薄くて軽いデータプロジェクター「VPL-MX25」登場!
ソニーから薄型軽量のデータプロジェクターが発表。
・液晶方式で業界最薄約45mm、B5サイズの小型・軽量モデル 2機種と
A4サイズで高輝度のデスクトップ型データプロジェクター 3機種 発売
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<Mシリーズ>
データプロジェクターの薄型化を実現したのがこのモデル。
B5サイズの大きさのまま、厚さは45mmと薄型化、
重量も1.7kgと軽くフラットなボディで持ち運びを考慮。
薄いとはいいながらもボディにマグネシウム合金を採用して
20kgfの加圧試験、振動試験、落下試験(高さ30cm)をクリアした
堅牢性も兼ね備える。
R、G、Bの光の3原色をそれぞれ3枚の液晶パネルに割り当てて
剛性する色再現と明るさに優れた“3LCD方式”を採用、
液晶パネルには“BrightEra”パネル、
光学系には“BrightEra with Long Lasting Optics”を搭載して
小型で輝度が高くそれでいて長寿命化をはかるとされている。
使い勝手としても
「アドバンスト インテリジェント オートセットアップ」機能により
電源スイッチを入れるだけで、
以前に使用した投影角度にチルトを自動調整、台形ゆがみ調整、
そしてピントを合わせから
入力された信号を自動検出して、
最終的に文字や図形がくっきりと移るまでを行う。
逆に電源を切った直後でも
すぐにコンセントを抜いて移動できるのもミソ。
さらに、
上位モデルの「VPL-MX25」には以下の
PCとの連携機能が付加する。
USBメモリーに入れた
OfficeデータやPDFデータをそのまま
プロジェクターに投影する「USBファイルビューワー機能」を搭載。
今までは一旦PCで専用ソフトを使ってJPEGに変換する手間が必要だったものが、
リモコンにあるUSBボタンを押すと
USBメモリーに入ったデータを閲覧できて
そこからそのままプレゼンテーションを開始できる。
Windows Vistaネットワークプロジェクターに対応、
スタートからプログラム→[アクセサリ]→
[ネットワークプロジェクタへの接続]と操作すると
画面がそのままプロジェクターに投影される。
他にも、
USBのキーボードとマウスを用意して
データプロジェクターに接続、
ネットワーク経由で
WindowsのPCをリモートデスクトップ機能で遠隔操作も可能。
PCにWindows Mediaエンコーダーさえ入っていれば
PC側にある動画をネットワーク経由で
プロジェクターからそのままストリーミングで投影もできる。
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<Dシリーズ>
持ち運びに便利な薄さと軽量さにこだわらなければ、
Dシリーズのコストパフォーマンスのほうが高い。
A4サイズで厚さは74mm、
重量は2.1~2.2kgとなるものの
輝度は高く上位モデルなら3,000ルーメン。
PC連携機能も有する。
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今回のラインアップに関しては
解像度が“XGA”しかないので若干狭い気がしないでもない。
後は、
室内をどれだけ暗くできるかにもよるけど
ハッキリとした絵を見せようと思えば
少しでも輝度の高いモデルを選ぶべきだし、
出先でのプレゼンテーションが頻繁なら
コンパクトなサイズのほうが負担が少ない。
今時は、
PCデータや動画を含めたプレゼンテーションが
出来たほうがよっぽど説得力が増すから
最近は作る側の自由度がどんどん高くなってきて
プレゼンテーションひとつにしても
よりその人の演出能力の差が出てくる。
うーん、
見てるほうはいいけど、
プレゼンテーション準備するほうが大変だな。