2015年も引き続き展開していく「Life Space UX」
昨年の「2014 International CES」で平井一夫社長のキーノートでプレゼンテーションされた「Life Space UX」。突如出てきて、いつの間にか消え…る事はなくて、今も引き続き継承されていて、「2015 International CES」ではさらに新しいアイテム群が提案されていた。
・2014 International CES(国際家電ショー)オープニングキーノート
ソニー株式会社 代表執行役 社長 兼 CEO 平井一夫
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●「Life Space UX」の広がる提案。
「Life Space UX」というのは、空間を活かして体験できるトータル提案の事。
例えば、本体を壁際に置いてリビングルームの壁 に大画面高精細の映像を出現させる「4K超短焦点プロジェクター」や、食卓の表面に映像を映し出してタッチスクリーンとして使用する「テーブルトップスクリーン」、「天井プロジェクター」や「ミラーディスプレイ」といった商品が住空間に浸透して、そのまま生活空間で利用できるというもの。
今回新たに3つのアイテムが追加されていて、LED電球とスピーカーを融合して、ワイヤレスで音楽を楽しみながら空間を演出する「LED電球スピーカー」や、約10cm四方の小型サイズのユニットをテーブルや部屋、バスルームの壁などに設置して、最大約50インチの映像を投写して、映画などを鑑賞できる「ポータブル超短焦点プロジェクター」、、透き通るような光と音で部屋を満たす音響照明「シンフォニックライト」といった新しい提案がされている。
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●「Life Space UX」のこれからの展開。
後は、この「Life Space UX」が実際にどう商品化していくかがキモ。
「4K超短焦点プロジェクター」は、昨年9月にアメリカで発売されて、国内でも業務用という形で、データプロジェクター「VPL-GTZ1」として発売されたけれど、コンスーマー向けにいつ出てくるのか。
それに、「Life Space UX」のコンセプトは、「4K超短焦点プロジェクター」単体で実現するものではなくて、「テーブルトップスクリーン」や「天井プロジェクター」や「ミラー ディスプレイ」などを含めて住空間トータルで一体感を感じられるものだけに、他のアイテムの商品化にも期待。
去年、銀座ソニービルで「Life Space UX Exhibition」で一度体験してかなり感動しただけに、ソニーストアに常時体感できる場所が出来て、最終的に購入・施工・設置までできる流れになるとおもしろそうだけど。
あ、そうすると、「ソニー不動産」とか「Qrio Smart Lock」とか、ひとつひとつ見てたら何だこれ?と思ってたものが、これから先でつながっていくのかもしれない。
・24日は、週アスイベントにお邪魔して、銀座で「Life Space UX」を体験!
・スマートフォンで鍵をシェアできる「Qrio Smart Lock」がおもしろそう。
・ソニー不動産株式会社、8月1日より営業開始。