新型VAIO typeUを心待ちにしつつ、かつての最小バイオUを見る。
とある理由で友人から託されたバイオUなんだけど、
今見てもなかなか魅力的なモバイルマシンだなーと思わず見つめてしまった。
バイオUはキーボード付VAIOでは歴代最小。
(キーボードなしではVAIO typeU)
ソニーらしいVAIOだったのに何故か今はこのタイプのモデルは存在しない。
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<PCG-U3うんちく>
OS:Windows XP Home Edition
CPU:Transmeta Crusoe プロセッサーTM5800 933MHz
メモリ:256MB(オンボード)
HDD: 約20GB
ディスプレイ:6.4型XGA TFT液晶
バッテリー:最大約4時間
i.LINK端子、メモリースティックスロット、LAN端子を装備。
メモリは、IODATAのMDIM133-256MX(256MB)を付けて、
最大の512MBにしてある。
サイズはマジでちっちゃくて、
約幅184.5×奥行139mm×高さ30.6(バッテリー装着部46.1mm)
付属バッテリー装着していても約820g。
1kgを切ると持って歩くのに随分と苦痛が和らぐ。。
コレでWindowsが使えるんだからねー。
特徴的だったのが、
両手で持ったまま操作できるモバイルグリップとか、
入力予測変換機能が付いた「ThumbPhrase」ボタンとジョグダイヤル操作で、
通常のPCのようにキーボードを両手で打たなくても
簡単に文字入力ができるよーになって、
とってもモバイル志向が強かった。
まぁ難点と言えば、
ワイヤレスLANが内蔵されたなかったり、
バッテリーがどんなにがんばっても4時間もたなかったり、
Transmeta Crusoeが妙に遅くてモタモタ感がぬぐえなかったり、
まだまだ改善の余地があったのも事実。
今の技術で、バイオU作ったらどんなのできるんだろーか?
と思いつつ、
現行モデルで最小かつ快適に動いちゃうVAIO typeTと比較してみた。
さすがにバイオUと並べると、VAIO typeTがデカく見える。。
それだけバイオUがちっちゃいって事。
今見れば、バイオUの液晶画面のフチが厚いのが気にかかる。
このサイズでも画面はまだ大きくできそーだ。
2台を重ねてみると
奥行きでひとまわり、
横幅でふたまわりくらい
VAIO typeTのほうが大きくなる。
液晶部分は、
さすがに白色LEDとマルチレイヤーカーボンを使ったVAIO typeTが激薄。
バイオUは本体を究極に縮めたために
キーがとっても小さい。
まともにキー入力しようと思うとちょっと厳しい。
完全に外で使うのが使命のようなマシン。
厚さを比べてみると、
バイオUにバッテリーを付けない状態で、
VAIO typeTの一番厚い部分と同じくらい。
バッテリーを装着すると、
高さ的にはかなり盛り上がる。
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縦横サイズはVAIO typeTはバイオUより大きいけど、
とっても薄いから、バックには入れやすいってメリットがある。
それに標準装備のバッテリーで、実働約7~8時間も持つようになっちゃったので、
本当に外出して使っても電源を気にしなくて扱えるよーになった。
数年でモバイルPCがホンキで使えるマシンになってきたんだから、
今ある技術でぜひバイオU(もしくはVAIO typeU)を復活させて欲しいね。
でもさ、
Microsoftの「Origami」プロジェクトのモバイルマシンなんて
VAIO typeUそのまんまだよな。。
そう考えると、もしかしたら
VAIOから強烈なモバイルPCが出てくる可能性がないワケじゃないから
密かに期待中ー。
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