ちょっと無理してWhitehouse Cox製ブライドルレザーマウスパットを買ってみた。
値段高くて微妙ーとか言っておきながら、
とうとう買ってしまった
Whitehouse Cox製の「ブライドルレザーマウスパット」。
最初はそこまで欲しいと思ってなかったのに、
“みんなで創るモノづくり「企画会議」”のBlogを見てたら
あまりの小規模っぷりに貴重性を感じてしまって、
「ええぃ!」とポチ。。
今はまだ在庫があるみたいだったから、
オーダーしてから2~3日で到着。
いつものsonystyleの黒い輸送パッキンを開けると
和紙に包まれたマウスパッドが
Whitehouse Coxのラベルとともに収まっている。
カラバリは、
グリーンとハバナの2色で悩んだものの
素材感が一番引き立っているように見えたハバナにしてみた。
マウスパッドの表面に使われているのは
Whitehouse Cox定番のブライドルレザー。
-・-・-<うんちく>ー・-・-
原皮となるのは、成牛の一枚革で、
中でも強く耐久性に優れていて、
表面に傷やシミ、血筋などが極力少ないものを採用。
それを、
自然のものを成分とした溶液で約10週間かけて鞣され、
天然成分の多い染料を塗布をした後に乾燥、
革の深部に獣脂がしみ込むまでブライドルグリースの中に浸すという
手間隙をかけて作り上げたもの。
注意事項にも書いてあるとおり、
買いたての状態だと、表面に白い粉のようなものが浮き出て見えるのは
ブライドルレザー特有のブルームというロウの結晶のようなもので
これは、ブライドルグリースが革の奥底まで染み込んでいるからこそ起きる現象で、
柔らかい布で磨くか、ブラッシングすると光沢感が増す。
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Whitehouse Cox製品とわかるように、
マウスパットの右下に型押し。
裏面にはピッグスキンを張り合わせていて、
素材の細かい生地目が、
そのまま滑り止めとしての役割を果たしている。
張り合わせのステッチは、
ハバナと同色系の少し明るめのものを使用。
マウスパッドとして常用してると
元が革だけにその使い傷が残っていくので
たびたび布か何かでゴシゴシと磨いてやると、
いわゆる独特の味が出てくる革製品ならではの楽しみ方もある。
サイズは、縦約200mm×横約150mm×厚さ約3mm、
重量は、約65g。
VAIO純正の、
マウスパッド「VGP-MSP2」と比較してみると、
縦横レイアウトの違いはあるものの、ほぼ同じサイズ。
今までずっと「VGP-MSP2」を
特に何の不満もなく使い続けていたけど、
おしゃれ度はあまりあるようには思えなかったので、
そういった意味では
「ブライドルレザーマウスパット」は良い感じ。
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自分の場合は、ノート用としてというよりは、
日ごろ使っているメインマシンのVIAO typeR masterの前で
マウスを転がすために使うのが主。
ワークデスクがガラス素材だからマウスパッドは必須。
使ってみると、
素材表面に浮き出ているロウの結晶が摩擦を少なくしてくれるのか
マウスの滑りの良さが最高。
一番懸念していたマウスのカーソル飛び現象も全くないし、
軽くて確実に動かせるという意味でも
マウスパッドとしての機能性はかなり満足。
それに、
毎日座っている場所だけに、
無機質な塊の中に、こういった有機的なアクセントがあると
自己満足ではあるけれど、気分的に高揚感が楽しめる。
それはもう正直なところ、
値段が値段だけに最初はおっかなびっくり使っていたけど、
使い慣れてくると、
同じ革製のサイフやバッグと同じく
傷も含めてそれがこのマウスパッドの味として理解できるし
メンテナンスして、長く愛用できればこれも一興。
マウスパッドは、
以前でこそボール型マウスの転がりを良くするためとか
光学式マウスのポインターが飛ばないため
といった機能面で必要とされていたけれど、
最近の高性能なレーザーマウスだと
特にマウスパッドなんてなくても全然動いてくれたりするから
そこまでの重要性もなくなってきた。
それでもあえて
自分のアイデンティティを主張する周辺機器の1つとして
こだわるアイテムとして使ってみてもいいのかなと。
実際、使っていて
かなり満足度は高い。
【VAIO typeP特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeZ特集ページ】
2件のコメント
ところで、全然関係ないんだけれども。
R Masterかっこいいよね。
ホントにいいよね。
一体型へのシフトは、
音も絵もトータルでプロデュースした製品を出したいのかなと
勝手に思ってるんですけど、
漢はむしろRMみたいなやつの方が好むんじゃないかね。
法人向けでもいいから愛七積んで出してもらいたいよね。
箱あのままでいいから。
外付けHDDはコレガも裸族もファンうるさくて、使ってるけど、
話にならないよ。
>dukeさん
そうみたいですねー。
typeRが一体型になったのは、絵作りが最終的な出口となるディスプレイを込みで追い込めるところだそうですからね。
でも、やっぱり何て言うんでしょう?
買った後から、いじれる楽しみってのがセパレートの良さなんですよねw
Rmasterのままでいいので、最新のチップセットとCPU搭載して電源周りを強力にして出して欲しいですねww