スーパー35mm相当単板CMOSイメージセンサーを搭載したデジタルシネマカムコーダー。
ソニーは、
スーパー35mm相当単板CMOSイメージセンサーを搭載して
PLマウントレンズに対応したデジタルシネマカムコーダーを発売。
・新開発のスーパー35mm相当“Exmor”CMOSイメージセンサーを搭載し PLレンズに対応したデジタルシネマカムコーダー『PMW-F3』シリーズを発売
とは言っても民生機器の話ではないのだけど。
レンズを付属した「PMW-F3K」が2,205,000円(税込)、
レンズ別売の「PMW-F3L」が1,522,500円(税込)、
2011年2月1日発売。
主な特徴としては、
撮像素子にスーパー35ミリフィルムのサイズに相当する
大型単板CMOSイメージセンサーを搭載、
フィルムカメラと同様の浅い被写界深度での撮影が可能。
このCMOSイメージセンサーの大きさは、
現行のデジタル一眼カメラ用や放送業務用カメラと比べても
約4倍にもなる大きさで
感度F11(ISO800)、S/N比 63dBという高感度と低ノイズで
低照度環境での撮影に大きく力を発揮する。
レンズには、
映画用フィルムカメラで標準とされるPLレンズの使用が可能で、
「PMW-F3K」には、35/50/85mm T2.0の単焦点PLレンズが3本付属する。
記録フォーマットや記録メディアは従来のXDCAM EXシリーズと共通で
収録から完パケまでXDCAM EXシリーズと同じワークフローで運用が可能。
また、DVCAMフォーマット(DV-AVI type2形式)のSD記録にも対応する。
スロー撮影やクイックモーション撮影にも対応して
720/23.98p記録時にフレームレートを60フレームに設定すると
1/2.5倍速のスロー映像記録が可能になる。
本体重量は約2.4kg、
消費電力よりも24Wと従来機種よりも低い。
2台の「PMW-F3」を専用線で接続しして
1台のカメラリモコンから同時に制御することで3D撮影も可能になる。
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非常に優れた性能を持ちながら
廉価な価格設定としただけあって、
映画やCM、ドラマ、ミュージックビデオといった撮影が可能で
PLレンズを使っての本格的な撮影市場の拡大をはかる。
というだけあって
民生機器とまではいかないものの
低予算でも本格的な撮影が可能になるというのもおもしろい。
そしていつか
この機能が一般ユースに降りてくる事も期待して。
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