ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット 「Xperia Ear Duo(XEA20)」レビュー(その2)。LINE Clova連携が楽しい、必要なお知らせや情報を音声で知らせてくれる自分専用の秘書がいるようなアイテム。
・ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット 「Xperia Ear Duo(XEA20)」レビュー(その1)。耳の負荷が極端に少ないて、周りの音が聞こえながら音楽を楽しめる新しいイヤホン。
の続き。
オープンスタイルワイヤレスのオーディオ用ヘッドホンとしてもとてもアリな完成度だけれども、それだけで終わらないのが「Xperia Ear Duo」。
装着していることが身軽なうえに、スマホと連携した音声アシスタントとのやりとりで、今までになかった”画期的な近未来”を手に入れることができる。
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●いつもそばに秘書がいるかのような「アシスタント機能」
さて、その”画期的な近未来”を体験するには、連携するスマホにAndroid専用の「Xperia Ear Duo」アプリをインストールしておく必要がある。
以前の「Xperia Ear」アプリと共通ではなくて完全に新規のアプリ。
1)デイリーアシスト
「Xperia Ear Duo」を耳に装着すると…
「こんにちは!4月13日金曜日午後○時○分です。東京の品川の天気は晴れ、最高気温18度、最低気温15度です。今日のニュースは…」といった感じで現状の情報をお知らせしてくれる。
これは、「Xperia Ear Duo」を装着したときのあいさつみたいなもの。
アシスタント(Assistant for Xperia)の声の主は、「Xperia Ear」から引き続き声優の寿美菜子さん。
音声も「Xperia Ear」かとおもいきや、しっかりと新規ボイスが追加されていて、あいさつのバリエーションが増えていたり、一定の録音された”文章(フレーズ)”も多数収録されているようで、以前よりも話のネタのバリエーションが増えて、もっと身近なアシスタントになったという感じ。
もちろん長い文章を読み上げる場合は、合成音だけれど自然につながった言葉のように聞ける。
装着したときに限らず、複数のセンサー(近接、加速度、ジャイロ、気圧、方位、スマホのGPSなど)から、ユーザーの状況を認識して、知りたいときに知りたい情報を「Xperia Ear Duo」から教えてくれる「デイリーアシスト」。
例えば、朝の通勤中に、天気やその日のひとこと、最新のニュースなどを読み上げたり、オフィスに到着すると次のスケジュールを読み上げてくれたり、夕方や夜になると話しかけてくれたり。
時報としてお知らせもしてくれるので、今何時になったのかとわかる。
不要な情報があれば、アプリの設定からオフにもできる。
2)通知のお知らせ。
スマホにアプリの通知があれば、メッセージやメール、カレンダーの内容もアシスタントの声でお知らせしてくれる。
「ピロリン♪ ○○さんからメッセージ、内容は~」といった具合に。
常時スマホを見ているとわざわざ音声で教えてくれなくてもと思うけれど、全く別の作業をしてそちらに没頭していると通知には気づくのが遅れがち。
音声で知らせてくれるという事は、いまやってる作業を中断することなく内容を把握できるし、スケジュールのリマインダーとしてもかなり役立つ。
あえて言うなら、必要ないメールまでは読まなくていいよと言いたくて、フィルタかけられる機能まであるとといいかも。
使いみちはかなり幅広くて、通知の読みアプリに例えばミュージックアプリを登録しておくと、再生タイトルやアーティスト名を音楽再生時に読み上げてくれる。
他にも、「NAVITIME」アプリでは、駅の乗り換えやナビの音声案内を読んだり、「audiobook.jp」アプリで音楽を聞くように読書を読み上げたり。
※ソニーストアのキャンペーンで、3ヶ月無料チケットプレゼントキャンペーン開催中(2018年5月31日まで)
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●ボイスアシスタントにGoogle、Siriに加えて、「Clova」連携がもうひとつ便利に。
「Xperia Ear Duo」の最大の特長でもあるのが、さまざまなボイスアシスタントに対応していること。
「Xperia Ear」でも、アシスタント(Assistant for Xperia) だけではなくて、Googleアシスタント、Siriも呼び出して使うことはできた。
そして、「Xperia Ear Duo」では、新たにLINEの音声アシスタント「Clova」も使えるようになり、しかも、アシスタント(Assistant for Xperia)機能から「Clova」にそのまま音声操作を連携できるというところが最大の特長。
LINEのメッセージを読み上げてくれるのはもちろん、音声でメッセージを送信もできる。
声でLINEを送信とか、誤爆したら大事故になりかねないのに大丈夫なのか?これが一番の心配の種。
まず、音声で送信できる相手は、アプリで「トークできる友達」として自分が登録したユーザーのみ。
LINEの友達でも、「トークできる友達」に登録していないと送ることはできないのでこのあたりは安心。
そして、そのユーザーの「呼び名」を決めておく。
例えば、ユーザー名が”キャスバル・レム・ダイクン”でも、呼び名を「シャア」にしておけば「シャアにLINE送って」と言えば、”キャスバル・レム・ダイクン”にきちんと送ることができる。
「メッセージ内容をどうぞ?」と言われたら、伝えたいメッセージをしゃべると、確認した後に送信。
実際にやってみると、なかなか言葉が思い浮かばなくて、かなりぶっきらぼうなメッセージになりがち。
いつもはファンキーな文章を送ってるのに、いざ言葉に発しようとすると予想外に抵抗が。
このままでは、いつもと言い回しが変わってしまったせいで「何その冷たい言い方!?」みたいな争いの火種になる可能性もある。
けれど、音声(Clova)で送ったLINEメッセージには下に「Clova」という表記がつくので、先にこのことを説明しておけば、あぁ音声で送ってきたからそういう言い方になったのねなるほどね理解してもらえるはず。
がしかし、調子にのって音声(Clova)でLINEメッセージを送ってると、「忙しいから音声でやってるの?」と思ってしまったりする事もあるらしい。
しかも、Clovaって文字にイラっとされる場合もあるのは予想外だった。
結局なんだって怒られる可能性はあるので、LINEってやっぱり怖い。
「Clova」アプリと連携できるということは、「Clova」の機能が使えるということ。
当然ながらLINE Musicとの相性はよくて、「Clova、何か音楽を流して」とか「Clova、ホニャララの曲を再生して」といった音声でコントロールがかなり便利。
radikoも「ラジコかけて」で再生したり、「次の局」で選曲できる。
ちっとも使ってなかったのに、思わず有料のプレミアム会員になろうかしら?とよぎってしまう。
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●音声だけじゃない、タッチパッド操作とジェスチャー動作で多用なコントロール。
「Xperia Ear Duo」の左右の本体ユニットの平らな部分にはタッチパッド機能があって、タッチやスライドといった使い方ができる。
左ユニットは、シングルタップ/ダブルタップ/トリプルタップで、メディアの再生・一時停止、次のトラック、前のトラックといった操作ができて、左右どちらでもタッチぱどをスワイプすると音量の大小といったコントロールができる。
左ユニットの長押しと、右ユニットのシングルタップ/ダブルタップ/トリプルタップ/長押しといった操作は、アプリの設定から自分で好みのカスタマイズもできる。
例えば声を出しづらい環境の場合を含め、タッチでコントロールですばやく操作できるというのはとても助かる。
また、頭をタテやヨコにふって”はい”や”いいえ”の応答したり、右や左にふる動作でも機能をあやつれる。
アプリの設定から、着信にうなずいて応答や首をヨコに降って着信拒否や、首をふって通史読み上げをキャンセル、ミュージックアプリ再生時に右を向いて次の曲、左を向いて前の局へスキップといった使い方もできる。
最大5人でグループチャットができる「Anytime Talk」。
トランシーバーのようにリアルタイムトークができて、耳に入れるだけでメンバーとつながり、タッチパッドを長押しすれば、自分の声が相手に届く。
もしも話すのが難しい場合でも、ヘッドジェスチャーで、あらかじめ録音しておいたサウンドを送信といったことができるといった機能。
さすがに試せないけれど、仲間うちで楽しむにはおもしろそう。
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●これからのコラボのプラグインにも期待。
また、「Xperia Ear」のときにあった「劇場版ソードアート・オンライン」の”アスナ”や「冴えない彼女の育て方」の”加藤恵”のプラグインは、やはり「Xperia Ear」専用で「Xperia Ear Duo」には使えなかった。
さすがに根本的に変わっているので仕方ないとして、「Xperia Ear Duo」でもぜひ新しいコラボのプラグインも期待。
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「Clova」を使っていてのアシスタントのコントロールの幅が広がっているのが便利。
もともとLINEは積極的に使っているほうじゃなかったけれど、「Xperia Ear Duo」から音声でClovaをコントロールできると、LINEもLINE Musicも使いたくなるので、愛用している人にとってはかなりツボ機能になるはず。
個人的には、Messengerの通知が受け取れるので、そのまま音声でのメッセージ送信できるようになるとかなり嬉しいのだけど。
「Xperia Ear Duo」を身につけて、まわりの環境の音が聞こえながら、BGMのように流れる音楽を楽しみながら、必要なお知らせや情報を音声で知らせてくれるという自分専用の秘書がいるかのような感覚。
そして、アプリによってもっと便利な使い方を探せそうなので、これから使ってみるのがとての楽しみな新アイテム。
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●Xperia Ear Duo “ながら聞き”革新的体験キャンペーン
ソニーストアで「Xperia Ear Duo」を購入すると、『NAVITIME』と『audiobook.jp』の3カ月無料チケットがもらえる「Xperia Ear Duo “ながら聞き”革新的体験キャンペーン」を2018年5月31日まで開催。
・Xperia Ear Duo “ながら聞き”革新的体験キャンペーン | Xperia(TM) Smart Products | ソニー
「Xperia Ear Duo」で『NAVITIME』アプリを使用すると、駅のホームや電車内のアナウンスなど、周囲の音や声を拾いながら、移動シーンで『NAVITIME』の音声案内を快適に利用することができる。
「Xperia Ear Duo」で『audiobook.jp』アプリを利用すると、ハンズフリーで音楽のように読書を楽しめるためて「ながら読書」を楽しめる。
さらに、「Xperia Ear Duo」専用ストラップがセットでおトクに購入できる。
「Xperia Ear Duo」と一緒に買うと通常1,980円+税のストラップが約40% OFFになるというもの。
Xperia Ear Duo(XEA20)専用ストラップ「CC-STR-XEA20」
通常販売価格: 1,980円(税別)が同時購入で1,200円(税別)
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●会話も、音楽も。スマート機能搭載、自然な外音も楽しむ革新的体験「Xperia Ear Duo」
ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット 「Xperia Ear Duo(XEA20)」
ソニーストア販売価格:29,880円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
[2018年4月21日発売]
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
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ソニーストア 大阪
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