Android 15 にOSアップデートした「Xperia 1 VI」で、ソニー純正日本語入力アプリ「POBox Plus」と写真動画閲覧アプリ「アルバム」の動作をチェックしてみた。
ソニー純正の日本語入力アプリ IME (Input Method Editor) 「POBox Plus」と、ソニー純正「アルバム」アプリ。
今ではどちらもXperiaシリーズ に標準プリインストールされなくなって久しいけれど、Xperiaユーザーとしては長年慣れ親しんだアプリだけあって、Xperia 1 VI」でも引き続き使いたい。
OSがAndroid 14では一応は利用でていたけれど、Android 15にOSアップデートしても引き続き使えるのか?
両アプリともapkからインストールしているだけなので、OSアップデートにまつわる不具合は解消されない。
そこで、Android 15になった「Xperia 1 VI」に、改めて「POBox Plus」と「アルバム」アプリをインストールして利用できるか試してみた。
SIMフリーモデル「Xperia 1 VI(XQ-EC44)」に、Android 15 OSアップデート配信開始。「プロ動画モード」追加、「プライベートスペース」機能搭載。
目次
【CAUTION!注意!】
外部よりアプリをインストールすると、動作が不安定になったり故障の原因になります。
この記事を読んで同様の事をして、万が一生じた損害は全て自己責任となり、当方やメーカーは一切その責を負いません。
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●ソニー純正日本語入力アプリ「POBox Plus」は、Android 15で動作する?
2019年に発売されたXperia 5 以降のXperiaシリーズでは、「POBox Plus」に変わってGoogleの多言語キーボードアプリ「Gboard(ジーボード)」が標準のIMEになった。
「POBox Plus」はXperia専用のプリインストールアプリのため、Google Playで検索しても見つからないので、web上に残っている「POBox Plus」のapkを見つけてインストールするしかない。
アスペクト比 19.5:9 の「Xperia 1 VI」に、ソニー純正の日本語入力アプリ「POBox Plus」をインストールしてみる。
インストール方法はAndroid 14の時と同じ。
「POBox Plus」はXperia 1 以降の21:9の画面に合わせて対応しているので、19.5:9の画面となった「Xperia 1 VI」で使うという事は何かしら不具合に出くわす可能性もある。
apk をインストールしてみたところ、Android 15の「Xperia 1 VI」でも、Ver.「3.10.A.0.1」がインストールできて、およそ動作についてもAndroid 14の時と変わらず利用できている。
ただしわかっている問題点として、例えばX(旧Twitter)のDM入力するさいに1文字タップするとすぐに入力が確定しまって、文章を正しく入力できないという不具合は依然として発生している。
これはAndroid 14の時から引き続き起きているもので、「POBox Plus」アプリの問題。
一応これの対策としては、DMを送るときだけGoogle Chrome のブラウザを利用すれば入力はできる。
すでにAndroid 14バージョンの「Xperia 1 VI」で「POBox Plus」を利用しているユーザーは、Android 15にアップデートしても使用感は変わらないと思われる。
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●ソニー純正写真動画閲覧アプリ「アルバム」は、Android 15で動作する?
Xperia 1 II 以降なくなってしまったソニー純正「アルバム」アプリだけれど、一覧性が高さが魅力。
「POBox Plus」と同じく、Google Playで検索しても見つからないので、web上に残っている「アルバム」アプリのapkを見つけてインストールするしかない。
「Xperia 1 VI」Android 15へ、「アルバム」アプリVer.「9.9.A.0.20」(2021年5月4日更新バージョン)をインストールしてみると、問題なく利用することが出来た。
写真や動画が日付順で、タイルのようにサムネイル表示。
ピンチインやピンチアウトすると写真や動画を拡大縮小することができる。
動画には、サムネイル画像の中央に再生ボタンが表示されている。
左の画像が「アルバム」アプリ(最大7列表示)、右の画像がGoogleのフォトアプリ(最大5列表示)。
「アルバム」アプリは、Googleのフォトアプリに比べると縮小していくと一つ一つのサムネイルを小さく表示できるので、一覧性が高いのが特徴。
見たい写真や動画をタップすると大きく映し出して閲覧できる。
[編集]アイコンをタップした場合、従来の「画像編集」アプリはインストールされていないため表示されない。
「画像編集」アプリは、Android 14の時と同じくアプリのバージョンが古くAndroid 15でもインストールできない点には変わりない。
とはいえ、「Googleフォト」アプリもしくは、インストールされているアプリによって、「Amazon Photo」や「Photoshop Express」などの編集機能と連動して使うことはできるので、編集で困ることはそれほどない。
基本的にはAndroid 14で使えていた機能は、問題なくAndroid 15でも利用できる。
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●Xperia新製品、アクセサリー
Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込)⇒179,300円(税込)(-9,900円)
12GB/512GBモデル:204,600円(税込)⇒ 189,200円(税込)(-15,400円)
16GB/512GBモデル:218,900円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット
スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ
・ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。
Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」
ソニーストア販売価格:4,950円(税込)
カラー:ブラック、プラチナグレー、カーキグリーン、スカーレット
※リングストラップ付属
・Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」製品ページ
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