ソニーが基本的に好き!

自分の世界に入り込めるデジタルノイズキャンセリング機能を持つウォークマン“Xシリーズ”


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・ウォークマン“Xシリーズ”を実際に触ってみた(動画編)
・ウォークマン“Xシリーズ”の外観レビュ-(鉱物をイメージしたスタンダードモデル)
・動画を見るのが楽しくなる有機ELディスプレイを載せたウォークマン“Xシリーズ”
の続き。

今回のウォークマン“Xシリーズ”iconの最大のウリは、
デジタルノイズキャンセリング機能と
デジタルアンプテクノロジー「S-Master」の搭載。

まず、
わかりやすい「デジタルノイズキャンセリング機能」の話から。

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【自分の世界に入り込めるデジタルノイズキャンセリング】


ノイズキャンセリング機能は、
ウォークマンには既に搭載されているのだけど、
今回は、デジタル方式に変わっている事が大きな変化。

ノイズキャンセリング機能の原理は
意外とシンプルで、
イヤホンに付いたマイクから外周の騒音を拾って
その騒音に対して逆位相の音を発生する事で
お互いに打ち消しあうために騒音が聞こえにくくなるというもの。

アナログ方式とデジタルの違いはその精度で、
理論値でいうと
アナログ方式だとだいたい75%程度の騒音をカットするのに対して
デジタル方式になるとその精度が増す事で
約98%までの騒音をカットできるというメリットがある。

その効果はいかほどなのか?
専用のヘッドホンをつなぐと
“Xシリーズ”iconの画面上にノイズキャンセルのマークが点灯して
自動的にその機能が働き出すのが視覚的にもわかる。


イヤホンを耳にさして聴いてみると、
確かにまわりのざわめきが減少するのがわかる。

ノイズキャンセルの強さは、
[ノイズキャンセル調整]から
プラスマイナスで変更できるようになっているし、
騒音の特性というか、その場所に応じて
[環境選択]から、電車・バス/航空機/室内といった
よりよい効き具合の発揮のさせ方があるようだった。

ノイズキャンセル調整は、
強めにかけるとまわりの音が聞こえにくくなるかわりに
耳に圧迫感のようなものがかなり強くなるので
標準くらいが適当。

環境選択では、ずっと室内にいてしか使ってないので
適正は今の時点では判断しかねるけど
航空機を選ぶとかなり強めにかかっている印象があった。

ぶっちゃけ
98%という謳い文句から想像するような
周りの音を無音にするまでの威力はないけれど
違和感なく周囲の騒音を消してくれるというイメージ。

個人的には、
アナログ方式のノイズキャンセリング機能は
耳に感じる圧迫感に違和感があって
長時間つけておくのがあまり好きではなかったのだけど、
このデジタルノイズキャンセリングだと
そういった感覚が少ないというか、
より自分にあったベターな調整ができるのが好印象だった。


それと、
かなりお気に入りの機能が「サイレントモード」。

ただ単純に音楽を聴かなくても
ノイズキャンセリング機能だけを働かせるというもので
目の前の仕事に集中したい時に
周りの音を落とせるのは非常にありがたい。

周りの雑音を聞こえなくするために音楽を聴いてると、
たまに音楽に気持ちがいってしまって
仕事効率が必ずしも良いとは言えなくて
音なし状態でも周囲の音をできるかぎりカットしてくれるなら
それに越した事はない。

希望を言えば
付属で付いてきてるノイズキャンセリング用のイヤホンも
MDR-EX700SLiconとまではいかないまでも、
もうちょっと高級志向にふったイヤホンにして欲しかった。

もしくは、オプションパーツとして
ノイズキャンセリング機能付きウォークマン用に
ハイエンドなノイズキャンセリング用イヤホンが
出てきたりするとうれしいのだけど。

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【音楽再生のオペレーション】


ホームメニューから
【ミュージックアイコン】をタッチすると
音楽再生画面に移行する。

検索方法としては、
[全曲]、[アルバム]、[アーティスト]、
[ジャンル]、[リリース年]、[プレイリスト]
といった内容から楽曲を探す事ができる。


例えば、[アルバム]を選ぶと、
取り込んだ音楽の[アルバム]がジャケ写とともに
アルバムタイトル、アーティスト名が表示される。

これを指でなぞってスクロールするなどして
好みのアルバムを見つけたら、そこをタッチすると、
今度は、アルバムの曲リストが表示されるので、
聴きたい曲をタップすれば再生される。

このあたりのオペレーションは今までどおりで
操作方法が、ハードウェアキーではなくて
直接画面をタッチするようになったという感じ。

感度も挙動も良好で、
なんのイライラもなしにサラっと使えるのは○


楽曲を再生している時は、
タイトル、アーティスト名、アルバム名が並び
その下に大きくジャケット写真が表示される。

これまた、ここでも有機ELディスプレイの恩恵というか、
文字がくっきりなのはもちろん
ジャケット画像の色のノリ具合が良くて
液晶だと白っぽくなっていた画像内の文字の色とか
人物の肌色感とかまでが鮮やかで
見ていて気持ち良い。


この音楽を聴いている画面の状態で
指でタップして画面をなぞると、
アルバム単位の画像ごとに上下にスクロールさせられるようになって、
視覚的に次に何の曲を聴こうかな?
という具合にジャケ写を見ながら探せるのは結構楽しい。
(実際の挙動は、動画を参考に。)

と、これはiPhoneやipodtouchでも
既に同じようなギミックが内蔵されているのだけど、
そのオペレーションの華やかな部分だけではなくて、
ただ音楽をシンプルに聴くための
ハードウェア状のボタンが本体の上側に付いているところが
ウォークマン“Xシリーズ”iconにはのミソ。

いつも画面を見ているわけではないし、
ポケットに入れっぱなしの場合だってあるわけで
そういった時でも、
上からボタンを押すだけで基本操作ができるというのは
やっぱりありがたい。

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【ワイヤレスLANを生かす使い方】


“Xシリーズ”iconには、ワイヤレスLANが搭載されていて、
インターネットが利用できるという機能もある。

だけど、ハッキリ言って
自分はこれでウェブブラウズはまずしないだろう。

そもそもワイヤレスLANのつながる室内だったらPCがあるし、
iPhoneを持ってると
こっちのほうが連携アプリもしっかりしてるし
ワイヤレスLANでもワイヤレスWANでもつながるし断然使いやすい。

けど、
ある特定させた機能だけであれば
思ってる以上に使える事が判明。


ひとつは、
音楽を聴いてる状態から、
「おまかせリンク」というボタンをタッチすると、
その聴いてる[曲タイトル]、[アーティスト名]、[アルバム名]
の3つからひとつのキーワードを選んで、
そのキーワードを元に
Microsoft Live Seachか、You Tubeにすぐにアクセスできるというもの。


例えばお気に入りのアーティストで
You Tubeを起動させると、
そのアーティスト名を元に検索された状態でリストアップされていて、
そこから
好みの動画をすぐに見れたりできる。

この一連の挙動がもっさりだと
たぶん使う気がなくなってしまいそうだけど、
かなりサクサクっとここまで持って来れてしまうし
ウォークマン本体に入ってる音楽以外のネタを
再生できる新鮮さも加わって
普通に使ってて楽しい。


それともうひとつは「ポッドキャスト」。

こんなのは最近のオーディオプレーヤーだったら
当たり前に聞けるのだけど、
“Xシリーズ”iconは、ワイヤレスLANにつながってれば、
PCを使わずに、直接本体に「ポッドキャスト」をダウンロードできる。

PC経由というステップを排除できるし、
出かけた先でもワイヤレスLANにつながれば
その現地でもダウンロードできる。
いらなくなったものは本体で削除もできる。

この楽さ加減が、使いたくなる加減の第一歩。

ワイヤレスLANで
何でも出来るかも?と思うと肩透かしくらうけど、
この「おまかせリンク」と「ポッドキャスト」に限っては
なかなかに使えそうだなと思った。

------------------

さらに、
音楽編については続く。。

と書いている最中に、
オーダーしていた「NW-X1060/アイスブラック」iconが到着!

いてもたってもいられなくて
中身を見てみた。

いや、このクオリティはすぎすぎる!
この所有欲の満たされっぷりは強烈!

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9件のコメント

  1. Yoshinobu より:

    キタキタキター!!
    というか、配達が待ちきれなくて佐川急便まで引き取りに行ったよ!
    質感最高!でも指紋はベッタリ・・でも関係ない!拭けばいい。
    音楽きれい!まだ登録曲しか聞いてないけど、なんだろコレ、すごい。
    画質、思ってたより普通にキレイという感じ。でもキレー!
    ワンセグ、感度バッチリ!ケータイよりいいみたい。
    FMラジオ、・・悪い。カーラジオの方が感度いい。全く入らない!
    今から音楽や動画、写真をぶっ込みます!

  2. duke より:

    アイスブラック、いまいちですね。
    しかも、かぶりまくりで限定の意味ないし。
    ごめんなさい。いらない。

  3. KGA より:

    私は一般モデル買うんでまだ発売待ち…
    ネットワークウォークマン以来と聞いた
    内蔵アンプはどうですか?

  4. たゆみ より:

    TZのSSD換装の際はお世話になりました。
    今日から量販店で販売とのことだったので、早速実機を触ってきました。
    音質についてはまず間違いないだろうと思い、Webブラウザの使い勝手をみてきました。
    結果から言うと、kunkokuさんもおっしゃっているようにこれを使ってWebを見ようとは思いませんでした。。。
    私もiPhoneを持っているため、必然的にsafariと比べてしまいます。
    描画の遅さ、操作性どれをとってもiPhoneの方が優れていました。。。
    ウォークマンの音は好きなのでXシリーズを購入したいのですが、やはり通勤とかの利便性を考えるとiPhoneになってしまいます。(涙)
    海外で発表になったIdouにS-Masterやノイキャンつけて発売して欲しいというのが本音です。。

  5. kunkoku より:

    >Yoshinobuさん
    ものすごくキラキラボディですけど、ちょっとこれは触ると指紋たっぷりになっちゃいますね(汗
    何かのケースに入れて使うといいかもしれませんねw
    音楽は聴いてると心地良いし、有機ELは発色の良さは感じられますよね。
    そうそう、ワンセグはかなり感度を良くしてあるみたいです。
    FMは使ってなかったので、すみません気付きませんでした(^^ゞ
    ぜひぜひ使い込んでみてくださいw

  6. kunkoku より:

    >dukeさん
    あら・・いまいちでしたか(汗
    おそらく最初の予約段階では、ソニースタイルでの購入者に限っては、アイスブラクを選んでしまうので、ものすごく多いような雰囲気ですが、おそらく発売日以降は、スタンダードモデルが各お店で大量に販売されるようになるので、バランスはとれていくのかな?とも思います。

  7. kunkoku より:

    >KGAさん
    自分の耳がそんなに良いわけじゃないですが、同じ音楽を聞き比べてみると、音楽の像が浮かび上がってくる感というか、耳にとどく音は心地良いですw
    もっといっぱい聴いてみたいですねーww

  8. kunkoku より:

    >たゆみさん
    先日はこちらこそですw
    Webブラウザはマジ使いしようとするとちょっと厳しいですね(汗
    そういった方向ではiPhoneのsafariのほうがはるかに分がありますね。
    アプリ連携を含めるとさらに・・・
    ウォークマンXシリーズは、純粋に動画と音楽に特化している形になるので、音楽を機器ながらブラウザなんて使い方だとiPhoneのほうが便利だと思いますw
    自分の場合は、たぶん普段はデスクトップにしてもノートにしてもPCが目の前ある環境なのででXシリーズで十分というか、気持ち良い音が聴けたらそれで満足だったりしますw
    遊びにいくとか出張にはiPhoneが活躍ですけどねww
    Idouとかケータイ端末にもそういった技術が入ってくるとおもしろいですね!

  9. ほり より:

    まだ、購入に少し迷いがあるんですけど
    少し質問させてくださいー!
    [環境選択]で、電車・バス/航空機/室内とあるみたいですが
    屋外などではどんな感じになるのでしょうかー???
    以前MDR-G94NCを使っていたのですが、屋外で風などが吹くと
    ゴォォーーと言う音がしてしまって、まったく音楽が聞こえなくなってしまたりしたので
    それ以来SONYのNC系の物を買っていないのですが
    外を歩いたり、自転車やバイクで移動する事が多いので
    屋外での使用がかなり気になりますので、もし屋外で使用する事があれば
    是非ともレポお願いいたしますm( _ _ )m