ソニー1000Xシリーズ10周年記念モデル「1000X THE COLLEXION」日本発売

ソニーは、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットフラグシップモデル1000Xシリーズの10周年を記念したプレミアムモデル「」(WH-1000XX)の販売を開始。
「」は、高品質な素材(ビーガンレザー・ステンレス)と細部にまで配慮した設計により、上質なデザインと快適な装着性、音質を高い次元で実現するオーバーヘッドホン。
「」は、統合プロセッサーV3を初搭載し、QN1の7倍の処理性能をもつ高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3、さらにマイクを合計12個搭載。
統合プロセッサーV3を搭載したことで、エッジAIを使用してハイレゾ級の高音質にアップスケーリングを行う「DSEE Ultimate」にヘッドセットとして初対応している。
さらにWH-1000XM6から搭載されたステレオ音源を立体的な音場へ変換する360 Upmixが進化、既存の360 Upmix for Cinema(映画用)のほか、360 Upmix for Music(音楽)、360 Upmix for Game(ゲーム)が追加された。
カラーバリエーションは、ブラック、プラチナの2色。
2026年6月5日(金)発売。
ソニーストア販売価格は、89,100円(税込)。
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・A masterpiece awaits… | ヘッドホン | ソニー
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目次
●「1000X THE COLLEXION」と「WH-1000XM 6」「WH-1000XM5」比較表

今回の「」と「WH-1000XM6」、「WH-1000XM5」を比べてみた。
性能面の大きな変更点として、プロセッサーに統合プロセッサーV3採用による「DSEE Ultimate」、360 Upmix for Cinema(映画用)、360 Upmix for Music(音楽)、360 Upmix for Game(ゲーム)といった上位機能に対応しているところ。
ビーガンレザーやステンレスを使用している関係で、本体質量は320gと大幅に重くなっている。
これは、携帯性よりも装着したときの快適性、本体デザイン、所有欲を満たすために奏しているようだ。
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●10周年となる1000Xシリーズ記念モデル ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「1000X THE COLLEXION」

「」は、デザインコンセプト“Resonate”(共鳴)をもとに、目にしたとき、触れたとき、着けたとき、聴いたとき、その瞬間ごとに感性に響く体験を目指し開発された1000Xシリーズ誕生10周年記念プレミアムモデル。
型番は、WH-1000XXとなっているため、WH-1000XシリーズのX(10周年モデル)ということを示しているのだろう。
デザインコンセプト“Resonate”(共鳴)の上質さと快適性を極めたフラッグシップデザイン
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「」では、ヘッドホンの骨格にステンレス製の金属素材を使用した剛性構造を採用。
頭や耳に接触する部分は、柔らかな合皮クッションを採用する。
金属と合皮のみに素材をあえて二つに絞ることで、それぞれの質感を際立たせている。

「」では、ヒンジやスライダーにはステンレス製の金属素材を採用。
サンドブラストによるマットな質感と、磨き上げられたポリッシュ(光沢)仕上げを一体部品で使用している。
持ち運び前提で軽量化を意識して従来用いていたプラスチック部品を排除し、より品位のある外観を実現している。
1000X THE COLLEXION外観![]() |
MDR-1000X外観![]() |
1000Xシリーズの初代モデルであるMDR-1000Xでも目指してきた左右のハウジングを全て金属でつなぐ構造をデザインとして採用している。
金属素材の最適化と技術の進化により、「」では重量を抑えながら、美しいフォルムを実現。
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2年という期間をかけて開発した新開発の合皮素材を「」では採用。
最終的に採用した素材は、しっとりとした手触りと柔らかさを備えながら、高い技術によって本革のリアルな質感を再現したものとなっている。
イヤーパッドとの継ぎ目のないデザインとなっていて、身につけたときのファッション性も意識。
さらに、内部構造を根本から見直し、ハウジングを薄型化している。
マイク穴も、ミシン目のように目立たない穴となっている。
ハウジングを合皮で覆っているけれど、高い精度で加工を行っているため物理ボタンを搭載したとしてもズレなくデザインとマッチしている。
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ヘッド部分は金属部分は薄く、逆にクッション部分は従来より厚みを持たせ、快適性を向上させている。
イヤーパッドについても、耳への接触や圧迫を抑えることで長時間使用しても耳への負担を最小限に抑える設計となっている。

オーバーヘッドホンを装着した時に時々起こるハウジング内部で外耳がヘッドホンに接触してしまう点も改善。
外側は薄型化を図りつつ、耳を包み込む内側の空間は人間工学に基づき、収集された耳データから最適化し、内部の深さを意識して設計している。

「」のイヤーパッドについては、特別な器具を使わず、簡単に取り外しが可能。
日頃から簡単にイヤーパッドの汚れを掃除することができる。
取り外し可能ということは、後日パーツ単品販売が行われるかもしれない。
※ 柔らかい布で拭くか、純水タイプのウェットティッシュで拭き、その後常温で放置してしっかり乾燥させてください ※ シンナー、ベンジン、アルコールなどは使わないでください ※ 定期的なお手入れをすることで、清潔な状態でご使用いただけます
取り出しやすさとデザイン性を両立し、持ち手付きで高い可搬性を実現している。

付属品は、ヘッドホン本体、キャリングケース、有線ヘッドホンケーブル。
アーティストの想いを届ける音質のための最新技術
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「」では、今回初搭載された統合プロセッサーV3が採用されている。
さらにWH-1000XM6に搭載の高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3(QN1の7倍の処理性能)も搭載。

統合プロセッサーV3では、従来より処理能力を高めメモリ容量も大幅に増加することで、ヘッドセットとしては初のハイレゾ級の高音質にアップスケーリングを行う「DSEE Ultimate」に対応。
「DSEE Extreme」から「DSEE Ultimate」へと進化し、ビット深度の拡張にもAIが対応することで、再生されている音源に応じた、より高精度なアップスケーリングを可能にしている。
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さらに「」では、映画用の360 Upmix for Cinemaだけでなく、360 Upmix for Music(音楽)、360 Upmix for Game(ゲーム)向けのモードも新たに追加されている。
ソニーの空間音響技術「360 Reality Audio Upmix」は、通常のステレオ音源を、まるでその場にいるかのような臨場感あふれる空間リスニング体験へと変換する独自のアップミックス技術。

ヘッドホン本体のボタンで手軽にモードを切り替えられ、直感的な操作が可能。
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「NW-WM1ZM2」/「NW-WM1AM2」の高音質化技術で培った基板配置にまでこだわることで、アーティストの意図を忠実に届ける設計となっている。
高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3のマスタークロック用には、新開発の低位相ノイズ水晶発振器を採用。
真空封止と金蒸着電極により、音の抜けやフォーカス感、深みのある低音表現を実現する。
音質に影響する接点には金を添加した高音質はんだを使用し、輪郭の明瞭さとダイナミックな音場表現を引き出している。
さらに、音質に影響するパーツを厳選し、基板のパターンニングおよびレイアウトを最適化。
各層の銅箔厚みをWH-1000XM6比で1.5倍とした厚銅基板により、配線パターンの抵抗値を低減している。
高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3周辺の基板設計も、全帯域のSN比を高め、残響や音場の広がり、余韻表現まで豊かな立体感を備えたサウンドを可能としている。
「」は、WH-1000XM6の延長線の製品ながら、コストのかかる部分にあえてこだわったプレミアムモデルであることがよくわかる。
1000X THE COLLEXION専用設計ドライバーユニットを採用。
柔らかいエッジ部に加え、独自設計の一方向カーボン積層コアコンポジットで作られた高剛性のドーム、さらにソニー独自開発の穴を設けたボイスコイルボビン構造により、繊細な高域の表現と広大な音場とよりなめらかで伸びのある高音域を実現している。
ノイズキャンセリング・外音取り込みなど基本性能も高性能

WH-1000XM6の左右6個ずつ合計12個のマイクも「」でも変わらず搭載。
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1000Xシリーズ最高レベルの精度で外部の騒音や装着状況をリアルタイムで分析し、常に最適なノイズキャンセリングを提供する「アダプティブNCオプティマイザー」に対応。
自動外音取り込み設定を有効にすることで、周囲の騒音レベルに合わせて自動で外音取り込みレベルを調整することもできる。
「」のノイズキャンセリング性能については、イヤーパッド含めてノイズキャンセリングに最適化しているWH-1000XM6と比べて同等もしくは若干劣る程度ではあるけれど、十分に高い。

「」では、6個のマイクを使用したAIビームフォームングによる通話が可能。
風ノイズ低減構造も採用しているため、周囲のノイズを除去しながら音声を鮮明かつクリアに拾ってくれる。
スーパーワイドバンド接続時は音声帯域が従来のワイドバンドから約2倍に広がり、従来ではカットされてしまっていた高い周波数の音まで含めて、より自然でクリアな音声を届けることができる。
※対応するスマートフォンが必要。
マイクについては、NC/AMBボタンを2回押しすることで、マイクのON/OFFの操作ができるようになっている。

「」のバッテリー持続時間は、WH-1000XM6よりも性能向上している関係で消費電力が増えてノイズキャンセリング有効時最大24時間(NCオフ時は32時間)となっている。
急速充電に対応していて、USB PDによる充電では5分で最大1.5時間の再生が可能。

持続時間は減少しているけれど、ヘッドホンを実際に使用しながら充電が可能な機能も変わらず搭載しているため、充電のストレスはほぼ皆無。
使用しながら充電できれば、無制限に使用することもできるし、バッテリーが少なくなったときに充電のために電源を切る必要もなくなる。

対応コーデックについては、SBC、AAC、LDACは基本として、今回 超低遅延な次世代BluetoothオーディオコーデックLC3(LE Audio)に対応。

1000Xシリーズ登場から10年経ったタイミングでの記念モデル「」。
ただの高級モデルというだけでなく、統合プロセッサーV3を初採用するなど、音の高音質化や空間オーディオの性能面などWH-1000XM6から音質面は間違いなく向上している。
メイン部品だけでなく、基板上のこだわりも大きくヘッドホンの価格が高くなるのも納得できる。
一方で、材料にこだわったことでヘッドホン重量が重くなり、性能アップの影響でさらにバッテリー持続時間も減少している。
それだけ見かけのスペックではなく、商品としての価値に重きを置いているモデルということがわかる。
1000Xシリーズ10周年記念という節目に登場するモデルとなるため、「」のデザイン・性能含めたトータルの製品価値を超えるモデルが今後登場するにしても相当先になるかもしれない。
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●1000Xシリーズヘッドホンラインナップ
・オーバーヘッドホン「1000X THE COLLEXION」ソニーストア直接購入リンク

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」
ソニーストア販売価格:59,400円(税込)
カラーバリエーション:ブラック、プラチナシルバー、ミッドナイトブルー、サンドピンク、新色サンドストーン
●長期保証<3年ベーシック>付
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」ソニーストア直接購入リンク
<実機レビュー>
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」レビュー(前編)快適な装着感と便利なながら充電、静けさを手に入れられるノイズキャンセリングと自然な外音取り込みに感動。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM6」レビュー(後編)あまりにも自然な外音取り込みと通話クオリティ、新しくなったドライバーユニットから見えるこだわり、使いやすさ重視の折りたたみ機構復活。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」
ソニーストア販売価格:56,100円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」ソニーストア直接購入リンク
<実機レビュー>
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM6」レビュー(前編)装着性や長時間に耐えられる実使用を優先したシンプルなノイズレスデザイン。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM6」レビュー(後編)心地良いノイズキャンセリングといつでも良い音が聴ける事を当たり前にした改良点が多すぎる。
ソニーストアで購入
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