高倍率ズーム&高速AF搭載の高性能サイバーショット「DSC-HX9V」、「DSC-HX100V」登場!
海外で先行して発表されていたサイバーショットHXシリーズの
「DSC-HX9V」と「DSC-HX100V」がついに国内でも正式発表!
既に発売されているサイバーショット群の
イイトコ取り&高倍率ズーム搭載して
コンパクトデジカメとして見ても相当魅力的な機能がぎっしりと詰まっている。
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【「DSC-HX9V」と「DSC-HX100V」の進化点&特徴】
心臓部となるセンサーは、従来比2倍の高感度を持つ
有効1620万画素となった裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”で
コンパクトデジカメが苦手とする暗いシーンの撮影でも
ノイズのより少ない綺麗に画像を記録する事ができる。
デジタル一眼カメラ“α”を同じ画像処理エンジン「BIONZ」で
「重ね合わせ処理」技術によって
連写時に手ブレしたり被写体が動いても自然な重ね合わせ出来たり、
逆光補正HDRも進化していて
「露出アンダー」と「露出オーバー」に加えて
「適正露出」の1枚を加えた合計3枚から1枚を作りだして
白とびと黒ツブレを抑えたより自然な写真が撮影が出来る。
そして最大の特徴とも言えるのが、高倍率ズーム。
「DSC-HX9V」は、
広角24mmから384mmという広い範囲をカバーする光学16倍ズームの
ソニー製「Gレンズ」で、
7群10枚のレンズの中で、非球面レンズや高屈折率レンズを採用しているため
広角にした時や高倍率でズームした時に発生しやすい歪みを極力抑えて
かつ高いコントラストや色にじみの少ない高画質な撮影ができる。
「DSC-HX100V」は、
カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを採用、
広角27mmから810mmの光学30倍ズームにもおよぶ
超広範囲の撮影ができる。
また、
高速駆動リニアフォーカスレンズと、
レンズを全域で前後に動かすのではなく
ピントのある部分にのみレンズを動かすように制御して時間を短縮した事で
圧倒的に速い最短約0.1秒というオートフォーカスが可能になった。
そのおかげで
ピントが合う前に被写体が動いちゃった
なんていう失敗写真を大幅に減らす事ができる。
自分の好みで
ズーム位置・ホワイトバランス・露出補正・日付設定・グリッドラインといったものを
最大3つ登録しておいて、すぐに呼び出し出来る「MR(メモリーリコール)」モードや
ホワイトバランス、露出補正、測光のようによく使う機能を登録しておける
「カスタムボタン」を搭載。
だんだん慣れてくると自分流の使い方をしたくなるもので
こういったショートカットできるボタンがあると
反射的にすぐに設定を変えられるので非常に便利。
「DSC-HX100V」は
レンズの横にあるスイッチを切り替えると
デジタル一眼カメラのように
ズームやフォーカスをリングを回して手動で調整できる。
ピント拡大機能を使えば、画面を約7.5倍まで大きく表示する事もできるので
より正確にフォーカスしたい時にも利用できる。
もちろん使う側が特に何も気にしなくても
カメラが自動で行ってくれる“プレミアムおまかせオート”も搭載されていて
11種類のシーン認識と、動いてるか三脚かなどのコンティションといった3要素をかけあわせた
全部で33種類の組み合わせを自動的にカメラが判断して
シャッターボタンを押すだけで綺麗な写真を撮影してくれる。
いくら自分がカメラに慣れてる場合でも
機械に疎い身内に任せた場合とか
旅行先でシャッターを押してもらうお願いをする時には
やはりこういった自動機能は相当に役立ってくれる。
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動画撮影では
フルHD(1920×1080)60i、AVCHDでの記録ができる上に、
プログレッシブ方式のフルHD(1920×1080/60p)動画にも対応、
動きの早い被写体を撮る場合にもなめらかな映像で残せて
再生時には好みのシーンを静止画として切り出す事もできる。
撮影時には、光学式手ブレ補正「アクティブモード」が
ハンディカムと同じ縦・横方向に加え、回転方向の手ブレ補正にも対応
歩きながらの撮影でも手ブレをしっかりと抑えた撮影ができる。
動画の時にも最大12種類x4つのコンディションの認識機能が働き
かつ被写体にピントを合わせ続けられる「追尾フォーカス」も備える。
背面のディスプレイは、「DSC-HX9V」「DSC-HX100V」ともに
3.0型大画面で約92.1万ドットという高精細な「エクストラファイン」液晶。
「TruBlack(トゥルーブラック)」技術やARコートを採用して
高コントラストで深みのある黒を再現しつつ
光の反射を抑えてくれるので外でもより観やすい。
大きくて高精細なだけに、
撮る時でも被写体の細かい部分まで視認できるので
ピントをあわせる時や画像をチェックする時にも
よりストレスを感じなくてすむ。
「DSC-HX100V」に限っては
液晶ディスプレイの部分が上下に稼働するマルチアングルになっていて
人垣の上から手を伸ばして撮ったり
床すれすれから赤ちゃんを撮ったりする時にも
ムリな姿勢にならずとも簡単にアングルを変えて撮影ができる。
それに、ファインダーも付いていて
ファインダーをのぞくと自動的に切り替わる「アイセンサー」を搭載しているので
自由なスタイルで撮影をすることができる。
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シャッターボタンを押しながらカメラを横や縦にふって撮影する
「スイングパノラマ」も進化。
10,480×4,096の4,290万画素という高精細なパノラマ写真の
撮影ができるようになって、
ただ単に横にスクロールする写真に終わらず、
その一部分を拡大しても高精細な画像を楽しんだり
一部分だけをさらに別の画像として保存といった事ができるようになった。
3D機能としては、3つの3Dモードを搭載。
カメラをひとふりして撮影する「3Dスイングパノラマ」に
カメラ自体の画面で3Dが楽しめる多視点の「スイングマルチアングル」、
そしてさらに
普通にシャッターを押して撮影した写真が
そのまま3Dになる「3D静止画」を新しく搭載した。
前者2つはカメラをスイングするのが前提なのに対して
「3D静止画」は、シャッターを切ると自動的に2枚の写真を撮影、
深さ情報を分析して3D用の2枚の画像を作り出す。
細かな進化点もあって
USB経由での充電や給電に対応したので
PCとつないでデータ転送してる時やテレビで画像を見てる時に
バッテリー切れなんていう事がなくなる。
静止画に日付をそのまま記録できる「日付スタンプ機能」がや
カメラの操作を知りたいと思った時に説明してくれる
「カメラ内ガイド」もある。
GPSとコンパスも内蔵するので
撮影した位置と方向を静止画に同時に記録する事ができ
撮影後にどこで撮った写真かも確認する事ができる。
「TransferJet」(トランスファージェット)にも一応対応している。
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デジタルスチルカメラ“サイバーショット”「DSC-HX9V」
・ブラック/ゴールド
ソニーストア販売価格:44,800円(税込)
・ソニーポイント:7%(3,136ポイント)
・長期保証<5年ワイド>付き(購入特典:2011年3月31日まで)
デジタルスチルカメラ“サイバーショット”「DSC-HX100V」
ソニーストア販売価格:49,800円(税込)
・ソニーポイント:7%(3,486ポイント)
・長期保証<3年ベーシック>付き
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すでに多種多様な新しいサイバーショットが出ていたのだけれど、
あっちのモデルにはこの機能があるけど
こっちのモデルにはまた別の良い機能があるねという感じで
“帯に短し襷に長し”状態で迷うところもあったけれど、
ひとまず「DSC-HX9V」は
その立方体のカメラの中に魅力的な機能が満載していて、
コンパクトデジカメとしてはとても魅力的。
本質的な綺麗な写真を確実に残したいと思えば
もちろんそれは、NEXやα55といったデジタル一眼カメラを
持って行ける事が理想ではあるのだけど
時と場合によっては、サイズ的にそうもいかないことがある。
例えば、運動会とか発表会なら
堂々とα55に望遠ズームを付けて連写しまくりが出来るけれど、
授業参観くらいになると、カメラを持ってきてる人も少なくて
そこでカシャカシャカシャなんて音を立てるわけにもいかないし
そのカメラの存在感から余計な注目を浴びたりして
それはそれはチキンハートな自分には耐えられなかったりする。
で、そんな時こそ
ひっそりとポケットに収めておいて
撮るときもシャッター音を消しておとなしく撮影できる
コンパクトデジカメがあると、別の意味で精神的に楽だったりして。
でも、出来る限り綺麗に撮れるほうがいいし
と思うとこんなサイバーショットがあるととても重宝するなと思ったりする。
「DSC-HX100V」も
さらにNEXシリーズとどっちにするか悩みどころではあるのだけど、
レンズ交換いらずで
広角27mmから810mmの光学30倍ズームという驚異の撮影範囲を持っている
という事はとても大きな特徴であるし
シチュエーションによってはとても活躍してくれるカメラになる。
自分が使う用というだけじゃなくて
身内も使うサブカメラという事まで考慮すると
実質、「DSC-HX7」との値段差は5000円しかなくて
ここまでの納得出来る機能が詰まってる「DSC-HX9V」は
かなり欲しい気分にさせられる。
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