手持ちのVAIO達に、“Windows Vista ServicePack1”を入れてみる。
今日は、Windows Vista ServicePack1が
ダウンロードできるようになったので、
思わず周辺のWindows Vistaマシンを
かたっぱしからアップデート。
Windows Vista Service Pack 1:マイクロソフト
今の時点だと
Windows Vista SP1は、
Windows Updateで自動ダウンロードされる事はないそうで
まずは入れたい人だけが先に入れる形となる。
で、やってみたら
1台のアップデートにかかる時間が予想外に長くて
いっぺんにやってしまったので
かなり焦り気味。。
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マイクロソフトのダウンロードセンターの
Windows Vista Service Pack 1 (5 言語用スタンドアロン版) (KB936330)
からダウンロード。
ダウンロードデータは434MBと表示されるけれど
実際は、PCによっては
既に入ってるプログラムもあるそうで
その差分だけをダウンロードするそうな。
なので、
ダウンロードする時間は確かにそこまでかからなくて
その後、Windows Vista SP1をインストールしていますと出てからも
予想外に進んでって
こりゃ楽勝かと思ったらそうでもなかった。
インストールが終わって
再起動をしてからが本番だったらしく、
ここから1から3までのステップがあって
それぞれが100%に到達するまでに異常に待たされる。。
時間をひとまず計ってみたら
だいたい約1時間はかかってるようで、
この時に簡単に終わると思い込んで
仕事用のVAIO typeR masterも
ついでにやっちゃえー!
と思ったら、まさにそこから1時間使えなくなった・・・
ようやく全ての過程を終えると
無事にWindows Vistaが起動して
少しホッとする。
一応、自分のを含めて5台くらいSP1にアップデートしてみたけど
だいたいどれも同じくらいの時間がかかっていて
モバイル系のVAIO typeT 505Editionが
他よりも少し時間がかかったかな?
という印象。
それでも
トラブルになって起動しません!
みたいな事にならないだけ昔に比べて安心だった。
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見た目的に大々的に何が変わったわけでもないので
特に目新しさはない。
コンピューターのシステムをのぞいてみると
“ServicePack1”という文字が入っていて
きちんとアップデートができてる事が確認できる。
VAIO typeR masterは、
物理的に1GBのメモリを4枚挿して4GBとしていたけれど
今までは
32bitOSの認識限界から3.25GBしか利用できないので
画面上同じく「3.25GB」と表示されていた。
それが、
SP1になると物理メモリ上と同じ「4.00GB」と表示されるようになった。
けど、実際に利用領域は変わってないんだけど・・・
それと、
USBメモリーとかメモステを挿してプロパティを見てみると
新しくexFATというのが増えてる。
この形式でフォーマットすると
FAT32であった1ファイルが4GBまでという壁がなくなって
さらにアクセススピードも向上する。
そのかわり
これが読めるのはWindows Vista SP1でしか使えないらしく
いくらスピードが速くても
ReadyBoost用としても使えないので
今のところSP1にしたVistaだけを
複数台持ってる人くらいにしかメリットはない。
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後は、
Blu-ray専用のアイコンができたみたいで
そのドライブを搭載してたら、
あ!変わった!とわかるんだけど
仕事用マシンではBlu-rayを使う用事はないので
お目にかかる事はできず。
他に機能がどう変わったのかは詳しくわからないけど
安定性だとかもっさり度は改善されたのか?
というのが実は一番気になったところで。
実際に毎日使ってるVAIO typeR masterで言うと
これがまた非常にわかりにくい・・・
「パフォーマンスの評価」を再更新してみても
特に変化なし。
ファイルコピーが早くなるって書いてあったから
ベンチマークももしかしたら変わるかな?
と思って「CrystalMark 2004R2」で何回も計測してみたけど
ブレの範囲内で収まってるような程度でしか変化がなくて
その結果を書くほどでもないし・・・
うーん、数値では全く変化を示せない。。
ただ、
今日半日触ってて何となく気づいたのは
ブラウザを開いたり閉じたりのあのモッサリ感が少し解消されたりだとか
メモステの中の大量の画像を開いて表示したり
コピーしたりするのは前よりも早くなってて
そのあたりのストレスが少し減ったような感じがする。
このあたりの若干の進化だけでも
ヨシとするべきで、
またもうちょっと使い込んでみると
他の変化に気づくかもしれない。
・・・と終わろうかと思った矢先。
一応、
モバイルVAIOのVAIO typeT 505Editionはどうなんだろ?と思っていろいろ触ってみたら、
今回のSP1のおかげなのかどうなのかは怪しいものの
「パフォーマンスの評価」を
SP1適用以前と以後を比較して見ると
数値が変化してる事に気づいた。
CPUとHDDの数値には変化はなかったものの
メモリーが、4.1→4.2
グラフィックスが、2.0→2.2
ゲーム用グラフィックスが、2.6→2.8
へと上昇。
グラフィックは外付けではなくて内蔵なので
こういったアップデートでの影響を受けるものなんだろうか?
というか、
そもそもこれを間に受けても仕方がないとは思いつつ、
別の同世代のVAIO typeTでも「パフォーマンスの評価」を調べてみたら
全く同じではないものの
ちょっぴり上昇してた。
おそらく、
スペック上げまくりのVAIO typeR masterなんかよりも、
スペックが低めのモバイル系のVAIO typeTのほうが
SP1になってからのモッサリ感の解消され具合は
大きいのかもしれない。
・Windows Vista SP1を検証してみた:IT Media
・Vista SP1の大きなメリット:PC Watch
【VAIO typeS特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】