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VAIO ZシリーズにVAIO15周年記念モデル「グロッシープレミアムカーボン」登場!

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ソニーから、最新の第3世代インテル Core プロセッサー(Ivy Bridge)を搭載した
VAIO Zシリーズが登場!

VAIO Zシリーズのコンセプトは、
「VAIO史上最強のパフォーマンスと妥協なきモビリティを」。

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●「真のパフォーマンス」と「真のモビリティ」を。

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「真のパフォーマンス」と「真のモビリティ」、
使うシーンに合わせて選べるPCソリューションとして、
仕事場や自宅では「真のパフォーマンス」を発揮するために
標準電圧版CPUや高速SSDを搭載。

「Power Media Dock」を接続する事で、さらなるパフォーマンスと性能拡張を持たせ、
出先では「真のモビリティ」を実現するために
究極までの軽量化や薄型化、そしてロングバッテリーといった
外出時に必要な機能を有する。

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核となる本体には、
軽さと剛性を兼ね備えたモバイルVAIOの証となるカーボンを
パームレストやヒンジといった部分に
堅牢性を確保するためにアルミニウム合金を採用し、
閉じたときの断面が六角形に見える「Hexa-shell(ヘキサシェル)」形状で剛性を高め
13.1型のフットプリントを持ちながらも
約16.65mmという薄さを保ったままのフルフラットなデザインと
重量も最軽量値で約1.15kgという軽さを実現する。

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VAIO Zシリーズには、裏面からの実装を採用して、
フタを外して中をみると、基板やファン、SSDなどが物凄い密度で実装されていて
そして、パームレスト裏にあたる残りのすべての部分をバッテリーにあてるといった
実装努力が結集されてフルフラットで薄型化を実現している。

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現実に、VAIO Tシリーズと比べても
横幅が、約3cm大きくなる以外はむしろVAIO Zシリーズのほうが小さく
かつ重量にいたっては、270g軽いという逆転現象が起きている。

11.6型ワイドの「VAIO Tシリーズ11
横幅約297mm、奥行き約214.5mm、高さ17.8mm、重量約1.42kg。

13.1型ワイドの「VAIO Zシリーズ
横幅約330mm、奥行き約210mm、高さ16.65mm、重量約1.15kg。

あらためてVAIO Zの凄さを感じ取れるところでもある。

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●壮絶な薄さの中に入る通常電圧版の最新CPU

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もちろん、この薄い筐体に通常電圧版のCPUを載せる上で
2つのファンを搭載、それも41枚と37枚という異なる羽の枚数から
計算された効率的な吸気を行い、
さらにサイドにあるエアインテークからの吸気、
キーボードの横にあるスキマも吸入口になるなどして、
これら全ての機構をフルに使い空気を吸い込んで効率的に排熱をする。

こうした設計で出来ているからこそ
ウルトラブックに搭載しやすい低電圧版のCPUではなく
よりパフォーマンスの高い通常電圧版CPUをこの薄型ボディに載せて、
かつ安定して動作させる事ができる。

そしてモデルチェンジによって搭載されるようになったのが、
最新の第3世代インテル Core プロセッサー(Ivy Bridge)。

第2世代(SandyBridge)よりもさらに
プロセスルールを微細化(22nm)し
従来平面構造で設計されていた一部を立体的にすることで
より省電力化と高性能化しているという点に加えて、
VAIOオーナーメードとして、今回は最上位CPUに
ついにクアッドコアの選択肢が加わっているのも大きなトピック。


「Core i7-3612QM」
動作周波数:2.10GHz(ターボブースト時3.10GHz)
コア数:4コア(スレッド数:8スレッド) 
L3キャッシュ:6MB TDP:35W

コア数は4コアで、ハイパースレッディングにより8スレッド、
並列して処理する場合にも安定して動作するだけでなく
エンコードといった単独処理をさせた時にも一点集中にパフォーマンス発揮する。

「Core i7-3520M」
動作周波数:2.90GHz(ターボブースト時3.60GHz)
コア数:2コア(スレッド数:4スレッド) 
L3キャッシュ:4MB TDP:35W


「Core i5-3320M」
動作周波数:2.60GHz(ターボブースト時3.30GHz)
コア数:2コア(スレッド数:4スレッド) 
L3キャッシュ:3MB TDP:35W

「Core i5-3210M」
動作周波数:2.50GHz(ターボブースト時3.10GHz)
コア数:2コア(スレッド数:4スレッド) 
L3キャッシュ:3MB TDP:35W


「Core i3-3110M」
動作周波数:2.40GHz
コア数:2コア(スレッド数:4スレッド) 
L3キャッシュ:3MB TDP:35W

デュアルコアCPUは、
「Core i7-3520M」が、その動作周波数の高さと
キャッシュ4MBという堅実なパフォーマンスを持っていて非常に魅力的。

一点注意すべきは、エントリーとなる「Core i3-3110M」には、
ターボブーストが備わっていないというところで、
低コストでカスタマイズする場合でも「Core i5-3210M」以上がベターとも言える。

CPUというと、もちろん処理性能に目を奪われるものの
もうひとつ注目すべきは、
CPU内蔵グラフィックもIntel HD Graphics 4000となって
第2世代(SandyBridge)よりもさらに描画性能や動画変換の性能が上がっていて、
(公称値ではIntel HD Graphics 3000の約30%~60%増し。)
ハイビジョン映像や3Dゲームといったものがより快適に動作する。

・ここがすごい第3世代インテル Core プロセッサー・ファミリー

VAIO Zシリーズはこの薄型ボディのまま
このプロセッサーの世代が変わり、かつクアッドコアで並列処理がより強烈にこなせて
単体で動作させてもグラフィック性能までもがパフォーマンスアップしているという事になる。


ストレージには、第3世代SSDを採用したSSD RAIDとなっていて、
ベンチマーク比較では、
VAIO Zシリーズ(VPCZ1)の第1世代SSD RAIDよりも約3倍のアクセススピードを持つ。

本体側のHOSTとSSDとの間でのSATAの通信速度が、
6Gbpsという転送速度に対応したRAIDモジュールになっていて
HOSTとSSD間でのコマンド発行時間が短縮され、実データ転送時間も短縮して、
シーケンシャルでの大きいデータ転送も、ランダムでの小さなデータ転送速度も一挙に向上している。

また、WAY数が容量によって違うため、容量が増えると動作速度もその分高速になる。

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それから、
ウルトラブックのVAIO Tシリーズで急激に取りざたされているけれど
VAIO Zシリーズにも当然のごとく「Rapid Wake + ECO」機能は搭載されている。

画面を閉じる事で、データを保持したままスリープ状態を保ち
使いたいと思って液晶画面を開くと約2秒という速さで再開、
スリープ状態を保っていても消費電力を極力抑える事で
最長約90日間もの間、スリープ状態を保持しつづけるエコ機能となる。

バッテリーの駆動時間は
公称値としては、約7.5 ~約9.5 時間と、低電圧版のVAIO Tよりも
よりスタミナ性能を発揮している。

音質面も向上させる技術として
音量増強技術により、内蔵スピーカーの音圧を強める「xLOUD」や
デジタル処理で音響特性を補正して、より自然なサウンドにする「Clear Phase」に加え
臨場感あるサラウンド音響が楽しめる「Dolby Home Theater v4」も搭載する。

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●作業効率を落とさないフルHDディスプレイ

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仕事効率を大きく左右するディスプレイは、
1600x900と、フルHDとなる1920x1080という超高解像度も選択が可能。

「1920x1080」の解像度では、AdobeRGBカバー率96%を達成して、
広色域のディスプレイで、写真や動画を正しい色で表示できる
VAIOディスプレイプレミアムを搭載。

ただ単純に高解像度とは違い
その解像度の高さからくる液晶の透過率が下がってしまう現象を
発行効率の高いLEDを開発しLEDの光の成分を調整。

LEDの光の成分の調整というのは、
通常の白色LEDは、青色LEDの表面に、黄色の蛍光体を塗る事で白い光を出しているものを
新たに青色LEDの表面に、赤と緑色の2色の蛍光体を塗る事で、
カラーフィルターに最適な白い光を出すようにする。

これによって、効率よくディスプレイの輝度を上げる事ができて
さらにはAdobeRGBカバー率96%を達成するまでの色再現度を実現している
という数値だけではわからない努力の結晶がここにも詰まっている。

1920x1080ドットという解像度があれば
仕事場や自宅にあるデスクトップの作業領域を
そのままモバイル環境でも扱える快適さから仕事効率を落とす事もない。

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もちろんディスプレイにはアンチグレアと低反射コートが施されていて、
液晶に当たって反射する光をある程度拡散する事で映りこみを減らしたり、
不意に液晶に触れてしまった場合でも、細かい傷がつきにくいハードコーティング処理も施されていて
外出先で使う事を前提に作りこまれている。

単純に高解像度だけがピックアップされるけれど、
実質的にモバイル環境でいかに効率よく使うか?が考えぬかれている事が
これでよくわかる。

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●拡張ユニットとなる「PowerMediaDock」

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そして、さらなる性能と拡張性を持たせるための「PowerMediaDock」。

Intelの提唱するLight Peak技術を用い、
周辺機器との接続や給電端子としての役割を果たしているもので、
光ケーブルを使って、外部GPU性能の拡張といった
使い方をしたのは、ソニーが初めてとなる。

この「PowerMediaDock」には
スロットインの光学ドライブに加えて
外部GPUとして、「AMD Radeon HD 7670M グラフィックス(1GB)」を内蔵。

LANポート、USB 2.0 × 2、USB 3.0 × 1、ミニD-Sub15ピン× 1、
HDMIの出力ポートx1(3D対応)などを備えていて、
まさにこのDock1つでドッキングステーションとしての役割もはたす。

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特に今回、新モデルとなった事で、
名称を「AMD Radeon HD 6650M」から「AMD Radeon HD 7670M」へとリネーム。

グラフィックス自体は同じものとなっていながらも
本体側のグラフィックスドライバーのアップデートによって
グラフィックのパフォーマンスは約25%も向上している。

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「PowerMediaDock」は、デスクの上に置いておいて
いつも使う周辺機器に接続しておく、
そして外出先から帰ってきたら本体をワンタッチで「PowerMediaDock」をつないで
VAIO Zシリーズをパワーアップして使う事ができる。

負荷のかかる写真加工や動画編集などもスムーズに処理できるし
外部GPUが別の筐体(PMD)に収まっている事で
放熱を分散できて安定的に長時間パフォーマンスを発揮できる事にも通じるし
ファンノイズを遠ざけて作業に集中できるというメリットもある。

今までのように、1つの筐体にすべてを詰め込んで
バランスをとりながらでのハイエンドモバイルを目指すという方向性ではなくて
VAIO Zシリーズでは、拡張ユニットとの合体分離という形で
室内でのパフォーマンスや使い勝手を、
持ちだせる限界の軽さを薄さの中でも最高のパフォーマンスを、
ユーザーに最適な形を実現する。

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●VAIO15周年モデル「グロッシープレミアムカーボン」

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今回のVAIO Zシリーズには、もうひとつ特別な事がある。

それは、VAIO15周年という節目に、
アニバーサリーモデルとして、VAIO Zシリーズ
限定カラーの「グロッシープレミアムカーボン」を用意してきたという事。

VAIO15周年モデルの「グロッシープレミアムカーボン」は、
カーボン素材に透明感のあるグレーペールで光沢コーティングを施している。

グロッシーという名の示すとおり
絶えず周囲の風景を写し込む光沢感と、見る角度と光加減により
鮮やかなカーボンのヘアラインがはっきりと見えさらにはラメの輝きまでも放つ。

今回は、天板という領域に収まらずなんと底面にいたるまでその処理を施しているため
まさにどこから見ても美しいボディを堪能する事ができる。

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まだそれだけでは終わらない、
本体のヒンジもシルバーではなく、ブラックとする事で
まさにオールブラックモデルになっていて、
そこには、VAIO15周年のスペシャル刻印が施される。

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「15th ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION MADE IN AZUMINO, JAPAN」

VAIO Zシリーズは、Made in Japan、Made in NAGANO(長野)、
長野県の安曇野で設計され生産されている。

これも単純に、VAIOの里である長野(安曇野)でやるというのは
ただ国内生産だからというわけでなくて、
設計から商品企画も全てをチームとして創り上げる。

製造コストだけを考えれば、海外で作ったほうがはるかに安いし
現実問題ほとんどのモデルがそうなっている。

けれど、あえて長野(安曇野)で
このVAIO本体の裏側から作りこんでいくといった内部作りから設計が入り
最終的にこの薄さを実現できたという経緯があるが故に、
「MADE IN AZUMINO, JAPAN」
安曇野設計、安曇野生産、これは日本のSonyのVAIOの技術の結集とも言える。

もちろん良い事ばかりではなくて、
当然のように指紋はつきやすく、都度そのメンテナンスの必要性はあるのだけれど、
その面倒な作業分を差し引いてもVAIO15周年を象徴する特別な1台として
最大の存在感を持っている事には違いない。

また、「Power Media Dock」も、本体と同時に選択する事で、
そのグロッシープレミアムカーボンの限定カラーと同一となるので
ここは同時購入するほうが良策となる。

聞いたところによると、
この製作過程は非常に困難を極めるらしく非常に時間がかかる事も事実で、
そのオーダー数の入り方によっては、一挙に納期が伸びてしまったり
入手が困難になる可能性をはらんでいる。

もしも、この15周年記念モデルが欲しいという人がいれば
なるべく速やかにオーダーしたほうが安全かもしれない。

他、ブラック、ゴールド、カーボンブラック、シルバーは
通常通りチョイス可能。

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改めて、ウルトラブックが全盛な今だからこそ、
VAIO Zシリーズの凄さというものを再認識できる。

通常電圧版の第3世代インテル Core プロセッサー(Ivy Bridge)搭載、
クアッドコアの採用、
ドライバーアップデートによるPowerMediaDockの外部GPUのパフォーマンスアップ
という最新の性能を備えるという妥協のない性能への追求。

そして、15周年という節目の記念カラーと刻印のあるモデル。

このモデルは、間違いなく後世名機に数えられるモバイルVAIOの1台になるはず。
たぶん。でもそのくらいの特別感はある。

・新VAIO Zシリーズのを手にした時に感じる軽さと薄さ、そして質感の感動。
・使いたい時に思い通りに気持よく使える、それが新VAIO Zシリーズ!
・新VAIO Zは、薄く軽くなってもパフォーマンスは上がっているのか?(基本スペック&ストレージ編)
・VAIO Zをより強烈にサポートするドッキングステーション「PowerMediaDock」
・新VAIO Zは、薄く軽くなってもパフォーマンスは上がっているのか?(基本性能ベンチーマーク編)
・新VAIO Zは、薄く軽くなってもパフォーマンスは上がっているのか?(グラフィックベンチ前編)
・新VAIO Zは、薄く軽くなってもパフォーマンスは上がっているのか?(グラフィックベンチ中編)
・新VAIO Zは、薄く軽くなってもパフォーマンスは上がっているのか?(グラフィックベンチ後編)

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3件のコメント

  1. ポロロン より:

    SONYの商品ページにはタッチパッドが大型になったとあるのですが、Zの写真を見る限り春モデルと変わらない気がしています。夏モデルは大きくなっているのですか?

  2. HONDA_EURO_R より:

    はじめまして。
    いつも記事を楽しみにしています。
    今回、15周年のモデルのグロッシープレミアムカーボンの購入を検討しています。
    記事の写真で内部を撮影されたものがあります。カタログではRAID0でSSDは同容量のものが2つになっていますが、写真からは一つのSSDしか確認出来ません。
    ZのSSDは一つの基盤でドライブとしては2つに認識されるタイプなのでしょうか?
    SSDが換装できるなら128GB、できないなら256GBにしようと思っています。

  3. momony より:

    はじめまして。VPCZ1を使っています。
    私はSSDが128Gなので、SSDだけ乗せ替えたいのですが、なかなか良いものが見つかりません。
    SSDだけ入れ替えるような情報が見つからないのです。
    VGN-Zシリーズでは、以下のような情報があります。
    これをみるとLIFのSSDを組み合わせているだけみたいですよ。
    http://www.nayamijiten.com/faq/index.php/770