VAIO typeTの2.5インチHDDを換装してちょっぴり高速化(その3)
・VAIO typeTの2.5インチHDDを換装してちょっぴり高速化(その1)
・VAIO typeTの2.5インチHDDを換装してちょっぴり高速化(その2)
の続き。
HDDを換装して
元通りにもどしたら、
次は改めてリカバリー。
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<リカバリディスク作業>
VAIO typeTZの2.5インチHDDタイプには、
当然DVDドライブがないので
外付けドライブを利用する。
一昔のVAIOって、
純正のドライブ以外でリカバリできなくて
当然のようにバカ高い純正ドライブを買わなきゃいけなかったけど
最近は、普通にサードパーティのドライブでも
リカバリできるようになったので便利になった。
まずは、外付けドライブに
「システムリカバリーディスク(DVD-R)」を収める。
それからTZの電源を投入しても
そのまんまほっとくと外付けドライブがスルーされてしまうので
起動時にVAIOロゴが出てきた瞬間に
[F11]キーを押してやる。
そうすると外付けドライブに入ってるディスクを読み込んで
しばらくすると、「システム回復オプション」画面が出てくる。
キーボードレイアウトに
「日本語」を選んで次へ進む。
「回復ツールを選択してください。」
という一覧の一番下に
「VAIOリカバリユーティリティ」があるのでコレを選択。
VAIOの「リカバリウィザード」が出てきて
リカバリをする前の確認画面が出てくるので
必要であればやっておく。
「VAIOハードウェア診断ツール」をすれば
CPUやメモリ、HDDを検査してくれる。
そのほかにも
「VAIOデータレスキューツール」や「VAIO消去ツール」
というのもある。
リカバリのメニューは3つ。
1.「Cドライブをリカバリする」
2.「パーティーションサイズを変更してリカバリする。」
3.「お買い上げ時の状態にリカバリする(リカバリ領域を復元する)」
新しいHDDに換装したので
元になるCドライブがないので1は選べない。
2か3から好みで選択。
今回は、
パーティションを切りたいので
2.「パーティーションサイズを変更してリカバリする。」を選択。
「パーティションサイズの設定」画面。
CドライブとDドライブの分割の割合を
「数値入力」にして好みで数字を入れる。
Cドライブ:40GB、Dドライブ:60GB
としてみた。
リカバリの種類、パーティーションサイズ、リカバリ領域
などの状態を確認して問題がなければシステムリカバリをはじめる。
システムリカバリは約10分程度で終わる。
そして、
再起動をしてWindows Vistaの初期設定をする。
初期設定が終わって再起動すると、
今度はアプリケーションリカバリーをうながされるので
外付けドライブに
「アプリケーションリカバリーディスク」を入れて
OKをクリックするとアプリケーションリカバリを開始。
アプリケーションリカバリーがこれまた長くて
約1時間くらい待たされてようやく終了ー。
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<換装の結果>
換装した100GBのHDDを確認。
「ローカルディスクC」
全体:37.2GB
空き領域:16.6GB
初期状態での使用領域は約20.6GB。
「ローカルディスクD」
全体:55.7GB
空き領域:55.9GB
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メモリのシステムバスを[533Mhz]の状態で
元々付いていたHDD(以下「Serial ATA、5400回転/分」)と、
今回交換したHDD(以下「Serial ATA、7200回転/分」)で
実際に違いがあるかどうかベンチマークの比較をしてみた。
スペックはコレ↓で。
OS:Windows Vista Home Premium
カラー:シャンパンゴールド
CPU:Core 2 Duo U7600 (1.20 GHz)
メモリー:2GB(2GBX1)
ドライブ:HDD 約160GB(2.5型、5400回転/分)
ワイヤレスLAN:802.11 a/b/g
<パフォーマンスの評価>
【Serial ATA、5400回転/分】
プロセッサ:4.4
メモリ:4.2
グラフィックス:2.0
ゲーム用グラフィックス:2.8
プライマリハードディスク:4.8
【Serial ATA、7200回転/分】
プロセッサ:4.4
メモリ:4.2
グラフィックス:2.0
ゲーム用グラフィックス:2.8
プライマリハードディスク:5.0
HDDの評価は、
4.8から0.2上昇して5.0になった。
<CrystalMark 2004R2>
【Serial ATA、5400回転/分】 【Serial ATA、7200回転/分】
HDDベンチはほとんど変わらない・・・
何回計ってもいっしょだった。
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もともとの5400回転/分のベンチが
そこそこ評価が高かったせいか
7200回転/分に換装した後の評価は微増程度。
体感速度も微妙。
苦労したワリにはたいして大きい効果はなかった。。
逆に、
5400回転/分よりも7200回転/分の
HDDの音のほうが若干うるさくなったような・・・
発熱の事とかも考えたら
アップグレードというよりは
それこそヘタするとダウングレードの可能性もあるし。
そう考えると
高速で音も静かなフラッシュメモリを最初っから積んだほうが
はるかに恩恵がデカイ。
というか手っ取り早い。
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その1)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その2)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その3)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その4)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その5)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その6)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その7)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その8)