ハイレゾ対応ウォークマンの最上位モデル「NW-ZX2」を、2015年2月14日から発売。
CES2015でも登場した、ハイレゾ音源対応ウォークマンの新しいフラッグシップモデル「NW-ZX2」を国内でもついに発表!国内での発売は、2月14日。
ハイレゾ音源対応モデルとして先に登場した「NW-ZX1」よりも、さらに音質を追求した上位モデルとしての「NW-ZX2」という立ち位置になる。
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●ハイレゾリューション・オーディオ音源に対応。
音声信号をフルデジタル処理して、ハイレゾ音源の再生に対応した「S-Master HX」や、CDや圧縮音源を、ハイレゾ(最大192kHz/24bit)相当の高解像度音源に上げる「DSEE HX」を「NW-ZX1」同様に搭載。
オーディオ出力のためにL/R正負独立した4つの電源を搭載。
S-Master Driverの駆動用にマイナス電源を追加することで、デジタル出力とヘッドホンをカップリングコンデンサー無しで接続して、周波数特性の改善と低音域の位相遅れの改善により、深く沈みこみキレのある力強い低音を再生する。
高音質技術の集積により、従来のフォーマットに加えて、ハイレゾ音源とするWAV(192kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、
Apple Lossless(192KHz/24bit)、AIFF(192KHz/24bit)の再生に対応。
「NW-ZX1」では、DSD64(2.8MHz)までだったのに対して、「NW-ZX2」ではDSD128(5.6MHz)までの再生にも対応する。(リニアPCMへの変換再生。)
複数のオーディオ技術を盛り込みつつ、簡単に、ソニー推奨の高音質設定にできる「ClearAudio+」も搭載する。
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●贅沢な高音質設計を施したZXシリーズ
ZXシリーズは、ピュアオーディオで培った高音質技術を投下して作られた特別なモデル。
まず、そのボディは、アルミの総削り出しフレームにより高い剛性を持ち、フレームの中心部に抵抗率の低い銅板を採用して、さらに銅板に金メッキを施すことで、結合するアルミフレームやオーディオ基板との間の接触抵抗も最小化する。
新たに、電源からアンプ部分に電力を供給するラインに電気二重層キャパシターを採用。瞬間的な大電力の供給や、急激な電圧降下を防ぐことで正確な信号出力によりクリアで力強い低音域を再現。
S-Master HXのチャージポンプ電源回路に、低音から高音まで安定してノイズの少ない電力を供給できるコンデンサーOS-CONを、「NW-ZX1」よりも3点多く合計7個搭載する。
はんだには、ハイエンドオーディオでも採用されている高純度無鉛高音質はんだを採用。
ヘッドホン出力のLCフィルターにデジタルアンプ用大型コイルや、フルデジタルアンプS-Master HXの音声出力段のフィルターと電源回路に温度特性の良いフィルムコンデンサーを採用する。
48kHz系に加えて、44.1kHz系専用のクロックを追加。それぞれのサンプリング周波数に合わせて2個のクロックを切り替えることで、48/96/192kHzと44.1/88.2/176.4kHz(CD/DSD系)の信号にも完全に同期させる。
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そして、背面の下の部分が膨らんでいる部分は、電気部品を内包するアンプブロックとなっていて、かつラバーグリップを採用したこともあって手にしっかりとグリップした状態で操作できる。
バッテリーも大容量化し、最大約33時間のハイレゾ音源再生(192kHz/24bitの場合)、MP3再生では60時間の再生が可能。
ヘッドホンジャックは、円筒形の真ちゅう切削パーツで固定、本体の下部は、高音質を支える太い接続ケーブル(OFCケーブル)を接続するために分厚くなっている。
ストレージ容量は128GBで、下部にあるスロットから外部メモリーとしてMicroSDカード(最大128GB)にも対応。最大で256GBの運用が可能になる。
本体サイドにある、再生/停止、曲の送り/戻し、音量±の物理ボタンは、見えない状態でも操作できるように、大きさや形に変化を加えて、かつ、アルミ切削加工とレーザー刻印により非常に高い質感を感じられる。
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●高音質コーデック「LDAC」に対応。
「LDAC(エルダック)」は、ベースとなるのはBluetoothで、従来の「SBC」コーデック(44.1kHz/328kbps)と比較すると、約3倍にもなる情報量で音源を転送できるというもので、今までよりもより高音質なワイヤレスの音楽再生ができるというもの。
従来のBluetoothコーデック「SBC」は汎用性が高い反面、遅延があったり圧縮率が高いので音が欠落してしまう、ノイズが出てしまうという事があった。
それに対して、「LDAC」のデータ転送レートは(330kbks/660kbps/990kbs)と、3段階あるデータ転送は変更が可能で、最大値の990kbpsでは、96kHz/24bitのハイレゾクオリティのデータ伝送が可能になっている。
もちろんNFCも搭載されていて、NFC対応のワイヤレスヘッドホンやイヤホンとの接続がワンタッチで簡単にできる。
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●「NW-ZX2」の基本機能
ディスプレイサイズは、4.0型(854×480ドット)、映りこみを抑え、クリアな映像を再現する「オプティコントラストパネル」や幅広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用。
Android OSのバージョンは、Android4.2。Google Playストアに対応。「mora」からハイレゾ音源を本体に直接ダウンロードして再生もできる。
WM-PORTからのオーディオ出力は、デジタル出力に対応して、ポータブルヘッドホンアンプやUSB DACアンプとデジタルで接続して、よりリッチなプレミアムサウンドを堪能する事もできる。
1月16日(金)から、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア大阪、ソニーストア名古屋で、「NW-ZX2」の先行展示を開始する。
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●“ウォークマン”ZXシリーズ「NW-ZX2」とアクセサリー
“ウォークマン”ZXシリーズ「NW-ZX2」 【128GB】
ソニーストア販売価格:119,880円(税別)
・長期保証サービス(3年ベーシック)
ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用クレードル 「BCR-NWH10」
ソニーストア販売価格:14,750円(税別)
ハイレゾ対応のウォークマンを充電しながら、デジタル出力が可能。電源部に高音質コンデンサー「OS-CON」を採用。高速デジタル信号を忠実に伝送し、高音質を実現。
充電しながらヘッドホンでも音楽を楽しめるように、斜めに切り開かれた溝にプラグを差すためのスペースを確保。
NW-ZX2専用レザーケース「CKL-NWZX2」
ソニーストア販売価格:9,880円(税別)
日本製の上質な天然皮革(牛革)を厳選して使用したレザーケース。天然素材の特徴を活かした革表面は、使うほどに艶や風合いが増していく。カバー付きなので、ディスプレイもしっかり保護する。
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ソニーストアでは限定として、アルファベット2文字を6種類のフォントから選んで刻印することができるイニシャル刻印サービス。
通常販売価格:300円+税のサービス料を、2015年1月15日(木)13時から2015年4月1日(水)11時までの期間限定で無料となっている。
また、「ソメスサドル」製のZX2専用オリジナルケースを作製。丁寧なステッチと、使い込むほどに風合いのでる、ナチュラル仕上げの牛革ならではの手触り。
単品通常価格:27,800円+税を、ZX2本体と同時購入で3,000円安くなる。
2件のコメント
128gbでは?
>Kさん
ありがとうございます!訂正させていただきました、大変失礼しました!