VAIO typeS[SZシリーズ]レビュー特集【プレミアムバージョン編】(前編)
VAIO typeS[SZシリーズ]
には、
スタンダードモデルと、プレミアムバージョンがある。
だけど、PCの能力は全く同じ。
じゃー何が違のさ。て言ったら【ステイタス】が違う!
ってトコロを書いてみた。
(個人的な感情が入りまくりなので参考までに。。)
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まずは、パームレスト部分。
【スタンダードモデル】 【プレミアムバージョン】
パームレスト部分は、0.7mmの薄さを実現した押し出し成型のアルミニウム素材。
薄さと軽さと強度のバランス性がよくて、
手のひらがよくあたる部分だけに耐食性や耐摩耗性が高い。
(昔のVAIOでパームレストが色がはげちゃうって経験あったっしょ?)
そのアルミにはヘアライン加工が施されてるのでとっても高級なイメージがある。
スタンダードモデルは、シルバー色、
プレミアムバージョンは、ガンメタ色。
次に液晶ディスプレイ部分。
13.3型ワイド(WXGA)ディスプレイで、
スタンダードモデルは、「ノーマル液晶」と「クリアブラック液晶」から選択。
液晶部分の厚みは最薄部約8mm。
プレミアムモデルは、「クリアブラック液晶(スリムLED)」で、
中身の構造がスタンダードとは全く異なる。
白色LEDバックライトを採用した事で、消費電力を抑えて、
それにともなって導光板を薄型化、システム基板を小型・軽量化、配置の見直しというあわせワザで、
より軽くさらに厚さにいたっては、約5.1mmを実現。
13.3型もある液晶を発光させるものだけにスタミナにも大きく貢献できる。
加えての違いは液晶の背面天板。
【スタンダードモデル】 【プレミアムバージョン】
液晶背面天板は、
スタンダードモデルは、マグネシウム合金で表面をシボ加工。
数年前にマグネシウム合金を加工する事さえ難しいとされていた素材で名機505と同じ。
表面は、前VAIO typeTに採用されていたシボ加工。
ザラザラとした手触りで、持ち運びの際のホールド性を増す効果もある。
また、VAIOのロゴはシルバーロゴ。
プレミアムバージョンは、
VAIOノートのプレミアムの象徴とされているカーボン素材を何層にも重ねた「マルチレイヤーカーボンファイバー」。
マグネシウム合金と比べると、重量は約30%も軽くできつつ、2倍の剛性を持たせる事ができる。
表面はカーボンのサラっとした手触り。
VAIOのロゴは、ブラックロゴ。
今回のVAIO typeS SZシリーズのプレミアムバージョンには、
同じマルチレイヤーカーボンファイバーを採用しながら、
「ブラックカーボン仕様」と「プレミアムカーボン」とに分かれる。
「ブラックカーボン仕様」は、つや消し処理されたブラックカラー。
落ち着きのある単色ブラック。
「プレミアムカーボン」は、光のあたり具合によってカーボン特有のヘアラインの模様が見え隠れする。
このカーボンという難しい素材のヘアラインを美しく見せる技術は、今でも相当に難しいとされてるので、
限定数量を区切ってないまでも、生産能力の限界上から入手不可になる危険性が高い。
また、見えない部分にも違いがあるのが、光学ドライブ。
スタンダードモデルは、通常のカスタマイズどおり
「CD-RW・DVD-ROM一体型ドライブ」と
「DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層記録対応)」が選択可能。
プレミアムバージョンは、
より軽量化を計るために「軽量DVDスーパーマルチドライブ(DVD-R 2層記録対応)」のみを採用。
スタンダードモデルの「DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層記録対応)」は、【+R】に対応になってるけど、
プレミアムバージョンはあえて【+R】対応を選らばず、より軽いドライブを指定されてる。
ここがこだわりの現れとも言えるトコかもしれない。
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あまりにも長くなりすぎたので(後編)に続く。。
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeS特集ページ】