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2009.06.16

VAIO

デザイン、スペック、使い勝手を向上させた新VAIO typeN（NWシリーズ）

VAIO typeNの新しいきょう体となったNWシリーズが発表された。

・VAIO typeN（NWシリーズ）
「VGN-NW70JB」
ソニースタイル販売価格：169,800円（税込）

・VAIO typeN（NWシリーズ）
「VGN-NW50JB」
ソニースタイル販売価格：149,800円（税込）

このNWシリーズは、
ポジション的には、
typeNの現行モデルの後継機種という扱いとなりつつも
現行モデルはそのまま継続で販売されるというスタンス。

さらに、
ソニースタイルには、このモデルに限っては
カスタマイズが出来るモデルは用意されてなくて、
リテール（通常販売）モデルのみとなってる
という前置きがある。

－－－－－－－－－－－－－

それを踏まえて、
何がどう変わったかというと、
シリーズ名にWが加わったあたりからわかりやすいのが、
まずはディスプレイ。

液晶画面が16:9の15.5型ワイド液晶になっていて
それにあわせたフットプリントからくるデザインを構築。

ディスプレイの内容としては、
クリアブラックLE液晶を採用、解像度は1366×768、
16:9というアスペクト比から
いわゆる国内のハイビジョンコンテンツが画面にピッタリとあてはまる。

HDMI出力も標準で装備していて
PC画面をそのまま映し出したり、
ハイビジョンコンテンツをそのまま楽しむ事もできる。
（アナログRGBも装備。）

そして、
上位モデルの「VGN-NW70JB」には、
ブルーレイディスクドライブを搭載する事で、
大容量のデータやハイビジョンコンテンツを収容したり、
ブルーレイディスクのプレーヤーとして活用もできる。

というか、「VGN-NW50JB」との違いは、
光学ドライブの違いしかない。

OSは、
Windows Vista Home Premium SP1（64bit）、
チップセットは、Intel GM45 Expressで、
GPUは内蔵のGMA4500MHDを利用。

CPUはCore 2 Duo P8700（2.53GHz）、
メモリーは4GB（2GBx2）
HDDには500GB（5400回転/分）と、
最近のノートPCらしく非常に堅実なスペックを持つ。

ワイヤレスLANは802.11a.b.gに加え802.11nもサポート、
USBは3つ、i.Link端子も健在。

カードスロットは、
メモステ、SD、ExpressCard/34。

ただし、Bluetoothは装備されていない。

電源ボタン横にインタネットを一発起動できる「webボタン」だとか、
PCから離れるときに画面の電源が切れる
「DISPLAY OFF」ボタンを付けたり
タッチパッド上で指をなぞるとスクロールする
といった
使い方を訴求するアプローチもある。

それと、
今までのtypeNにはなかった
31万画素のwebカメラも標準装備されたので、
skypeをしようと思ったら別にカメラを用意しなきゃいけない
なんて事もなくなった。

もちろん
写真や動画を扱う
「PMB（Picture Motion Browser）」だとか「VAIO Movie Story」、
ブルーレイディスクを作成する
「Click to Disc / Click to Disc Editor」といった
VAIO系のアプリケーションも充実していて
このアプリ群があるからVAIOのアイデンティティーがあるとも言える。

また、typeNは、全体がディンプル加工といった
タオル生地のようなカジュアル性を前面に押し出していたけれど
この新NWシリーズではちょっと趣を変えて
波のようなパターンのスムーステクスチャーを採用。