新モデル「VAIO typeF TV」をレビュー(その4)
(その3)の続き。
VAIO typeF TVを自分が使ってみての思いつきを。。
(数値ベースじゃなくて、本人の感覚で感じたレベルで。)
見た目とか質感は、VAIO typeFの一般的なシリーズと比べたら、
VAIO typeF TVのほーがはるかにイイ。
その点ではかなりのプラス。
個人的には、丸い形にくりぬかれてしまったスピーカーの穴が好きじゃないけど、
それくらいは我慢できない事はない。
実際にレビューで使ってるマシンのスペックは、
CPU:インテル Core Duo T2300(1.66GHz)
メモリ:512MB(256MBx2)
通常の作業をこなす分には、かなりのサクサク感。
今まで、ある程度の台数のVAIO typeFを触って来たけど、
PentiumMをのっけたモデルでも感じていた
ちょっとしたモタつきをVAIO typeF TVでは感じる事がない。
さすがに「Do VAIO」を起動させて、
複数アプリ開いて、ドンドンと命令を送り込んでやると苦しそうだったけど、
コレはもう少しメモリ積むともっとがんばってくれそうだ。
って、事を考えてると、
VAIO typeF TVのエントリーモデル139.800円(税込)のコストパフォーマンスって異常に高い気がする。。
【VAIO typeF TV 「VGN-FT90S」 エントリースペック】
OS:Windows XP Home Edition
CPU:インテル Core Duo T2300(1.66GHz)
メモリ:512MB(256MBx2)
HDD:約60GB
ドライブ:CD-RW/DVD-ROM一体型
ワイヤレスLAN/Bluetooth:なし
Bluetoothヘッドセット:なし
Webカメラ:なし
Office:なし
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ソニースタイル販売価格139.800円(税込)
冗談抜きで、VAIO typeFのCPUとかメモリを上げていくよりは、
VAIO typeF TVを素で買ったほーが断然イイと思うのは俺だけかな?
仕事用PCとしてもかなり使えると思う。。
それと、いくらテレビパソコンとはいえ一般市販モデルの
VGN-FT50Bを219.800円で買うのも相当アホくさい。
せっかくデュアルチャンネル転送対応なのに512MBx1枚とか
そこまで録画しまくるかどうかわからないHDDが最大容量の160GBとか
オフィスが不要でも削れないとか。。。
本当にいる所を増やしてやって、
いらないトコはこの際バッサリ切り捨ててやったほうがイイに決まってる。
【VAIO typeF TV 「VGN-FT90S」 テレビ仕様】
OS:Windows XP Home Edition
CPU:インテル Core Duo T2300(1.66GHz)
メモリ:1GB(512MBx2)
HDD:約100GB
ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層記録対応)
ワイヤレスLAN/Bluetooth:なし
Bluetoothヘッドセット:なし
Webカメラ:なし
Office:なし
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ソニースタイル販売価格181.799円(税込)
テレビを録画する事を考えつつ、コスト削減のためにHDDを100GB。
HDDにたくさん録画してデータ増えてきたらDVDに焼けばいいので、
DVDスーパーマルチドライブを付けとく。
メモリはやっぱり処理速度に貢献してもらうため1GB(512MBx2)、
ズバっと割り切って、ワイヤレスLANやBluetoothやカメラを付けない。
オフィスもなし。
そうすると、一般モデルよりも約40000円弱もコストダウンできる。
とまぁ、コレ↑はかなり強引っぽいけど、
それぞれ自分の好みで十分に15万~20万くらいで、
テレパソ専用マシンとか、高速マシンも作れちゃう。
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ただ、唯一残念なトコは、
グラフィックボードと、解像度がカスタマイズ内容に入ってない事。。。
VAIO typeFであれば、
グラボ:NVIDIA GeForce Go 6400 with TurboCache)
解像度:WSXGA+(1680×1050)
が選択できるにもかかわらず、
VAIO typeF TVでは選べない。
解像度を必要とする仕事(CAD、エクセルetc)をしたいだとか、
3Dゲームにも余力を持って性能のいいグラボを載せたいだとかいうニーズに対応できないのはちょっと痛い気もする。。。
VAIOオーナーメードは、カスタマイズできるマシンなので
いつかのタイミングで出来るようにはなるとは思うので、
その辺はこれからの期待かな?