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2012.07.09

XPERIA

microSIMに自作SIMアダプターをハメて、通常SIMタイプのXperiaでも使ってしまえ！

Xperia NXを手に入れたタイミングから、
メインで使ってるSIMカードは、microSIMカードに変わっていて。

もちろんその後に買ったXperia　Pも、
microSIMカードスロットに変更されていて
この2機種を行ったり来たりするには特になんの問題もなかった。

で、それはそれで良かったのだけど、
いったんmicroSIMになってしまうと、
Xperia arc SとかXperia Uを使おうと思っても、
SIMカードスロットが通常版サイズなので、
microSIMカードにしてしまうとそのまま使えない。

まぁ、そんな時に便利だとされるのが、
microSIMカードアダプターと言って、
ゲタを履かせて、SIMカードサイズにして使えるものなんだけど、
なんかこのトラブルを聞く事が多くて、
SIMカードアダプターのクオリティがあまり高くないものが多いらしくて
端末のSIMスロット内にひっかかって出てこなくなったとか、
アダプタの隙間にピンをひっかけて破壊してしまったとか、
よく聞くような気がする。

で、ふと自分も通常SIMスロットを持つXperiaを使いたい時だってあるから、
じゃあ、余ったSIMをmicroSIMサイズでくりぬけるカッターでくりぬいたヤツなら
もともと正確なサイズだからいいんじゃ？って思ったから、じゃあやってみる。

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注意：こういった作業は全て自己責任です。
最悪の際、SIMアダプターやmicroSIMが本体から出て来なくなってしまう可能性もあるので
そういったところのリスクは全て自分で負えるよという方以外、全くオススメできません。

通常、「MicroSIMカッター」と呼ばれてるもので、
本来は、通常サイズのSIMカードをホッチキスや穴あけパンチの要領で
パチンと繰り抜いてmicroSIMサイズカードを作ってしまうというもの。

それを、逆にSIMカードをカットした残りのガワを使ってみようと。

まずは、手持ちのいらなくなったSIMカードを用意して
このカッターにセットする。

この時、微妙に動くので、位置がずれないようにSIMカードの頭を押さえながら、
そして一思いに、エイっと一気に押し込むと、
そんな大きな抵抗もなく、サクっと切断できた。

で、それがそのまま使えるかと思ったらさすがにそれは甘かったようで
切断面にはバリができていたり、
そもそものmicroSIMカードとのサイズの誤差があるので
ここからは地道にカッターやヤスリを使って整形する。

というかこの作業がキモで、
削り過ぎるとスカスカになるので
もうほぼジャストサイズを狙って微調整。

このへんはガンプラ作ってる感覚と同じ。

後、チェックするのが端末側のSIMスロットの形状。

例えば、この図を見てもわかるように、
Xperia X10（画像左）のようにSIMカードを奥に差すタイプがキケンで
よく中につっこんだまま出てこないといった事例を何件か聞いてちょっと恐怖((((；ﾟДﾟ))))
Xperia Uもスロット穴しか見えてなくて結構躊躇する…。

それに比べると、Xperia arc（画像右）のように
中央の金具のみで留めるタイプだと、
差し込むときも引きぬく時も両側からフォローしやすくて
SIMアダプターを差し込む時のドキドキはかなり少ない。

出来上がったSIMアダプターに、microSIMカードを重ねあわせてみると
ほーらピッタリ。

補助として、基盤のない側をセロテープで貼っておくのもいいのだけど、
出し入れの最中にセロテープがめくれてえらい事になる場合もあるので
何をするにしても注意。。

自分の場合、
「Xperia arc S（LT18a）」に、「microSIM＋自作SIMアダプター」を差し込んで
まる1日間かなりハードに使ってみたけれど、
一度も認識できなくなるなんて現象も起きずに、普通どおり使えているし、
あえて抜く時も、問題なくmicroSIMもSIMアダプターも外せるし
これは良い感じで運用できそう。