ソニーが基本的に好き!

ソニー初となるウルトラブック「VAIO Tシリーズ」として11/13インチ2モデル登場!

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ついに国内からも発表された、
ソニーでは初のウルトラブックとなるVAIO Tシリーズ

ソニーヨーロッパでも先行して発表されてその姿を目撃していたけれど、
ボディデザインは、まさにVAIO Zシリーズを彷彿させ、
薄くても堅牢性を持つマグネシウムとアルミニウム素材で構成、
天板にはヘアライン加工された金属感を感じられるボディになっている。

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ディスプレイを閉じた状態であれば、
約17.8mmという薄さを保ちながら、フルフラットになった一定のラインを保っていて
バッグに入れる際には凹凸がなくスっと入れられるボディデザイン、
ボディ形状としては、サイドの部分を折り曲げて丸みを持たせた形状にすることで、
ねじれ方向への剛性も確保している。

それから、ディスプレイを開くと、液晶下側が持ち上がり
本体の後部がチルトアップして傾斜するため、
タイピングしやすい姿勢を保ちながら、それぞれの接続端子へもアクセスしやすくなる。

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サイズとしては、
11.6型ワイドの「VAIO Tシリーズ11」と、
13.3型ワイドの「VAIO Tシリーズ13」
2機種をラインナップする。

11.6型ワイドの「VAIO Tシリーズ11」は、
横幅約297mm、奥行き約214.5mm、
そして重量が約1.42kg。

13.3型ワイドの「VAIO Tシリーズ13」は、
横幅約323mm、奥行き約226mm、
そして重量が約1.6kg。

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ディスプレイ解像度は、どちらも1366×768固定で、
それ以上の高解像度ディスプレイの選択は存在しない。

ディスプレイの上部には
131万画素の “Exmor for PC” HD Webカメラを内蔵する。

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インタフェースとしては、
右側面に、ヘッドホン出力、メモリースティック/SDカードスロット、
HDMI出力、D-Sub15ピン出力、有線LAN、
左側面には、USB3.0、USB2.0が一つづつ並ぶ。

ウルトラブックとしては、通常のモバイルノートと同等の接続端子を持っていて、
出張先のホテルでも有線LANを接続してきっちり高速インターネットを利用できるし、
プレゼンテーションとしてプロジェクターを使いたい場合にも
きっちりとVGA端子に接続できるというあたりは堅実。

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USB3.0の端子には、本体の電源がオフの状態でも、
本体がACアダプターに接続されていればUSBから電源を供給できる
USBチャージ機能を備えていて、
手持ちのガジェットアイテムを充電できるというのも実用的でありがたい。

そして便利なのが「Rapid Wake + ECO」。
これは、画面を閉じる事で、データを保持したままスリープ状態を保っていて
使いたいと思って液晶画面を開くとすぐに再開できる高速起動性と、
スリープ状態を保っていても消費電力を極力抑える事で
最長なら約90日間もスリープ状態を保持しつづけるエコ機能を持っている。

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通常通り使ったとして、バッテリーの駆動時間は
公称値としては、約6.5 ~約7.5 時間とされている。

音質面も向上させる技術として、
音量増強技術により、内蔵スピーカーの音圧を強める「xLOUD」や
デジタル処理で音響特性を補正して、より自然なサウンドにする「Clear Phase」を搭載している。

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タッチパッドも広くとられていて全体のどこでもクリックでき、
(右クリックは右下のエリア)
指だけでスクロールしたり、ズームインズームアウトや
ページ送り戻 しといった動作ができるようになっている。

キーボードはVAIOスタンダードのキートップがひとつひとつ独立した
アイソレーションキーボードで、キーストロークは浅めではあるけれど、
ひとつひとつを押し込んだ感もあるし、さすがにボディ剛性も高くて
キータイピングで歪むという事もなく安定している。

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スペックとしては、
CPUには、最新の第3世代インテル Core プロセッサー(ivy Bridge)と
第2世代インテル Core プロセッサー(Sandy Bridge)からチョイスできる。

より低コストにカスタマイズしたいなら
第2世代インテル Core プロセッサー(Sandy Bridge)の
「Core i3-2367M(1.40GHz)」や、「Core i5-2467M(1.60GHz)」を選ぶのも
一つの手で、例えばメインマシンがあって
完全にサブ機としては割り切るならこの選択肢もありうる。

そして、超低電圧版の最新第3世代インテル Core プロセッサー(ivy Bridge)が
選べるのがソニーストアモデルの利点。


「Core i5-3317U」は、
デュアルコアCPUで、動作周波数は1.70GHz(ターボブースト時最大2.60GHz)
TDPは14Wで、ハイパースレッディングに対応して擬似4コアとして駆動。


「Core i7-3517U」は、
クアッドコアCPUで、動作周波数は1.90GHz(ターボブースト時最大3GHz)
TDPは17Wで、ハイパースレッディングに対応して擬似8コアとして駆動して
同時に複数処理したい、より快適に使いたいという欲求を満たしてくれる。

内蔵GPUも
インテル HD グラフィックス4000となって
グラフィックパフォーマンスも上がっていて、
トータル的なPC性能を底上げしてくれるという意味では、もちろん選ぶ価値がある。

メモリーは、2GBから8GBまで選択可能。
ここで注意必要なのは、最大2枚載せられるメモリーのうち
1枚は、必ずオンボードになってしまうため
2GBや4GB(2GBオンボード+2GB)を選択してしまった場合、
最大搭載メモリーが6GBまでしか増やせない。

ベターチョイスは、4GB(4GBオンボードx1)以上を選んでおくのが賢明。

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体感スピードに大きく影響するストレージも選択幅が広い。

ハイブリッドHDDを選択した場合、高速性と大容量を兼ね備えた
ISRT(Intel Smart Response Technology)がここでは大きく役に立つ。

32GBのmSATAキャッシュSSDを
HDDのキャッシュメモリーとして使うため
読み込みスピードを高速化して、OSの起動からソフト起動までが速くなるという技術で
快適に利用できるという点でも優れているのだけれど
実は、データ保護という機能も備えていて、万が一SSDに何か問題が起きた場合でも
きちんと保護されている事で確実性も確保されている。

選択肢としては、
「HDD 約500GB(+SSD 約32GB)」、「HDD 約320GB(+SSD 約32GB)」で
何しろ低価格というメリットもあってコストパフォーマンスは非常に高い。


だがしかし妥協せず選べるのが、
単体のSSDで、なんとVAIO Zシリーズと同じ第3世代SSDをチョイスできるこだわりよう。

システムから保存しているデータ
全てにおいて高速にアクセス出来るというスピードと
2.5インチHDDを載せていないという事で、質量もより軽くなるし消費電力も減る
そして動作させながら本体を移動すると故障するかも?という恐怖からも解放される。

アクティブ性を追求するなら単体SSDの選択は必須かもしれない。

他、OSは、
「Windows 7 Professional(64bit)Service Pack 1」と
「Windows7Home Premium(64bit)Service Pack 1」から選択可能、
Office、ATOK、ウイルスバスター、Adobe Premiere/Photoshopも
必要に応じて選択ができる。

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デザインは、既にソニーヨーロッパで発表された時点でわかっていたけれど
気になっていたのはやはりこの中に収まる性能。

気がかりだったディスプレイ解像度は、
残念ながら1366×768という、いくらモバイルとはいえ
もっと高解像度が選べても良かったんじゃないか?と誰しもが突っ込みたくなる。

それから重量。
極端に重いというわけでないにしても、
13.3型で1.6kg、11.6型で1.42kgというのはかなり普通すぎる数値。

かつて、同じ11.6型でもかつてのVAIO Xシリーズは、ATOMを採用しているとはいえ
600g台で激薄というロマンを感じさせてくれたし、
現行のVAIO Zシリーズにいたっては、
13.1型で最計量時1.15kgでさらにディスプレイはフルHD(1920x1080)という
今まさに比べてみるとその化け物っぷりが改めてわかるという皮肉。

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そうしたツッコミどころを残しているけれど、
冷静にウルトラブックとしてVAIO Tシリーズを見てみると
上記のカスタマイズスペックを見てもわかるように
非常に低コストで購入できるという事と、
さらにこの中においてもきちんとカスタマイズしてハイパフォーマンスな1台を作り上げる事ができる
という点においては内容に妥協しなかったところは評価できる。

それから、実際に本当に日々つかうマシンとして
持ちだしてみたものの、アレがないコレがつながらないとか
そういったアクセスする端子での不便さというのはほとんどなくて
当たり前のノートPCとして使えるというところも大切なのかもしれない。

もちろんデザインは、VAIO Zシリーズと全く同じ事もあって
とてもスタイリッシュではあるし、アルミヘアラインの美しさも所有欲を満たしてくれる。

それに、思い返せば11インチサイズのVAIOがなくなってしまって、
懇願しても懇願しても全く出るそぶりがなくて
もうこのまま最小サイズは13インチになってしまうんじゃ?という
恐ろしくも悲観的な状況に比べれば全然マシで
今ここに11インチサイズのVAIO Tシリーズが選択肢の一つとして存在する。

それでも重いよというのであれば、
究極のモバイルVAIOたるVAIO Zシリーズを選べば良いだけの話。
そこには全てを内包するだけの機能も性能も揃っている。
(もちろん機能とコストパフォーマンスならVAIO Sシリーズという選択肢もある。)

選択の余地が出来た。後は個人の意志。選べば良い。

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2件のコメント

  1. sony より:

    13インチモデルが3シリーズも必要なのか疑問ですねー。
    もっとリソースを集中させた方がいいと思うんですが。

  2. komeshi より:

    当サイト経由で11インチをオーダーしました。6月13日に届きます。
    特に11インチの方は、画面周囲のべゼル(フレーム)が大きくてイマイチですね。以前のBRAVIAの時もそうでしたが、ソニーはべゼル幅に関しては無頓着ではと思います。せめてこの筐体サイズなら12.1インチは欲しかった。
    同じUltrabookでも、NECの新LaVie Zや、AcerのAspire S7の方が、スタイリッシュで軽量、画面解像度も。
    SONYへのロイヤリティが薄れゆくこの頃です。