売価格:53,880円(税別)

Mechanical White Head 「WH-TM01/W」
ソニーストア販売価格:53,880円(税別)

Mechanical Silver Head 「WH-TM01/S」
ソニーストア販売価格:54,880円(税別)


Chronograph Solar Black Head 「WH-CS01/B」
ソニーストア販売価格:43,880円(税別)

Chronograph Solar Silver Head 「WH-CS01/S」
ソニーストア販売価格:42,880円(税別)

Three Hands Solar Black Head 「WH-TS01/B」
ソニーストア販売価格:33,880円(税別)

Three Hands Solar Silver Head 「WH-TS01/S」
ソニーストア販売価格:32,880円(税別)

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●wena wrist ヘッド部 従来モデルラインナップ


Chronograph Premium Black BD beams edition 「WN-WC03B-H」
ソニーストア販売価格:39,880円(税別)

Chronograph Premium Black WD beams edition 「WN-WC02B-H」
ソニーストア販売価格:39,880円(税別)

Chronograph beams Head 「WN-WC02S-H」
ソニーストア販売価格:31,880円(税別)

Chronograph Premium Black Head 「WN-WC01B-H」
ソニーストア販売価格:28,880円(税別)

Chronograph White Head 「WN-WC01W-H」
ソニーストア販売価格:27,880円(税別)

Chronograph Silver Head 「WN-WC01S-H」
ソニーストア販売価格:25,880円(税別)


Three Hands Premium Black BD beams edition 「WN-WT03B-H」
ソニーストア販売価格:24,880円(税別)

Three Hands Premium Black WD beams edition 「WN-WT02B-H」
ソニーストア販売価格:24,880円(税別)

Three Hands beams Head 「WN-WT02S-H」
ソニーストア販売価格:12,880円(税別)

Three hands Premium Black Head 「WN-WT01B-H」
ソニーストア販売価格:11,880円(税別)

Three Hands Silver Head 「WN-WT01S-H」
ソニーストア販売価格:10,880円(税別)

Three Hands White Head 「WN-WT01W-H」
ソニーストア販売価格:8,880円(税別)


Three Hands Square Black -Crystal Edition- Head 「WN-WT12B-H」
ソニーストア販売価格:17,380円(税別)

Three Hands Square Silver -Crystal Edition- Head 「WN-WT12S-H」
ソニーストア販売価格:16,380円(税別)

Three Hands Square Premium Black Head 「WN-WT11B-H」
ソニーストア販売価格:11,380円(税別)

Three Hands Square Silver Head 「WN-WT11S-H」
ソニーストア販売価格:10,380円(税別)

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●wena wrist active用パーツ


wena wrist active用 エンドピース「WA-EP」
18mm / 20mm / 22mm

ソニーストア販売価格:3,500円(税別)


wena wrist active用 エラストマーバンド「WA-B01」
ソニーストア販売価格:2,000円(税別)


wena wrist active用 充電コネクター 「WA-CC01」
ソニーストア販売価格:2,000円(税別)

wena wrist pro(WB-11A S・WB-11A B)専用の充電用クリップ。

<wena wrist>
・[ ITmedia LifeStyle ] 禁断の合体も?:ソニーの最新スマートウォッチ「wena wrist」と「SmartWatch 3」を使い比べてみた
・[ Engadget Japanese ]レビュー:wena wrist ソニーが開発したおサイフ対応スマートウォッチの実力チェック
・[ RBB TODAY ] 決済が超キモチイイ! ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」を使ってみた
・「wena wrist(ウェナ リスト)」の現物をどうしても触りたくて、Sony’s Creative Loungeに行ってきた。
・超お気に入りの「wena wrist」を、ステンレスみがきクロスでフキフキしてピカピカにしたら、さらに愛着が湧くよ。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

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営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00

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