「VAIO Xシリーズ」に加わった金属感たっぷりの新色シルバー。
VAIO Xシリーズは、
2010年春モデルとしての変更はなく
引き続きAtom Zシリーズを搭載する超薄型VAIOノートを継承していて、
カラーバリエーションに新たにシルバーを追加。
VAIO Xシリーズ
「VPCX11ALJ・VPCX11AKJ」
ソニースタイル販売価格:89,800円(税込)~
VAIO Xシリーズ
「VPCX11AVJ」
ソニースタイル販売価格:99,800円(税込)~
Windows7 Professional 32ビット正規版
(WindowsXP Professional ダウングレード代行インストールサービス)
その新色となるシルバーのボディを見ながら
Xシリーズの全体フォルムのおさらい。
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最大の特徴となるのはやはり
前から後ろまで13.9mmのフルフラットの極薄ボディ。
液晶側の厚さが3.85mm、ボトム側の厚さが9.6mmしかなく
それが薄さが合わさってこの薄さを実現。
液晶天板にはカーボンレイヤーの間に特殊シートを挟む
ハイブリッドカーボンを採用して
コンクリートブロックのような中空構造になっているので
強度を維持したままさらなる軽量化をはかっている。
液晶のベゼルやパームレストの縁は
内側に向かって弧を描くように削られた「リジッドアークデザイン」で
外的な圧力でも歪みにくいという特性と
光の反射が線状になるためにより薄い印象をあたえ
かつそのデザイン性の高さに加えて
液晶ディスプレイの開けやすさにも貢献する。
Tシリーズと同じ11.1型(1366×768)のワイド液晶で
LEDバックライトや8bitパネルを採用して
NTSC比100%という色再現性を持ちながらも
液晶パネルを25%軽量化、
そしてパネル電力を15%低減しバックライト電力を30%下げる事に成功し
バッテリーの持ちを長くもしている。
ディスプレイはアンチグレアなので
外光の反射を拡散するおかげで画面が見やすく、
ハードコーティング処理もさえているので画面に傷もつきにくい。
キーボードは、
一つ一つのキーが独立したVAIOノートのトレンドとなる
アイソレーションキーボードを採用。
キーピッチは約17mm、キーストロークは約1.2mm、
キーとキーの間に隙間があるので
タイミングミスを防ぎきちんとした打鍵感を確保している。
タッチパッドは、底面に装着されるバッテリーとの兼ね合いから
本体パームレストのちょうど中心に位置されている。
この薄いボディの中に必要最低限のものは全て備わっていて
通信系では有線LANやワイヤレスLANはもちろん
BluetoothからワイヤレスWAN(or WiMAX)を搭載、
USB端子が2つ、メモステとSDカードのメモリースロット
プレゼンテーションに必要なアナログRGB
テレビチャットのできるwebカメラまでも搭載する。
採用されているCPUはAtom Zシリーズで
その低消費電力を生かした結果として
この薄型、軽量、ロングバッテリーのXシリーズが出来上がった。
低発熱といわれるAtom Zシリーズでも
Xシリーズは冷却ファンを搭載して効率よく熱を逃がす事で、
CPUに負荷がかかってもパフォーマンスを保ち
使用時に底面を触っても底面の温度上昇を防ぐ。
ストレージには
1.8インチサイズのSSDを搭載、
カスタマイズ時の注意点としては、
64GBはSanDisc製のパラレルATAのSSDを採用、
128GBもしくは256GBの場合はSamsung製のシリアルATAのSSDを採用して
「SATA-PATA変換ボード」を経由して接続されるという違いがある。
高クロックのAtom Zシリーズと冷却ファンに高速なSSD、
そしてOSがWindows7となったこの組み合わせで
トータル的にレスポンスの良いモバイルPCが出来上がっている。
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ソニースタイル限定カラーとして
金属の質感を放つ「ゴールド」に続いて「シルバー」の登場。
液晶天板から液晶ベゼル、
パームレスト、キーボード、タッチパッドにいたるまで
使用している時に目にふれる部分は全てシルバーに覆われて
まさに、
アルミニウムの金属感をそのまま表したカラーで
エッジのあるシャープさがより際立つ。
液晶天板にあるVAIOロゴは
通常VAIOにはシルバーのルミナスロゴが採用されるところ
Xシリーズにはローズゴールドを採用、
艶のある光沢感とあわせて
フラットなシルバーの天板にVAIOの文字がアクセントになっている。
ボトム側は全機種共通の濃いブラウンとなっていて、
このカラーの落差が影を落とし込んでその薄さをより強調させられる。
VAIO定番のカーボンブラックという路線とは別に
落ち着きのある輝きを持つ「ゴールド」、「シルバー」は
本体の金属的な質感とあわせてこれもまた所有欲を満たしてくれる。
小型で軽量なBluetooth レーザーマウス「VGP-BMS10」と
Xシリーズのシルバーの組み合わせもベストマッチ。
アルミの金属感を持つシルバーカラー同士でもあるし
コンパクトで場所をとらないので
一緒にカバンに入れてもかさばらないのが何より。
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あくまでもCPUがAtom Zシリーズなので
高負荷な作業は苦しくなるかもしれないけれど
Windows7とSSDの高レスポンス性の手助けもあって
webブラウスやビジネスアプリ程度であれば
ストレスを貯めるほどではなく動作してくれる。
それにこのサイズにインターフェースはしっかり備わっているし
バッテリーの持ちもとても長いという意味では
実用性は非常に高く
ノート一冊分を持ち運ぶスペースを確保さえすれば
いつでもWindowsを利用できるというメリットは大きい。
「VAIO Xシリーズ」の実物を見て触ったそのクオリティ!(前編)
「VAIO Xシリーズ」の実物を見て触ったそのクオリティ!(後編)
4件のコメント
あとになって色々なカラバリ出してこられると参ってしまう・・。
「あの時もう少し我慢してたら・・」なんて。
シルバーはノートPC界では、おもいっきりスタンダードカラーだけど、
Xシリーズにはなぜか特別カラーのように見えて、それでいてカッコよく。
自分のはピカピカブラックだけど、毎度毎度、指紋拭きに疲れてしまって
こんな色出されたら欲しくなっちゃうでしょーが!今更ムリだけど(^・^)
>Yoshinobuさん
確かにゴールドにしてもシルバーにしても、Xシリーズをもってしてこの金属感はかなり目をひきますよねw
私のもプレミアムカーボンなので指紋だらけですが、これはこれでいいかなとw
一番怖いのは、505EDITIONとか出される事です(笑)
同感です(笑)
>Yoshinobuさん
ですよね(笑)
さらに怖いのは、この後に控えている新Zもそうですが
もしも、Tクラスの新モバイルが出てきたり、Rの新型がでてきたり
さらに時期をあけて、なんとかエディションみたいな特別バージョンを出されると、どれも欲しくなってしまって収拾がつかなくなりそうな事ですね(汗