Xperia 1 VII の操作の手助けになるサイドセンス。フリック操作で「ダッシュボード」や「アプリランチャー」を開く、さらに好みの機能を割り当てると快適さがアップする。
Xperiaシリーズに備わる、ジェスチャー操作をするとワンアクションでメニューや便利な機能を呼び出せる「サイドセンス」。
その「サイドセンス」の機能は、「Xperia 1 VII」(Xperia 1 VI 含む) ではXperia 1 V以前のモデルからさらにブラッシュアップされている。
・Xperia 1 VII 製品ページ
・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
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目次
●Xperia 1 VIIの「サイドセンス」の機能
設定トップ画面
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「Xperia 1 VII」、の設定にある「操作と表示」から「サイドセンス」を開いて、「サイドセンスバーを使用する」をオンにすることで使えるようになる。
ここから、サイドセンスの機能を自分好みに設定できる。
<設定項目>
・アプリランチャーメニュー設定
・マルチウィンドウメニュー設定
・ヘッドホン調整パネルを表示(ON/OFF)
・サイドセンスバーを使用するアプリ
・サイドセンスバーの詳細設定
・ジェスチャーに割り当てる機能
もちろんサイドセンスが不要であれば無理に使なくても良いのであくまでも好みで。
メイン操作は、画面内側にフリック
「Xperia 1 VII」では、画面内側にフリックする動作で、「ダッシュボード」が開く。
Xperia 1 V以前ではダブルタップがトリガーになっていたので、操作方法が変わった事には留意しておく必要がある。
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他にもサイドセンスバーから上または下方向にフリックすることで機能を呼び出すこともできる。
フリックする動作する方向に[▲矢印]が表示されるので、思った方向に操作できていることが視覚的にもわかる。
また、指を離すまではジェスチャー操作が作動しないため、誤操作も減らすことができる。
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●Xperia 1 VIIサイドセンス設定一覧
ダッシュボード
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デフォルトでは、サイドセンスセンスバーを画面内側にフリックする動作で開く「ダッシュボード」。
「ダッシュボード」は、クイック設定パネルを含めたよく使う設定が集約されていて、その確認や切り替えがすばやく操作できる。
「ヘッドホン調整パネル(Sound Connect)」をオンにすると、接続しているのワイヤレスヘッドホンの情報を表示したり設定を変更するパネルが表示されるようになる。(後述)
ソニー製のワイヤレスヘッドホンや、完全ワイヤレスイヤホンなどを利用していると便利。
アプリランチャーメニュー設定
普段使いをより快適に手助けしてくれる「アプリランチャーメニュー」と「マルチウインドウメニュー」。
デフォルトでは、サイドセンスセンスバーを上にフリックすると現れる。
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「アプリランチャーメニュー」は、メイン画面とポップアップ画面にわけて表示する機能。
使用状況から予測したアプリリストの上位8件を表示して、メイン画面で開くか、ポップアップ表示でアプリを開くかを選べる。
自分の好みのアプリをリストに追加しておけば、優先的に設定したアプリを表示してすばやく立ち上げることができる。
メイン画面として表示しながら、もうひとつサブ的にアプリを重ねて表示してマルチタスクで扱える。
例えば、X(旧Twitter)を見ながら、小さくブラウザを開くなど、使い方は自由。
通知にきているアプリを一時的にポップアップウィンドウで表示して作業、その後はメイン画面の作業に戻るといった使い方もできる。
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ポップアップウィンドウは四隅をドラックするとサイズ変更は自在。
最大化したり最小化することもできて、優先度に応じて変更すれば良い。
マルチウィンドウメニュー設定
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「マルチウィンドウメニュー」は、画面を上下に分割して2つのアプリを同時に表示できる機能。
よく使う組み合わせを登録しておくと、いつでもすぐに2画面表示を呼び出せる。
※画面分割に対応しているアプリのみ。
例えば、画面の上に横長の動画をながしながら、画面の下にブラウザやSNSを表示するといった具合。
リアタイで動画を視聴しながら、そのコンテンツについてコメントを投稿するといった使い方に重宝する。
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また、アプリ切り替えボタンから「マルチウインドウスイッチをタップ」して、画面の上と下それぞれの候補にあるアプリにスワイプで入れ替えることもできる。
慣れると縦長のスマホ画面を最大限活用できて便利。
サイドセンスバーを使用するアプリ
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サイドセンスバーにまつわる設定について。
「サイドセンスバーを使用するアプリ」では、アプリごとに、サイドセンスバーを使うか使わないか表示/非表示を設定することができる。
例えば、ゲームや動画アプリを使っている最中にサイドセンスバーが表示されているのは嫌だと思えば、無効にしておくと視覚的にも邪魔にならない。
サイドセンスバーの詳細設定
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「サイドセンスバーの詳細設定」では、サイドセンスのバーの長さ、位置、透明度を設定できる。
サイドセンスのバーは、「有効にする側面」から右側・左側・両側に表示する場所を選べる。
長さを調整することで誤操作も防いだり、バーの存在が気になるなら完全に透明にすることもできる。
両サイドに表示して両手で操作しやすくすることもできる。
バーの位置の移動だけは、この設定からだけでなくバーを長押しすることでも調整できる。
ジェスチャーに割り当てる機能
「ジェスチャーに割り当てる機能」は、操作をしたときにどの機能を作動させるか設定できる。
サイドセンスバーを「画面内側にフリック」、「上方向にフリック」、「下方向にフリック」の3つの操作に、それぞれ機能を割り当てられる。
デフォルトでは以下のようになっている。
「画面内側にフリック」…ダッシュボードを開く
「上方向にフリック」…アプリランチャーを開く
「下方向にフリック」…前の画面に戻る(バック操作)
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「ジェスチャーに割り当てる機能」として割り当てできる機能は、以下の通り。
・メニュー
ダッシュボードを開く
アプリランチャーメニューを開く
マルチウィンドウメニューを開く
・一般
ホームに移動
前の画面に戻る(バック操作)
直前に使用したアプリを開く
最近使用したアプリのリストを開く
・ショートカット
マルチウィンドウスイッチを開く
通知パネルを開く
画面を保存する(スクリーンショット)
アプリ/ショートカットを起動する
・その他
何もしない
メニューを開く以外にも、アプリの起動のトリガーにしたり、本体の様々な操作を割り当てることができる。
Xperia 1 VII の操作の手助けになるサイドセンス
以前のサイドセンスは、便利ではあったけれど起動する最初なかなか思いどおりに動いてくれない事もあった。
廃止された画面に自由に配置できるフローティングアイコンにしても、結局はどこに配置していても邪魔になるし誤タップもあったので使い勝手もそこまで良いとは思えなかった。
Xperia 1 VI から刷新された「Xperia 1 VII」のサイドセンスを使ってみると、▲矢印アイコンを視認できたり、フリック動作したときに指を離すまでトリガーが発動しないこともあって、操作ミスもなく思い通りに起動できる。
「ダッシュボード」を呼び出して設定を確認したり変更したりはもちろん、ヘッドホンアプリを起動せずとも簡易にコントロールできるのもかなり重宝する。
ジェスチャーの割当を例えば、上フリックに「スクリーンショット」、下フリックに「直前に使用したアプリを開く」とすれば、とっさの操作をショートカットして思い通りに操作できるのも気持ち良い。
本体の横幅が大きくなった事もあって片手持ちしている際にも、サイドセンスが使い勝手の手助けになる。
ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。
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●Xperia新製品、アクセサリー
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」
ソニーストア販売価格:5,500円(税込)
※リングストラップ付属
・Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」製品ページ
「Xperia 15周年 ファン感謝イベント」で Xperia 1 VII を体験。より鋭くスタイリッシュになった本体デザインと、3色のカラバリの印象をチェックしてみた。
Xperia 1 VII(XQ-FS44)SIMフリーモデル ベンチマーク( Antutu、3D Mark、ストレージ性能)レビュー。高温でも Xperia 1 VI を超えるベンチマーク結果。
Xperia 1 VII(XQ-FS44-1/SW)12GB/256GBモデル
ソニーストア販売価格:214,500円(税込)
デザイン:ダース・ベイダー、マンダロリアン
・ソニーストア限定『スター・ウォーズ』モデル | Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
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